メックの基本構造

Last-modified: 2015-10-20 (火) 16:39:34

メックの基本構造

本ゲームは所謂First Person Shooterに分類されるが、一般的なミリタリーFPSとは異なる点も多々ある。
特にメック関連要素はゲームの基礎でありながら独自性の強い部分でもある為、初心者向けにここで解説する。

基本構成要素:パラメーター

Armor
言わずと知れたメックの耐久力を表す値であり、ゼロになるとそのメックは破壊される
主に攻撃を被弾する事で減少するが、高所から減速無しで着地した場合にも被害が発生する。
着地の衝撃でArmorがゼロになった場合も、勿論そのメックは破壊される。その場合は自殺扱いとなる。
但し、ブーストで高速移動中に障害物等に激突しても、被害を受ける事は無い。
Technician のみ他人のアーマーを回復することができる。
 
 
Fuel
ブースターを噴かす際に消費する燃料。
ブースター非稼動時には常時充填されていき、ブースト移動やホバリングの際に消費する。
Fuelがゼロになると上記のブースター使用行動が強制的に中断されるが、オーバーヒートの様な概念は無い。
一定量のFuelが再充填される時間は、Fuelを使い切っても切らなくても同じであり、
Fuelを使い切っても必要な量が再充填されれば、満タンまで待たなくてもブースターを使用可能
但し、機体が空中に浮いている間は、接地している状態に比べFuelの再充填は大幅に遅くなる。
尚、ブーストやホバリングでブースターを噴かしている間は継続的にFuelを消費していくが、
ドッジの場合はFuelの消費はしないが、瞬間的に回復が中断される。但し空中ドッジの場合は一定量消費する
また、ブースト移動中は両腕を後方に流す姿勢を取る為、一部スキル使用中のメックを除き銃器が発射不能になる
 
 
Heat
プライマリーやセカンダリーの武装発射で蓄積する熱量。プライマリーとセカンダリーで共通管理される。
上限まで達するとオーバーヒートし、完全に冷却完了するまで武装の発射が不可能になる。
オーバーヒートしてもしなくても基本の排熱速度は一定な為、オーバーヒートによるデメリットは小さくない。
尚、オーバーヒート中は計器類の表示も消えるが、Fuelが残っていればブースト移動やドッジ等は可能。
本ゲームはFPSでは珍しく武装の弾薬消費という概念が無く、このHeatにて兵器の使用が制限されている。
 
熱量が100たまるとメックはオーバーヒートしてしまうが熱量のたまりやすさは武器ごとに異なり、
同じ武器でもメックごとに熱のたまりやすさが異なる。
また、オーバーヒートからの復旧時間もメックごとに違っている。
 
自然放熱は最後の射撃から3秒以内は3.3/s放熱、
最後の射撃から3秒以降は急激に放熱速度が上がり、63/s放熱する。
オーバーヒートによる強制放熱は機体により3.75sから6sかかる。
 
 
Mini Map
画面左下に表示され、重要拠点や味方の位置、近くの敵を表示する。
敵のマップに写ってしまう条件としては敵の視界内一定距離まで近づく、敵から一定距離内で発砲やブースト、ジャンプ、ドッジを使用する、アイテムのポータブルスキャナーの範囲内に入る等がある。
レーダー半径は機体ごとに異なり、レーダー半径最大の機体は最小の機体の1.5倍以上の半径を持つ。
なお、アビリティ使用中のステルス機体はミニマップには映らない。
ポータブルスキャナーを使えば定期的にステルス中の機体の位置が分かる。
 
 
Energy
Siegeモードでのみ出現するパラメーターで、戦艦の発進に必要となる燃料
補給地点に移動する他、撃破されたメックや戦艦が落とすエネルギーから直接回収する事も可能。
メックの重量クラス毎に持ち運べる最大容量が異なっており、軽<中<重の順に容量が大きくなる。
現状は戦艦の発進以外に利用する要素は無く、運んでいる量に関わらずメックの性能には影響を与えない。
 
 
Mech Rank
XP(経験値)の蓄積で機体ごとにMech Rankが上がり様々な特典が得られる。現時点の最大値は5。
Rankの値それ自体が、メックの性能を直接的に変動させる訳ではないが、
新しい武装がHC購入可能になったり(MC購入はランクの制限を受けない)、装備品やスキンのアンロック等、各Mech Rank毎に定められた特典が得られる
高ランクで解放される武器も低ランク武器と特性が違うだけで高ラング武器のほうが強いというわけでは基本的にないため、Mech Rankが高いほど強いというわけではない。

基本構成要素:パーツなど

Primary Weapon(基本武器)
メックの左腕に装備される兵器。デフォルト設定ではマウス左クリックで発射し、熱を発生する。
各メック毎に最大3種類用意されており、Level上昇によってアンロックされ、戦闘中にも好みで換装する事が可能
腕部に装備する為、ブースト移動中は背後に向けられ発射出来なくなる。
 
 
Secondary Weapon(特殊武器)
メックの右腕に固定装備される兵器。デフォルト設定ではマウス右クリックで発射し、熱を発生する。
各メック毎に装備は固定されており、Level上昇に伴って性能強化はアンロックされるが、換装は出来ない。
腕部に装備する為、ブースト移動中は背後に向けられ発射出来なくなる。
 
 
Ability
各メック毎に備えられている固有の特殊機能。デフォルト設定ではFキーで使用する。
効果は強制排熱や一定時間の与ダメージ増加、砲台モードへの変形などメックの機種によって様々。
アビリティを使用後はクールダウンをおいて再使用可能になる。(ただし重量機の変形にクールダウンは無い)
クールダウンやアビリティの効果時間を示すゲージは、コクピット左下に表示される。
Rank上昇に伴う性能強化のアンロックはあるが、機能それ自体の変更は出来ない。
効果を発揮するにはパイロットが任意に起動する必要がある
 
 
Item
全てのメックには6つのItemスロットが用意されている。
プレイヤーはその6つのスロットに収まるように自由にアイテムを選ぶ事が出来る。
各ItemにMk1、Mk2、Mk3と分けられており、各ランクで性能差はないが、使用回数は異なる。
また同じ種類のアイテムは同時に積む事は出来ない(Mk1デトネイターとMk2デトネイターは同時に積めない)。
時間経過で回復することはなく、再出撃時に補充される。
 
アイテムのクールダウンはコクピット下部右のモニターに表示される。
(数字キーもしくはItem使用キーで使用可能でマウスホイールを使う事によりItem使用キーで発動するアイテムを切り替えることができる)
 
 
Repair Drone
全メックに標準装備されている自己修復装置。
起動すると三人称視点に変更され、機体がうずくまり、リペアドローンが周囲を飛び回る様子が見られる。
起動時と終了時にタイムラグがある事、修理中は完全に無防備になる事を除き、使用に制限は無い。
但し、修理中は被弾方向表示とArmor値以外の表示が消える事から、情報的にも無防備になる点には要注意。
修理中でもマウス操作で周囲を見回すことができるので警戒は怠らないようにしたい。
修理キーを押し続けている間は持続的にArmorが回復し続け、修理キーを離す事で終了する。
また、修理キーを押し続けていてもArmorが完全回復した時点で自動的に終了する。
修理中に被弾した場合一定時間回復が止まるため、敵の攻撃を食らいながら修理することは不可能であり、
修理中に襲撃を受けたら即座に修理中止して交戦する必要がある。
リペアドローンは変更することが出来るが、違いはドローンの見た目、エフェクト、SEなどであり、修理性能に違いはない。リペアドローンの変更は基本的に課金要素であり、少額課金が必要になる。
 
 
Consumables
本ゲームに於いて唯一、弾薬消費に類する概念のある消耗品。COOPのみ使用可
9種類用意されている内、3つを選んで携行する事が可能で、F1、F2、F3キーを押すと使用される。
急速冷却や回復など、様々な効果をもたらす。
使用時に一定数のチャージを消費し、補充にはHC及びMCが必要となる。
 
 
Internals
メックに様々な追加機能を与える内装。
空中でドッジが可能になったり、自身が瀕死になるとスピードが上がる等、その効果は多種多様。
Itemと同様こちらにも6つのスロットが用意されており、非力だがスロット消費1のMk1、中程度の効果でスロット消費2のMk2、強力な効果でスロット消費3のMk3に分かれている。
HUDのアーマーを表示しているバーの右上にアクティブ状態にあるインターナルが表示され、何もしない状態では暗めの色だがアクティブな状態になると明るく表示される。