大高麗民主連邦共和国

Last-modified: 2018-03-03 (土) 17:26:10

悠久で偉大な高麗革命旋風の聖地たる社会主義連邦、大高麗民主連邦共和国万歳!
だいこうらいみんしゅれんぽうきょうわこく
大高麗民主連邦共和国
大高麗民主連邦共和国国旗大高麗民主連邦共和国国章
写真 H29-12-27 21 49 41_0.jpg国章_0.png
国の標語強勢大国
国歌愛国歌
公用語高麗語(朝鮮語)
首都平壌直轄市
最大都市漢城直轄市
国家元首金成桂(きん せいけい)
国務評議長李炳瑞(り びょんそ)
国土面積220,571平方キロメートル
総人口76,184,374人
GDP3兆4060億人民ウォン
一人あたり221,000人民ウォン
建国1950年9月20日
通貨人民ウォン(KPW)
時間帯UTC +8:30(DST:なし)
ISO 3166-1PRK/KP
ccTLD.kp
国際電話番号850
国花木蘭(もくらん)
議会最高人民評議委員会
与党高麗人民躍進党
Twitter@ko_rai_country

国名

国名由来

我が国の国名は主に「大高麗」「民主連邦共和国」に分けて解説されることが多く、それに従い解説する。


【大高麗】
現領土たる高麗半島、及びその民族たる高麗民族の名を冠して付けられた。
高麗という名は古代の統一国家「高麗」に起源があるが、中近世や近代に於いては「朝鮮」という名が世界的に使われていた。
建国当初、朝鮮の名を使用することも検討されていたが、建国の父たる金月成国家主席は
「半島が統一され、民族自治の大いなる夢が叶った今こそ、伝統的な高麗の名を使うべきだ」と述べられ現国名となった。

【民主連邦共和国】
建国以前、高麗半島は38度線を国境として分割統治されていた。
金月成国家主席は南部地域を解放することに成功し、高麗半島の統一がなされた。(詳細は歴史を参照)
その経緯を踏まえ現国名には二つの国家があったことを示す「連邦」の名が付与された。

歴史上の国名

高麗朝
→古代から中世に存在した、高麗半島初の統一王朝。

高麗國
→紫娜王朝の冊封体制下に於ける国号。

高麗王国
→1846年の革命時に紫娜王朝の冊封体制から脱し、改めて開かれた高麗半島統一王朝国家。

北朝鮮人民共和国
→独立後~民族統一戦争まで高麗半島北部地域で使用されていた国名。

大韓王国
→独立後~民族統一戦争まで高麗半島南部地域で使用されていた国名。

民主朝鮮共和国
→民族統一後、朝鮮統一国家建国準備委員会(統建準)が暫定的に使用した国名。今現在、我が国の大手新聞「民主朝鮮新報」にその面影を見ることができる。

政治

政治体制

政治体制は高麗主部思想(コリョ思想)に基づく社会主義体制(社会主義人民共和制)をとる。また憲法序文で、軍事が全てに優先するという優軍思想が高麗主部思想と共に社会主義体制を建設するための中核思想と定められている。

最高領導者

憲法序文は「大高麗民主連邦共和国は偉大な首領金月成同志及び偉大な指導者金月桂同志の思想及び領導を具現した高麗民族の社会主義祖国である。」という文章から始まっており、卓越した領導者一族の領導方針が国家の根幹にある。

最高領導者は国家においては大高麗民主連邦共和国 国家運営最高評議委員会委員長、大高麗民主連邦共和国 最高人民評議委員会最高委員長、大高麗民主連邦共和国 国家運営評議会最高議長、大高麗民主連邦共和国軍事領導局最高局長を務める。党においては高麗人民躍進党中央委員会委員長、軍においては共和国英雄元帥(現時点)の階級を保有した高麗革命軍最高司令官と、時代によってその役職は変遷するものの、一貫して国家、党、軍の最高の職位を兼職している。

政治組織概要

党による国家方針最高領導機関の下位に三権機関及び軍を配置する。

国家方針最高領導機関

《国家運営最高評議委員会(非常会)》
・国家運営最高評議委員会常任委員会

議会

《最高人民評議委員会(非常会)》
・最高人民常任評議委員会(常会)

行政

《国家運営評議会(常会)》

○内務委員会
○司法委員会
・検察院
・公安調査院
○外交委員会
○財務委員会
・徴税院
○人民教育委員会
・文化保護振興院
・運動競技院
○労働監督委員会
○産業委員会
・林野院
・水産院
・資源監督院
○特級文化擁護委員会
・特級文化振興院
・特級文化宣伝院
・禁裏院
○国土交通委員会
・国家観光局
・気象院
・防災院
・海洋保衛局
・朝鮮鉄路局
・高麗人民航空
○環境保全委員会

司法

《司法統括評議会》
○国家大法院
○国家地方法院
○国家簡易法院
○国家政治法院

《軍事領導局》
○国防中央委員会
・高麗革命軍陸軍
・高麗革命軍海軍
・高麗革命軍空軍
・高麗革命内務軍

○戦略中央委員会
・高麗革命軍戦略軍
・高麗革命軍特殊作戦軍
・海外駐留軍統括事務局

○保安中央委員会
・国家保安維持局
・軍事保衛部

組織図

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地方行政区分

地方行政区分一覧

大高麗民主連邦共和国全図
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番号地方行政区名行政管轄都市名
平壌直轄市
漢城直轄市
咸鏡総道(ハムギョンチョンド)咸興地方行政市
慈江総道(チャガンチョンド)元山地方行政市
平安総道(ピョンアンチョンド)新義州地方行政市
黄海総道(ファンへチョンド)沙里院地方行政市
京畿総道(キョンギチョンド)仁川地方行政市
江原総道(カンウォンチョンド)大田地方行政市
慶尚総道(キョンサンチョンド)大邱地方行政市
全羅総道(チョルラチョンド)光州地方行政市

地方行政区概要

咸鏡総道


行政管轄都市
咸興地方行政市

道内区分
・咸鏡北道行政群
・咸鏡南道行政群

概要
〇咸鏡北道行政群
山間部が多く、耕地に適さない。また、大陸性気候の影響で冬季に於ける雨量は余りにも少ない。
地下資源が多く重工業が発展している。

○咸鏡南道行政群
3つの高山が聳え立っており、原始林も多い。水産資源も豊富で、漁業が盛ん。ダム湖も存在しておりがあり、水力発電所が稼働している。北道と同じく地下資源も豊富で、沿岸部には化学工業や機械工業が中心の工業地帯が形成されている。

慈江総道


行政管轄都市
元山地方行政市

道内区分
・両江道行政群
・慈江道行政群

概要
○両江道行政群
高原地帯に位置し、平均標高は1000m以上で非常に寒い地域。林業が盛んで雲母やマグネサイトなどの資源も豊富。また同国に於いて革命の聖地たる「白頭山」が存在し、同国の権威的象徴を有している。

○慈江道行政群
部分が山間部であり、大陸性の気候の為寒さが厳しい地域である。
その土地を活かし、軍需産業の拠点の一つとしてあげられる。

平安総道


行政管轄都市
新義州地方行政市

道内区分
・平安北道行政群
・平安南道行政群

概要
○平安北道行政群
海沿いには平野が広がり、北東部には山がそびえたつ。
ダムが多く、鴨緑江本流にある水豊赤旗ダムは同国の電力生産の中心。また機械工業が盛ん。

○平安南道行政群
東部には高麗半島の分水嶺である狼林山脈が南北に走る。西部から南部にかけては大同江が流れている。
農業、工業が発達しており、石炭などの地下資源にも恵まれている。道内には同国トップクラスの港がある。

黄海総道


行政管轄都市
沙里院地方行政市

道内区分
・黄海北道行政群
・黄海南道行政群

概要
○黄海北道行政群
金、石灰石、タングステンなど地下資源が豊富。昔から林檎の生産が盛んである。

○黄海南道行政群
平野が広く、高麗半島有数の平野がある。農業は米、綿花、とうもろこしなどが多く生産され、北朝鮮でも特に農業が盛んである。水産業は黄海沿岸で盛ん。鉱物は金、銀、亜鉛など資源が多い。

京畿総道


行政管轄都市
仁川地方行政市

道内区分
・京畿道行政群
・忠清南道行政群

概要
○京畿道行政群
気候は、夏冬の気温差が激しい大陸性気候である。夏の雨量は多く冬は少ない。
漢城直轄市の背後生産団地として電子、機械、重化学、鉄鋼などの重工業と繊維などの軽工業、農畜水産、林業などの各種産業が発達している。

○忠清南道行政群
道の3分の1の面積は農用地である。農業以外では漁業も重要な産業である。220平方キロメートルに及ぶ塩田があり、また道南部では金、銀、石炭などが採掘される。

江原総道


行政管轄都市
大田地方行政市

道内区分
・江原道行政群
・忠清北道行政群

概要
○江原道行政群
全体的に山間部が多い。内陸部は寒さが厳しい。また雪量も多い。
その気候条件もあり、ジャガイモ、トウモロコシの生産が盛んである。

○忠清北道行政群
山間部が大半を占める。気候は内陸部なので寒暖の差が激しい。道内の小白山脈は国定公園に指定されており、観光地の一つである。
農業が盛んで、米、大豆、大麦、サツマイモなどを生産している。高麗人参、タバコの葉の生産においては同国有数である。また、絹織物の生産は道の重要産業の一つである。

慶尚総道


行政管轄都市
大邱地方行政市

道内区分
・慶尚北道行政群
・慶尚南道行政群

概要
○慶尚北道行政群
盆地であるため、同国でもっとも暑い地域であるといわれる。
農業が重要な産業のひとつであり、米、豆、ジャガイモ、大麦などが生産される。酪農業も営まれる。漁業もまた盛んであり、甲殻類、海藻、イカが漁獲される。

○慶尚南道行政群
同国有数の穀倉地帯といわれる。米、豆、ジャガイモ、大麦なども生産される。また、綿花、胡麻、果実の生産も盛んである。同国でもっとも漁業が盛んな地域のひとつであり、多くの海産物が水揚げされる。

全羅総道


行政管轄都市
光州地方行政市

道内区分
・全羅北道行政群
・全羅南道行政群

概要
○全羅北道行政群
東部には高原が広がり西部は平野である。平野には4本の河川(蟾津江、万頃江、東津江、錦江)が流れる。
西部の平野は同国有数の穀倉地帯の一つである。米以外の主な生産物は綿花、大麦、麻、カジノキ。カジノキは「韓紙」に加工され、障子などに使われる。東部においては牧畜が盛んに営まれる。

○全羅南道
一部は山地であるが、ほとんどは平野である。平野の雨量は多く、穀倉地帯を形成する。また、高麗半島で最も温暖な気候である。これらの地理条件のために農業が発達し、主に米、小麦、大麦、ジャガイモが生産される。
少量であるが金、石炭といった地下資源が採掘され、付随する工業もその地域で発達している。

軍事

概要

高麗革命軍、朝鮮軍とも。陸軍・海軍・空軍・弾道ミサイルを運用する戦略軍・内務軍・特殊部隊を統括する特殊作戦軍の各兵科により編成されている。大高麗民主連邦共和国社会主義憲法第11条の規定により、制度上は高麗人民躍進党の指導を受けるとされる。ただし優軍政治を掲げた金月桂総書記執権時には「国家主権の最高軍事指導機関かつ全般的国防管理機関」と定められた国防委員会の全面的な指揮・統制を受け、特に党の指導が形骸化したという指摘があった。金成桂委員長時代になってからは軍事的な意思決定は国家運営最高評議会中央軍事局が担うようになっており、2016年に国防委員会は廃止された。

基本データ

創設正規軍1948年2月8日(1932年4月25日)
派生組織高麗革命軍陸軍
高麗革命軍海軍
高麗革命軍空軍
高麗革命軍戦略軍
高麗革命内務軍
高麗革命軍特殊作戦軍
労農赤衛隊
本部平壌
副本部漢城
幹部高麗革命軍最高司令官金成桂共和国英雄元帥
人民武力相全永植高麗革命軍大将
総政治局長朴正哲次帥
総参謀長金明秀次帥
現総人員正規軍1,600,000
予備役:8,420,000

陸軍

高麗革命軍の根幹であり70万人の規模を誇る。
しかしながら兵器に関しては前時代的なものが半分近くあり、「万里馬軍拡元年」宣言による近代化が期待される。
陸軍は15個の軍団で構成されている。軍団の内訳は、前後方軍団9個、機械化軍団2個、国境警備司令部、ミサイル指導局、軽歩兵教導指導局、直轄市防御司令部などである。

海軍

約35万人が所属し、約340隻の艦船(総トン数:506,000t)、約300機の航空機(内航空母艦搭載機70+30×2機)が配備されている。
木蘭級駆逐艦6隻(8000tクラス)・平壌級駆逐艦10隻(5000tクラス)からなる主力艦は我が国の海洋防衛の中核を担っている。

航空母艦事情

2018年度予算により、遂に目標であった航空母艦建造費捻出が叶い、通常動力航空母艦1隻(80000tを計画)・通常動力軽航空母艦2隻(45000t2隻)が建造された。
また日国より譲渡された軽航空母艦(27000t級)も改装工事が行われた。
それに付随して木蘭級1隻・平壌級4隻・通常動力潜水艦(2000tクラス)2隻・補給艦3隻の建造も必要とされ、海軍史上最大の一大プロジェクトとされる。
幸いなことに航空母艦はある程度完成していた為問題なかったが、航空母艦の支援艦群の建造費は非常に高くなり、2018年通常大会に於いても陸空軍と激しい口論が巻き起こった。
最終的に金成桂委員長の「海軍増強は民族100年の計」発言により認可された。
航空母艦が就役後は木蘭級・平壌級を中心に空母機動部隊が編成されるとみられる。

空軍

20万人が所属し、約2400機の航空機が配備されている。
全体の4割近くの航空機は既に旧式化しており、上記の陸軍と同じく「万里馬軍拡元年」による機体更新を進めていく予定。
陸海戦略軍との予算争いは熾烈で、また海軍の航空母艦搭載機の運用は海空共同でやるべきと主張しているが、唯我独尊の海軍はこれを拒否しており非常に関係が悪い。

内務軍

15万人が所属。2010年初旬に人民保安省が人民保安部に格上げされたと同時期に人民保安省所属であった人民警備隊、並びに人民保安機関を再編した治安組織である。
建設作業や施設警備等の従来の人民警備隊の業務や、治安活動を行う保安員や交通保安員の業務はそのまま担当部署において引き継がれ、業務ごとに部門が別れる。
新設された新部隊である「爆風軍団」においては一般国民はもちろんのこと、人民軍全体から秘密警察組織である国家安全保衛部、その所属の国境警備隊の不正取り締まりの権限をも与えられる特殊治安機関とされる。

戦略軍

5万人が所属。一部兵器運用については陸軍と合同。戦略・戦術ミサイルをはじめとするミサイル兵器類や核開発を領導する。金月桂総書記時代は生物兵器・化学兵器の研究開発も行なっていたが、金成桂委員長による「非人道的兵器離脱宣言」により今は管理のみに留まっている。
金成桂委員長肝いりの軍であり、戦略軍上層部は軍の中でもかなりの特権階級的扱いを受ける。

特殊作戦軍

20万人が所属。要人暗殺やインフラ破壊などの浸透作戦に従事する。
高麗革命軍でも非常に情報が少ない軍で、具体的な活動内容や予算等は全てヴェールに包まれている。

労農赤衛隊

予備役軍人は全員属する。労農赤衛隊の指揮機関としては、党中央委員会に民防衛部があり、各道、市、郡(区域)党委員会には民防衛部があり、訓練と動員を指揮する。
使用兵器は主に1960~80年代の旧式兵器であり、実戦運用よりは一定の防衛技術の取得に主眼が置かれている。
有事の際は地元を守る最後の砦として日々鍛錬に励む。

外交

国交締結国情報

国名在麗大使館・領事館所在地海外大使館所在地
海田市帝国平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-1・漢城直轄市竜山区域漢南洞1-2
福信国平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-2・漢城直轄市竜山区域漢南洞1-1・大邱地方行政市中区域邑城洞1-1・咸興地方行政市興南区域内湖洞1-1
紫娜國平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-3・漢城直轄市竜山区域漢南洞1-2・大邱地方行政市中区域邑城洞1-2
大日帝国平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-4
大和共和国平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-5
大瑞穂帝国平壌直轄市大同江区域紋繍一洞1-6

外交往来履歴

国名(略記)開催国日付目的結果
華・櫻18年1月14日広州会議広州宣言採択。広州機構設立
華国18年1月15~19日首脳会談2条約締結
日国18年1月26~29日首脳会談1条約締結

締結条約情報

麗華間

麗華軍事活動条約
麗華間の安全保障・軍事協力について定めた条約。
相互不可侵や周辺海洋に於ける合同軍事演習について規定。

麗華多分野推進条約
交通・資源開発・電力について定めた条約。麗華間の亜州国際鉄路の開通や西朝鮮湾一帯の資源開発、華国による麗国内原発建設協力などについて規定。

麗和間

麗和島嶼警備保障条約(18年1月5日締結)
和国による竹島ミサイル部隊配備問題(18年1月)を経て、締結された条約。
相互不可侵と竹島~鬱陵間を共同警備区域として保安する旨を中心に構成。

麗日間

麗日安全保障条約(18年1月27日締結)
麗国軍の日国駐留(在日麗軍)について定めた条約。
在日麗軍駐留費や在日麗軍基地内敷地の主権保持国(麗国)その他在日麗軍と日国の関係性を中心に規定。