クナイ

• 火柱や酸溜り、あるいはリーパーの鎌など敵の致命的な間接攻撃に対抗できる。
  特にマジックメイスの無い段階でウィルオウィスプの火柱に対応できるのは大きい。
• 全強化打ち消しと言う凶悪な効果を持つビホルダーのイレースビームに対抗できる数少ない武器の一つでもある。
• 壁を透過して攻撃可能。

• 相殺できない攻撃や、あるいは相殺しても弾数の関係でほとんど意味をなさない攻撃も少なくない。
• 対象一つに対しての投擲数は一つだけなので、単体相手の攻撃としては効率が悪い。
• 射程範囲内から標的を自動選択するため、敵が多い場合でも優先順位を選べない。
• 消費MPが凄まじい。
  短剣の適正職業であるハンターが使用した場合、チャージ時間は0.3秒で消費MPは20とダーツの約4倍。1秒間につき40以上ものMPを消費する事になる。
  この膨大なMP消費に対策を講じなければフロアを回りきる前にMPが尽き、肝心の飛び道具対策と言う役目を満足に果たせない。
  • 以上の2点のため、本来なら絶対的なメリットとなる「しゃてい+」のプレミアムも扱いを難しいものにしている。
    射程が広がる事により遠くの敵にも反応してしまい、その分のMP消費が無視できないものになる。
    くわえて飛び道具への対策に主眼をおくのなら、味方近くに飛んできたものに対処するだけで良いのでそもそも「しゃてい+」の必要性がない。
    クナイは敵を対象に使用され、範囲内に飛び道具などがあった場合「ついでに」攻撃の対象になる。このため射程内に敵がいない場合、足元の火や飛び道具を消さない。むしろ飛び道具対策に「しゃてい+」は必須。

• 先頭の操作キャラで飛び道具対策が必要な時のみ使う。
  最も無難な選択。ただし部屋に入った直後に大量の敵に囲まれている時などに正確な判断が出来るか、自身のプレイヤースキルを問われる。

• ハンター以外に持たせてクナイのチャージ時間を2倍にする。
  比較的無難な選択。
  種類が短剣なので適正職業のハンター以外で使用してもチャージ時間のペナルティが軽いのを逆に利用する。
  チャージ時間が二倍になれば、単位時間あたりの消費MPは半分になる。ただしその分大量の弾幕への対応能力は下がるので要注意。
  短剣との相性が悪くチャージ時間が10倍となるプリーストは真っ先に候補から外れる。
  残るはファイター、メイジ、サモナーの3職となるが、この中ではメイジが推奨される。
  ファイターは最大ＭＰが最も低いし、サモナーは最大ＭＰ・属性耐性ともにメイジに劣るため使う理由がない。

• クナイそのものに付いたMP関連のプレミアムで対処する。
  非推奨。
  飛び道具の打消しを目的としてクナイを使用する場合、最優先プレミアムは一度に複数の敵弾に対処できる「かず+」となる。
  その為、ＭＰ関連のプレミアムの優先度は低くおまけ程度に考えた方が良いのだが、そもそも短剣なのでＭＰ関連のエフェクトは最大MPが固定値で上昇する「MP+」と固有プレミアムの「コスト-」しか付かない。
  「MP+」は1枠最大で+100とクナイ5発分にしかならない。[コスト-」は1枠最大で-40%と中々だが、それだけでクナイ連発しつつフロアを回りきれるかと言うとやや疑問が残る。

• クナイ以外の装備のプレミアムで対処する。
  事実上必須。
  クナイは片手武器なので盾とお守りをＭＰ関係のプレミアムの付いたものにするだけで１フロア辺りの使用回数が大幅に増える。
  「MP+%」のプレミアムが付くお守りがリングだけと言う事は注意しておこう。
  盾を装備させる場合、盾の重さでディレイが長くなり、ジェネラルシールドだと結果的に他職に使用させた時と同様のチャージ時間となる。
  装備する盾は弾幕への対応力とMP消費の兼ね合いを考慮して決めよう。
  残り1枠の装備については以下のパターンが考えられる。
  • さらなるMP強化、または耐性を補う為に装備しない盾・お守りを持たせる。
  • 短剣のためMP関連についてやや心もとないが、クリスを持たせヘイスト要員を兼ねる。
  • 非適正のためチャージ時間が延びるが片手武器のため常に盾を装備でき、ＭＰ関連のプレミアムも付与される棍棒を持たせる。
  • MP吸収装備を持たせ、クナイで消費したMPを回復する。
    元からMPを吸い取るための装備であるスプリンクラー以外には剣・弓・短剣に「MPきゅうしゅう+」のプレミアムが付与される事がある。
    MP吸収装備としてはハーベストナイフが最適と言って良い性能を持つが、ユニークアイテムの為入手は困難。
    しかし、ハーベストナイフに匹敵するダーク・リングダガーはそれ以上に入手が困難なため、クナイを本気で運用したいなら狙うのもアリ。

ハンター
長所：素の攻撃力と命中率の高さから、色々なプレミアムのクナイを問題なく使える。壁越しのバフ役として優秀。低階層用の持ち替え片手武器が強力かつ豊富。
短所：火力としては実質一人分低下する。良プレミアム品orユニークでのMP補強が必要。

• クナイ専門
  クナイ・オリハルコン・耐性装備・ウィザードリング（若しくはこれに準ずるプレミアム付き）
  持ち替えによる隙すら作らず、必ず消すための安定重視型。他キャラの火力が十分であればMPが枯渇しきる前にたいていの敵は死んでいる。オリハルコンをつければ残り状態異常50%で済むため便利。
• ジェネラルシールド型
  クナイ・ジェネラルシールド・片手武器・耐性装備
  ジェネラルシールドをつければチャージ時間は1.5倍に伸びるため他職でのクナイと変わらない運用が出来る。中衛での盾役を兼ねてしまうので、MPとHPの両方を満たしたprが要求される。高回避ジェネラルシールドとかいう珍品も腐らず生かせるか。
  片手武器の候補は、クリス・ハーベストナイフ・チャクラム・テレク・ノックバッソ・シャムシール等。チャージ時間が比較的長いので重さによるペナルティはほぼない。ただしクナイばかり使用してあまり持ち替えないこともあり、注意が必要。
  低階層でのクナイ入れ替え候補にはさらにアームボウなどが入る。こちらは早すぎて影響はあれども誤差の範囲。

メイジ
長所：ＭＰの心配がない。
短所：攻撃力と命中率の低さから、敵本体へのダメージは期待できない。バフ杖など常時使用する武器との併用になるため、持ち替えによる隙が出来て至近弾に対応しきれないことがある。

• 単メイジ型
  クナイ・バブルロッド・パワーブレスレット・ミラーシールド等の状態異常装備orHP盾
  低階層ではクナイをフロストロッドに持ち替えておくことで、このメイジ一人で最低限の仕事を全て行える。パワーブレスレットはバフ杖との相性も良く、火柱や他の飛び道具を打ち消す時間を短縮できる。
  HPさえあればそうそう死なない。混乱からの味方への被害が気になるならミラシを。クナイにはかず必須。
• ブランド併用型
  フロストロッドorチャージロッド・クナイ・耐性＆MP補強装備・ウィザードリング（若しくはこれに準ずるプレミアム付き）　（×２～３人）
  ブランドの快適な運用のために複数のメイジを入れる場合、そこにクナイを持たせる。クナイの火力不足はブランドで補い、クナイメイジの弱点の隙は手数で補う。混乱にさえ慎重に対応できればかなりオススメ。
  乱戦になるとMP消費が膨大になるのでスプリンクラーをプリに持たせておきたい。
  沼以降はブランド杖をヒートロッドに持ち替え、一方にはバブルロッドを入れてもいい。安定して消すうえ後列のため反射の影響はほぼない。

サモナー
長所：メイジとほぼ同じ。
短所：メイジとほぼ同じ。さらに契約書には緑プレミアムがつかないためMP対策も必要。

• クリスナーガ型
  ナーガの契約書・クナイ＋クリス（＋じかん）orウィザードリングorパワーブレスレット（若しくはこれに準ずるプレミアム付き）orMP盾
  ナーガのためだけにサモナーを切れないのならいっそ他に仕事持たせてみたら意外と使えたパターン。
  サモナーはバフ杖を持つメイジと違い初手で必ずクリスを振るため、ハンターについでクリス役として優秀。クリス役が他にいるなら耐性装備やMP装備と入れ替えより安定する方向にもできる。
  スプリンクラーやブランチによるMP補強が入るとさらに安定する。ただそれでも弾を消す率はメイジと同じ3割程度。
  クナイに攻撃力％やダメージ％がついていたりブランドでの補強が見込めるならパワーブレスレットは要らない。メイジと違い契約書との相性も悪いので。
  サモナーは死んでもさほどパーティに悪影響を与えないので、思い切って中衛におくことも出来る。どうせ死ぬなら装備もあまりこだわらなくて済む。盾があれば意外と死なないのでお得。