しんかみんこくこくぐん
清華民国国軍(華文:清華民國國軍、英:Republic of Tsinghua Armed Forces)、通称華国軍は、清華民国の国軍である。
しんかみんこくこくぐん 清華民国国軍 清華民國國軍 | |
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清華民国国軍紋章 | |
創設 | 1911年10月21日 |
最高司令官 | 第23代清華民国大総統 銘誠津 |
国防部長 | 第41代清華民国国防部長 蒋徐祥 |
参謀長 | 第13代国防部参謀本部参謀総長 李至清 |
派生組織 | 清華民国陸軍 |
清華民国海軍 | |
清華民国空軍 | |
清華民国憲兵 | |
徴兵制度 | 満19歳以上の男子(12ヶ月間) |
予算 | 2兆5127億1720万元(2017年) |
軍費/GDP~国の標語 | 2.2%(2017年) |
国内供給者 | 5大軍工集団 |
清華兵器装備工業集団 | |
清華航空工業集団 | |
清華航天科技科工集団 | |
清華船舶重工業集団 | |
清華核工業集団 | |
華国翡翠重工業 | |
華国翡翠電機 | |
金寧重工業 | |
金寧造船 | |
上海造船 |
概要
清華民国国軍は、清華民国の国軍であり、辛亥革命時に結成され、後の国軍となった国民革命軍の後継組織である。
清華民国軍は清華民国憲法第36条に規定されており、清華民国大総統が陸海空軍の統帥権を持つ。国防部組織法・国防部参謀本部組織法・国防部政治作戦局組織法・国防部軍備局組織法・国防部軍医局組織法・国防部主計局組織法の、いわゆる国防六法で定義されている。
徴兵制度を採用しており、満19歳以上の男子国民は、常備兵役として12カ月間の兵役義務を有する。良心的兵役拒否権が認められていた。兵役では、基礎訓練と専門訓練をそれぞれ8週間ずつ行う。基礎訓練は1日8時間の計320時間、専門訓練は1日7時間の計280時間。訓練終了後は予備役に編入される。訓練終了時の合格基準は、基礎は腹筋運動と腕立てを2分間25回ずつと19分以内の3000メートル完走、専門段階では腹筋と腕立てを2分間32回ずつと17分以内の3000メートル完走となっている。
清華民国国軍は、正規軍で約156万2600人、予備役で約756万人の兵力を擁しており、正規軍の内訳は陸軍76万8400人、海軍28万4100人(陸戦隊17万4500人)合計約45万8600人、空軍約24万9200人、憲兵8万6400人である。主力戦車3,500両以上、航空母艦3隻、駆逐艦・フリゲート艦50隻、潜水艦32隻、作戦機約4,900機となっている。
清華民国軍は、その広大な領土と7億の国民を対外脅威から防衛する為に、戦術核兵器をはじめとした大量破壊兵器を保有している。
清華民国の軍管区
歴史
辛亥革命最中の1911年10月21日、華国同盟会総理で後の初代清華民国大総統である孫大山、黄克強によって国民革命軍が結成された。皇帝退位による革命の終焉によって国民革命軍は清華民国の国軍となり、当時は軍閥が割拠していた清華民国の統一のために組織された。
三民主義のイデオロギーに基づき指導が行われ、党、政府、軍の区別がはっきりしないことが度々あった。軍の将校の多くは広州孫黄軍官学校を卒業し、この学校の最初の校長であった韓暁雄は1925年、後に成功する統伐が開始される前に国民革命軍の最高司令官に就任した。
1940年代の国民革命軍は最も兵員を抱えていた期間であり、その規模は約1200万人とされている。
当時は国産兵器の開発が遅れ10年前の時代遅れの装備を配備しており、兵士の民度も極めて低いなど弱体化していた。
そのため、1947年に大総統に就任した魯宝国は富国強兵政策を掲げ、国民革命軍の再編成を指示し、1950年までに1000万人を越えていた兵員を230万人に減少させ、新規装備の配備に力を注ぎ、軍の近代化に務めた。
1952年、陸軍航空部と海軍航空部が独立、統合され、空軍が結成された。魯宝国は当時少数の航空機で構成されていた空軍の拡張を行い、1960年までには各国の水準に追い付くまでに成長した。
1962年、華国初の航空母艦である『広東』が就役された。その後、海軍は安定した拡張が続き、2009年には華国初の原子力航空母艦の就役、現在では原子力空母に加え原子力潜水艦やミサイル駆逐艦を抱える世界最大規模の海軍力を誇るまでとなっている。
拡張を続ける海軍と空軍に比べ、陸軍は規模の縮小が続いた。1977年に大総統に就任した習中傭は陸軍の縮小を訴え、兵員は100万人をきった。
1985年4月24日、習中傭は国民革命軍結成以来の大改革を行い、国民革命軍は清華民国国軍へと名称を変えた。大元帥は廃止され、軍隊の縮小と編成の簡略化が行われた。
1987年、清華民国初の核実験が成功し、核保有国となった。1992年には水爆実験に成功し、以来清華民国軍は戦略核兵器を自国に対する脅威への抑止を目的とし配備している。
2017年現在、新型主力戦車や戦闘機、艦艇の配備が行われ、清華民国国軍は充実した兵力を有する。
構成
陸軍
清華民国陸軍は大別して、陸軍参謀本部と大小様々な部隊および機関からなる。 陸軍参謀本部は国防部長の幕僚機関として、計画の立案や部隊等の管理運営を調整し、国防部長を補佐する。
部隊とは、十分な兵器を装備し、戦闘に従事するかまたはそれを支援する能力を有する組織をさし、管轄区域単位として方面軍、戦略単位として集団軍、作戦単位として師団・旅団、戦術単位として群・連隊・隊・大隊といった部隊編制を有する。これらの部隊は、それぞれに警備担任区域を有しており、平時の防衛警備を担任する。
陸軍の有する管轄区域単位・戦略単位・作戦単位は下記のとおりである。
編成
- 陸軍参謀本部(南京首都特別市)
- 東北方面軍(黒竜江・吉林・遼寧・興安・熱河・哈爾浜・大連)
- 第2集団軍(司令部:瀋陽市)
- 第4自動化歩兵師団
- 第6自動化歩兵師団
- 第29自動化歩兵師団
- 第7機械化師団
- 第9機械化師団
- 第15機械化師団
- 第6装甲師団
- 第3工兵旅団
- 第1防空砲兵旅団
- 第1空挺旅団
- 第12通信旅団
- 第13空挺旅団
- 第2集団軍(司令部:瀋陽市)
- 第7集団軍(司令部:哈爾浜特別市)
- 第13自動化歩兵師団
- 第15自動化歩兵師団
- 第27自動化歩兵師団
- 第6機械化師団
- 第16機械化師団
- 第10装甲師団
- 第18防空砲兵旅団
- 第14砲兵旅団
- 第17通信旅団
- 第16工兵旅団
- 第11集団軍(司令部:丹東市)
- 第12自動化歩兵師団
- 第14自動化歩兵師団
- 第18自動化歩兵師団
- 第9装甲師団
- 第14独立高射砲旅団
- 第11砲兵旅団
- 第16通信旅団
- 第12工兵旅団
- 華北方面軍(察哈爾・河北・山東・綏遠・山西・河南・陝西・北京・天津・青島・西安)
- 第1集団軍(司令部:北京特別市)
- 首都機械化歩兵師団
- 第1自動化歩兵師団
- 第15砲兵旅団
- 第13機甲旅団
- 第13防空砲兵旅団
- 第1集団軍(司令部:北京特別市)
- 第4集団軍(司令部:済南市)
- 第2自動化歩兵師団
- 第5自動化歩兵師団
- 第2装甲師団
- 第11歩兵旅団
- 第11空挺旅団
- 第14空挺旅団
- 第10集団軍(司令部:西安特別市)
- 第9自動化歩兵師団
- 第10自動化歩兵師団
- 第2機械化師団
- 第5装甲師団
- 第14防空砲兵旅団
- 第11独立高射砲旅団
- 華東方面軍(江蘇・浙江・安徽・福建・湖北・江西・台湾・南京・上海・武漢・厦門)
- 第3集団軍(司令部:南京首都特別市)
- 第3自動化歩兵師団
- 第4機械化師団
- 第1装甲師団
- 第16防空砲兵旅団
- 第12空挺旅団
- 第15通信旅団
- 第3集団軍(司令部:南京首都特別市)
- 第8集団軍(司令部:武漢特別市)
- 第7自動化歩兵師団
- 第3機械化師団
- 第4装甲師団
- 第15防空砲兵旅団
- 第18通信旅団
- 第11工兵旅団
- 華南方面軍(広東・広西・海南・貴州・雲南・湖南・広州・深圳・香港・澳門)
- 第5集団軍(司令部:広州特別市)
- 第8自動化歩兵師団
- 第5機械化師団
- 第6装甲師団
- 第12独立高射砲旅団
- 第11砲兵旅団
- 第16通信旅団
- 第12工兵旅団
- 第5集団軍(司令部:広州特別市)
- 第9集団軍(司令部:貴陽市)
- 第8機械化師団
- 第10機械化師団
- 第11装甲師団
- 第20通信旅団
- 第19工兵旅団
- 西北方面軍(蒙古・寧夏・甘粛・新疆)
- 第6集団軍(司令部:蘭州市)
- 第21自動化歩兵師団
- 第14機械化師団
- 第15装甲師団
- 第14独立高射砲旅団
- 第19砲兵旅団
- 第26通信旅団
- 第20工兵旅団
- 第12集団軍(司令部:庫倫市)
- 第23自動化歩兵師団
- 第24自動化歩兵師団
- 第12機械化師団
- 第16装甲師団
- 第28砲兵旅団
- 第21通信旅団
- 第25工兵旅団
- 西南方面軍(青海・西蔵・四川・重慶)
- 第13集団軍(司令部:西寧市)
- 第22自動化歩兵師団
- 第26自動化歩兵師団
- 第28自動化歩兵師団
- 第14装甲師団
- 第16砲兵旅団
- 第21通信旅団
- 第24工兵旅団
- 第13集団軍(司令部:西寧市)
- 第14集団軍(司令部:成都市)
- 第25自動化歩兵師団
- 第30自動化歩兵師団
- 第17機械化師団
- 第1装甲師団
- 第16砲兵旅団
- 第21通信旅団
- 第23工兵旅団
- 第15空挺旅団
海軍
清華民国海軍の主な目的は、華国の海洋権益に対する脅威や侵略の抑止であり、華国の政治、経済、華国周辺の海域での安全性の確保と、災害救援などの人道的支援を通じて国際関係を強化することにある。
原子力空母3隻と揚陸艦18隻、原子力潜水艦32隻を中核に、70隻以上の駆逐艦とフリゲートなど主要水上戦闘艦約160隻、戦闘機や対潜哨戒機などの作戦機約1,250機を保有する。
編成
- 海軍参謀本部(南京首都特別市)
- 第1艦隊(寧波市)
- 第11空母戦闘部隊
- 第12揚陸部隊
- 第13潜水艦部隊
- 第14哨戒部隊
- 第15上陸部隊
- 第2艦隊(大連特別市)
- 第21空母戦闘部隊
- 第22揚陸部隊
- 第23潜水艦部隊
- 第24哨戒部隊
- 第25上陸部隊
- 第3艦隊(広州特別市)
- 第31空母戦闘部隊
- 第32揚陸部隊
- 第33潜水艦部隊
- 第34哨戒部隊
- 第35上陸部隊
- 第4機動艦隊(上海特別市)
- 第41任務部隊
- 第42任務部隊
- 第43任務部隊
- 第5機動艦隊(高雄市)
- 第51任務部隊
- 第52任務部隊
- 第53任務部隊
- 第6機動艦隊(広州特別市)
- 第61任務部隊
- 第62任務部隊
- 第63任務部隊
- 第7機動艦隊(海口市)
- 第71任務部隊
- 第72任務部隊
- 第73任務部隊
- 海軍航空隊
- 第1空母航空団
- 第2空母航空団
- 第3空母航空団
- 第4航空師団(青島市)
- 第5航空師団(上海特別市)
- 第6航空師団(高雄市)
- 第7航空師団(深圳特別市)
- 第8航空師団(海口市)
- 海軍陸戦隊
海軍の揚陸艦艇を運用した上陸作戦や対上陸作戦および特殊作戦を遂行する。有事には機動力を生かし緊急即応部隊としての役割を果たす。平時においても災害派遣、平和維持活動などMOOTWを実施する。- 第1陸戦師団(寧波市)
- 第2陸戦師団(寧波市)
- 第3陸戦師団(湛江市)
- 第4陸戦師団(湛江市)
- 第5陸戦師団(高雄市)
- 第6陸戦師団(福州市)
空軍
空軍の兵種は、主として航空兵、地上防空兵、レーダー兵、空挺兵、通信兵、電子対抗兵、技術偵察兵、化学兵器防護兵などから成る。
航空兵部隊は、作戦機約3,750機を有し、その構成は戦闘機は約2,750機、攻撃機/爆撃機は約600機、輸送機は約400機となっている。また現代の航空戦に必須なAWACS機、電子戦機、空中給油機も保有している。
これらの航空機を運用する部隊のほかに、地上から防空任務を担う部隊を持っている。地上防空兵は運用装備の違いにより高・中高度地対空ミサイルを運用する部隊、短射程地対空ミサイルを運用する部隊、高射機関砲を運用する部隊がある。高・中高度地対空ミサイルを運用する部隊は政府庁舎・放送局・通信施設・発電所・重要工場・貯油施設/ガスタンクなどの重要インフラを含む都市など大エリアの防空を任務とする。
短距離地対空ミサイルを運用する部隊は主として基地防空を担い、空軍の所掌する航空施設やレーダーサイト、防空指揮所等を防空する。
また低空侵入する航空機や、亜音速で低飛行する巡航ミサイルに対しては、高射機関砲の使用も有効な場合があり地上防空部隊の装備品となっている。
編成
- 空軍参謀本部(南京首都特別市)
- 東北方面軍(黒竜江・吉林・遼寧・興安・熱河・哈爾浜・大連)
- 第2戦闘機群
- 第5戦闘機群
- 第11戦闘機群
- 第1戦略航空群
- 第3戦略航空群
- 第12空中給油航空団
- 第13空輸航空団
- 第14救難航空団
- 第12医療航空団
- 第13宇宙航空団
- 第11偵察飛行隊
- 第24偵察飛行隊
- 華北方面軍(察哈爾・河北・山東・綏遠・山西・河南・陝西・北京・天津・青島・西安)
- 第1戦闘機群
- 第6戦闘機群
- 第2戦略航空群
- 第11空中給油航空団
- 第11空輸航空団
- 第15救難航空団
- 第11医療航空団
- 第11宇宙航空団
- 第22偵察飛行隊
- 華東方面軍(江蘇・浙江・安徽・福建・湖北・江西・台湾・南京・上海・武漢・厦門)
- 第3戦闘機群
- 第10戦闘機群
- 第4戦略航空群
- 第12空輸航空団
- 第16空輸航空団
- 第11救難航空団
- 第12医療航空団
- 第14宇宙航空団
- 第23偵察飛行隊
- 華南方面軍(広東・広西・海南・貴州・雲南・湖南・広州・深圳・香港・澳門)
- 第4戦闘機群
- 第8戦闘機群
- 第13空中給油航空団
- 第13空輸航空団
- 第14空輸航空団
- 第12救難航空団
- 第13医療航空団
- 第12宇宙航空団
- 第25偵察飛行隊
- 西北方面軍(蒙古・寧夏・甘粛・新疆)
- 第7戦闘機群
- 第15空輸航空団
- 第18空輸航空団
- 第14空中給油航空団
- 第16救難航空団
- 第14医療航空団
- 西南方面軍(青海・西蔵・四川・重慶)
- 第9戦闘機群
- 第5戦略航空群
- 第17空輸航空団
- 第12救難航空団
- 第15医療航空団
- 第15宇宙航空団
- 第26偵察飛行隊
憲兵
平時には清華民国の警察機関の一つとして、警察などとともに警察活動を行う。有事には戦闘部隊として機能する。
一般の警察と同等の機能と軍隊としての機能とを併有している。組織管理面において国防部の傘下にあり、軍事任務については国防部の指揮を受ける。警察任務については内政部、環境保護や在外公館の保護などその他の任務については、関連官庁の指揮を受ける。
編成
※【】内は指揮部所在地
- 清華民国憲兵本部(南京首都特別市)
- 機甲憲兵隊
- 東北管区憲兵隊(黒竜江・吉林・遼寧・興安・熱河・哈爾浜・大連)
- 第11機甲憲兵群
- 第31機動憲兵群
- 第32機動憲兵群
- 東北管区憲兵隊(黒竜江・吉林・遼寧・興安・熱河・哈爾浜・大連)
- 華北管区憲兵隊(察哈爾・河北・山東・綏遠・山西・河南・陝西・北京・天津・青島・西安)
- 第12機甲憲兵群
- 第33機動憲兵群
- 第34機動憲兵群
- 華東管区憲兵隊(江蘇・浙江・安徽・福建・湖北・江西・台湾・南京・上海・武漢・厦門)
- 第13機甲憲兵群
- 第35機動憲兵群
- 第36機動憲兵群
- 華南管区憲兵隊(広東・広西・海南・貴州・雲南・湖南・広州・深圳・香港・澳門)
- 第14機甲憲兵群
- 第37機動憲兵群
- 第38機動憲兵群
- 西北管区憲兵隊(蒙古・寧夏・甘粛・新疆)
- 第15機甲憲兵群
- 第39機動憲兵群
- 第40機動憲兵群
- 西南管区憲兵隊(青海・西蔵・四川・重慶)
- 第16機甲憲兵群
- 第41機動憲兵群
- 第42機動憲兵群
- 南京首都管区憲兵隊(南京首都特別市)
- 第11機甲憲兵群
- 第51機動憲兵群
- 上海管区憲兵隊(上海特別市)
- 第12機甲憲兵群
- 第52機動憲兵群
- 北京管区憲兵隊(北京特別市)
- 第13機甲憲兵群
- 第53機動憲兵群
- 天津管区憲兵隊(天津特別市)
- 第14機甲憲兵群
- 第54機動憲兵群
- 広州管区憲兵隊(広州特別市)
- 第15機甲憲兵群
- 第55機動憲兵群
- 深圳管区憲兵隊(深圳特別市)
- 第16機甲憲兵群
- 第56機動憲兵群
- 哈爾浜管区憲兵隊(哈爾浜特別市)
- 第17機甲憲兵群
- 第57機動憲兵群
- 武漢管区憲兵隊(武漢特別市)
- 第18機甲憲兵群
- 第58機動憲兵群
- 西安管区憲兵隊(西安特別市)
- 第19機甲憲兵群
- 第59機動憲兵群
- 重慶管区憲兵隊(重慶特別市)
- 第20機甲憲兵群
- 第60機動憲兵群
- 青島管区憲兵隊(青島特別市)
- 第21機甲憲兵群
- 第61機動憲兵群
- 大連管区憲兵隊(大連特別市)
- 第22機甲憲兵群
- 第62機動憲兵群
- 厦門管区憲兵隊(厦門特別市)
- 第23機甲憲兵群
- 第63機動憲兵群
- 香港管区憲兵隊(重慶特別行政区)
- 第64機動憲兵群
- 澳門管区憲兵隊(澳門特別行政区)
- 第65機動憲兵群
- 清華民国親衛隊
- 第1歩兵連隊(大総統及び大総統府の警備や儀礼を担当)
- 第2歩兵連隊(国民大会議や最高裁判所を含む中央政府の警備を担当)
- 第3歩兵連隊(その他の警備を担当)
- 第1騎兵連隊(騎兵による要人エスコート、警備や栄誉礼等の儀礼を担当)
- 国外派遣憲兵隊(外交部の指揮下に配属され、在外公館の警備を所掌)
- 海上憲兵隊(海軍の指揮下に配属され、領海及び排他的経済水域における一般警備活動及び人命救助活動、陸上にある海軍施設の防護任務を所掌)
- 航空憲兵隊(空軍の指揮下に配属され、航空機の運用及び空軍基地の警備や軍用機の事故対策を所掌)
- 空港憲兵隊(法務部の指揮下に配属され、空港警備及び航空関連犯罪の捜査を所掌)
- 戦略憲兵隊(国防部の指揮下に配属され、戦略核兵器をはじめとした大量破壊兵器の警備を所掌)
指揮官
最高司令官
清華民国大総統は、清華民国憲法36条により、全国の陸海空軍を統率されるとしており、清華民国国軍の最高司令官である。
初代最高司令官を除き、清華民国軍最高司令官は全員清華民国大総統である。
歴代清華民国国軍最高司令官
代 | 人 | 名称 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | 黄克強 | 1911年10月21日 | 1912年2月12日 |
2 | 2 | 孫大山 | 1912年2月12日 | 1918年12月31日 |
3 | 3 | 雀松茂 | 1919年1月1日 | 1919年4月20日 |
4 | 4 | 毛文昊 | 1919年4月20日 | 1926年4月20日 |
5 | 5 | 李厚航 | 1926年1月1日 | 1933年4月20日 |
6 | 6 | 韓暁雄 | 1933年4月20日 | 1947年4月19日 |
7 | ||||
8 | 7 | 魯宝国 | 1947年4月20日 | 1957年4月19日 |
9 | ||||
10 | 8 | 柴勇坑 | 1957年4月20日 | 1964年3月23日 |
11 | ||||
12 | 9 | 健軍希 | 1964年3月24日 | 1967年4月19日 |
13 | 10 | 柴洲剛 | 1967年4月20日 | 1972年4月19日 |
14 | 11 | 李景峰 | 1972年4月20日 | 1977年4月19日 |
15 | 12 | 習中傭 | 1977年4月20日 | 1987年4月19日 |
16 | ||||
17 | 13 | 江学智 | 1987年4月20日 | 1992年4月19日 |
18 | 14 | 王正林 | 1992年4月20日 | 1995年10月13日 |
19 | 15 | 劉海得 | 1995年10月14日 | 2002年4月19日 |
20 | ||||
21 | 16 | 林豪 | 2002年4月20日 | 2007年4月19日 |
22 | 17 | 陳月家 | 2007年4月20日 | 2017年4月19日 |
23 | ||||
24 | 18 | 銘誠津 | 2017年4月20日 | 在任中 |
国防部長
行政組織としての国防部の最高責任者であるとともに、清華民国国軍の最高指揮官である清華民国大総統の下で清華民国軍全体を統督する。
歴代清華民国国防部長
代 | 名称 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|
1 | 黄克強 | 1912年2月12日 | 1916年10月31日 |
2 | 王永康 | 1916年10月31日 | 1920年3月29日 |
3 | 蒋華強 | 1920年3月29日 | 1932年12月25日 |
4 | 曹才駿 | 1932年12月25日 | 1934年6月3日 |
5 | 李永峰 | 1934年6月3日 | 1936年5月14日 |
6 | 洪成明 | 1936年5月14日 | 1939年2月5日 |
7 | 謝彦 | 1939年2月5日 | 1939年8月14日 |
8 | 周文那 | 1939年8月14日 | 1944年5月23日 |
9 | 孫澤軍 | 1944年5月23日 | 1946年9月11日 |
10 | 易月霞 | 1946年9月11日 | 1948年6月2日 |
11 | 包万波 | 1948年6月2日 | 1948年12月21日 |
12 | 東推令 | 1948年12月21日 | 1949年4月30日 |
13 | 悟承天 | 1949年4月30日 | 1951年6月11日 |
14 | 常及展 | 1951年6月12日 | 1953年1月30日 |
15 | 宝正清 | 1953年1月31日 | 1954年2月28日 |
16 | 産洪亮 | 1954年3月1日 | 1960年5月19日 |
17 | 羅律 | 1960年5月20日 | 1963年5月30日 |
18 | 蘇送善 | 1963年5月31日 | 1965年1月13日 |
19 | 永建松 | 1965年1月14日 | 1969年6月30日 |
20 | 菅勇強 | 1969年7月1日 | 1972年5月31日 |
21 | 心健章 | 1972年6月1日 | 1973年6月30日 |
22 | 秋光照 | 1973年7月1日 | 1979年11月19日 |
23 | 李陳 | 1979年11月20日 | 1984年4月20日 |
24 | 項思桂 | 1984年4月21日 | 1987年4月28日 |
25 | 岳肖垓 | 1987年4月29日 | 1989年12月4日 |
26 | 東子雄 | 1989年12月5日 | 1990年5月31日 |
27 | 仇程右 | 1990年6月1日 | 1993年2月26日 |
28 | 楚元蝶 | 1993年2月27日 | 1994年12月15日 |
29 | 陽広志 | 1994年12月16日 | 1999年1月31日 |
30 | 劉偉 | 1999年2月1日 | 2000年5月19日 |
31 | 順鳳凰 | 2000年5月20日 | 2002年7月31日 |
32 | 漢暁鵬 | 2002年8月1日 | 2007年4月19日 |
33 | 孫明 | 2007年4月20日 | 2008年2月24日 |
34 | 黄建国 | 2008年2月25日 | 2009年9月9日 |
35 | 大東旭 | 2009年9月10日 | 2010年7月31日 |
36 | 美潤澤 | 2010年8月1日 | 2011年6月24日 |
37 | 謝世文 | 2011年6月25日 | 2013年3月23日 |
38 | 項向引 | 2013年3月24日 | 2014年4月24日 |
39 | 燕日新 | 2014年4月25日 | 2016年8月1日 |
40 | 星景垣 | 2016年8月2日 | 2017年4月19日 |
41 | 蒋徐祥 | 2017年4月18日 | 在任中 |
参謀総長
清華民国国軍を統率する軍人の最上位。
大総統及び国防部の最高軍事顧問であり、清華民国国軍の運用に関し一元的に国防部長を補佐し、参謀本部の所掌事務に係る部長の指揮命令は、全て参謀総長を通じて行う。
歴代清華民国国防部参謀本部参謀総長
代 | 参謀総長 | 階級 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|---|
1 | 胡克儒 | 陸軍大将 | 1985年4月24日 | 1990年2月28日 |
2 | 金暁君 | 陸軍大将 | 1990年3月1日 | 1993年6月30日 |
3 | 劉青雲 | 海軍大将 | 1993年7月1日 | 1996年3月24日 |
4 | 李錦 | 空軍大将 | 1996年3月25日 | 1997年10月12日 |
5 | 願文森 | 陸軍大将 | 1997年10月13日 | 1999年3月30日 |
6 | 博袁世 | 空軍大将 | 1999年3月31日 | 2001年3月26日 |
7 | 韓漢林 | 陸軍大将 | 2001年3月27日 | 2003年1月27日 |
8 | 尚飛狭 | 陸軍大将 | 2003年1月28日 | 2004年8月29日 |
9 | 秦考輝 | 海軍大将 | 2004年8月30日 | 2006年3月26日 |
10 | 椒鎮豪 | 海軍大将 | 2006年3月27日 | 2007年8月3日 |
11 | 藍桂雄 | 陸軍大将 | 2007年8月4日 | 2012年1月30日 |
12 | 威治邦 | 空軍大将 | 2012年1月31日 | 2014年10月13日 |
13 | 李至清 | 海軍大将 | 2014年10月14日 | 在任中 |
階級
- 清華民国大元帥(1985年に廃止)
- 将官
- 上級大将(元帥)
- 大将
- 中将
- 少将
- 佐官
- 大校
- 中校
- 少校
- 尉官
- 大尉
- 中尉
- 少尉
- 准尉
- 下士官
- 一等士官長
- 二等士官長
- 三等士官長
- 上士
- 中士
- 下士
- 兵
- 上等兵
- 一等兵
- 二等兵