補強増設

Last-modified: 2024-03-15 (金) 21:47:32


補強増設とは

アイコンアイテムの説明
補強増設アイコン艦娘(練度30以上必要)を補強増設改修できます。同改修により
補強増設装備スロットが艦娘に増設されます。(1回分)
  • 補強増設とは、通常の装備スロットとは別に補強装備スロットを増設改修するアイテムおよびシステムのこと。2015/08/10に実装された。
  • 本アイテムはレベル30以上の任意の艦娘1隻に1回だけ使用可能。使用後、補強増設アイテムが1つ消費され、元には戻せない。
  • 増設スロットに装備できる装備・装備系統については上部目次を参照。
    • ただし、通常の装備スロットに搭載できない装備は増設スロットにも搭載できない(例えば駆逐艦には大型バルジを装備できないため、増設スロットにも装備不可)。また主砲や艦載機など上記以外の装備は一切搭載できない。
  • 増設スロットは永続的なもので、改造によって艦が変化しても維持される(改造の際には通常の装備スロット同様、増設スロットの装備も外される)。
    • 通常の装備スロットにある全装備解除では対象外となる。
    • 通常の装備スロットと異なり、艦娘が入渠中・遠征中でも増設スロットの装備は装備入れ替えをすることができる。
      • ステータス要件をギリギリで満たしている場合、遠征中に装備を外すと遠征の成否に影響が出ることがあるため注意。
    • 艦娘ごとに設置されるため、同名艦でも増設設置はそれぞれ行うことになる。
  • 増設スロットの装備も通常スロットとの間でシナジー効果を発揮できる。
    • 戦闘中は通常のスロットと同等の扱いとなる。
      例えば補強増設に対空機銃を装備した場合、対空機銃が対空カットインの発動条件に含まれる艦娘は通常の装備スロットに搭載したときと同様に対空カットインを発動できる。
      一部艦娘は副砲を装備できるが、装備すれば夜戦攻撃や弾着観測射撃等にしっかり影響する。
    • ただし戦闘中に表示はされず、演習相手の艦娘が増設スロットを持っているかどうかは見ることができない。
      • 演習相手艦の行動には反映される。
  • なお補強増設の装備選択時には通常スロットと異なり装備ソート機能がない。

入手方法

アイテム『補強増設』の使い方

  • 補強増設を用いて実際に艦娘の装備スロットを増設する方法、増設されたスロットに装備を搭載する方法は以下の通り。
    【1】補強増設を所持している状態で、改装(装備変更)画面でレベル30以上の艦娘イラストの下半分あたりにカーソルを合わせると、「補強装備を増設改修する」という吹き出しが表示される。
    補強増設手順その1改

    【2】1の吹き出しが表示された状態でクリックすると確認画面が出る。ここで「増設改修する」をクリックすると補強増設アイテムを1つ消費し、カードイラストの右下あたりに増設スロットが設置される。
    補強増設手順その2改

    【3】以降、増設スロットの装備変更は艦娘カード上に表示される増設スロットをクリックして行う。また増設スロット右側の×をクリックすることで増設スロット内の装備を外すことができる。
    補強増設手順その3改

  • 2022/04/01アップデートにおいてオンマウス時に増設スロット装備の改修度を確認できるようになった。
  • また、編成画面で「詳細」をクリックした場合は、カードイラストの下に増設スロットが表示される。
    編成画面の増設スロット
  • 補強増設の設置は艦娘が入渠中・遠征中でも可能。

装備可能アイテムとその特徴

  • 増設装備に搭載できる装備は限られるが、状況に合わせて臨機応変に使うことで難関海域の攻略にも役立つ。以下に増設スロットに装備可能なアイテムとその特徴を示す。

修理要員(ダメコン)

本装備の概略
  • 艦これには「大破状態の艦娘が艦隊にいる状態で『出撃』あるいは『進撃』を行うことで、その艦娘は次の戦闘での損害によっては轟沈という艦娘喪失の可能性が発生する」という原則がある。
  • その轟沈を回避するアイテムが修理要員である。通称ダメコン。装備しておけば艦娘が轟沈するほどの損傷を受けた時、ダメコンを消費して発動したその戦闘中にかぎり轟沈を回避することが可能となる*1
  • より詳細なダメコンの使い方は応急修理要員に詳しい。本装備の運用の際はこちらも参照のこと。

補強増設を用いた運用
  • 増設スロットに装備することにより、艦娘の装備スロットを圧迫することなくダメコンを装備した艦娘を轟沈の危険性から守る事ができる。
  • 主な使い方は絶対に失いたくない艦娘の保護である。轟沈の原則を知っていても、何らかのミスで艦娘を轟沈の危険に晒す可能性があるかもしれない。常に補強増設にダメコンを装備させることで轟沈のリスクを極限まで軽減する事ができる。
    • この場合はケッコンカッコカリした艦娘、あるいはケッコンカッコカリ予定の艦娘に使われやすい。大切にしたい艦娘にならば補強増設を使っても後悔することはないだろう。
  • 大破進撃を前提とした戦略を組む場合も本装備は非常に有効。補強増設を用いれば艦娘の戦闘能力を損なうこと無く大破進撃による轟沈の可能性を回避できる。
    • こうした戦略が有力な海域は3-2などが挙げられる。このような道中戦で大破撤退が頻発するがボスマスに到達さえすれば攻略できる公算の高い海域などで積極的に採用されやすい。
    • 戦略上、より装甲が低く大破しやすい艦娘に優先して装備されやすい(駆逐艦、潜水艦、特殊艦など)。
    • 火力ソースとなる艦娘にはより継戦能力に優れた応急修理女神を装備させる場合もある。この場合は火力の高い戦艦や空母、夜戦カットインが可能な艦娘が優先されるだろう。

  • 運用の際にはダメコンの装備忘れに注意すること。『ダメコンが発動したことを見逃す』『増設スロットに他の装備を搭載する』などの理由でダメコンを装備していなかったばかりに艦娘をロストしてしまった事例が後を絶たない。
    • 艦娘のロストは何よりも回避するべき事項である。他人事とは思わず、運用の際は細心の注意を払いたい。

代表的な装備

戦闘糧食

本装備の概略
  • 艦これには疲労度と呼ばれる概念がある。これは編成画面などの艦娘画像の表示の変化で確認する事ができる。
    • 戦意高揚状態ではキラキラ表示、疲労状態ではオレンジ、または赤色の顔アイコンが付加される。艦娘が出撃を重ねると疲労が蓄積し、疲労状態になってしまう。
  • 戦意高揚状態では回避や命中など、戦闘中の能力が向上する。対して疲労状態では攻撃ミスや被弾率の増加につながってしまう。
  • 戦闘糧食(おにぎり)秋刀魚の缶詰(缶詰)を装備した艦娘は出撃中にこれらを消費することで疲労を若干解消し、戦意を高揚させる効果がある。
  • より詳細な解説は戦闘糧食秋刀魚の缶詰それぞれを参照のこと。また、より詳しい疲労度の解説についても当該ページを参照のこと。
  • 地味だが、イベント海域における輸送ゲージに対する輸送量(TP)が設定されている。戦闘糧食シリーズ1個につき、輸送ボスマスS勝利時のTP+1。A勝利では+0.7になるため切り捨て注意。

補強増設を用いた運用
  • 本装備による戦意向上効果はいわゆる1-1キラ付け半周~1周分程度とのこと。
    • 間宮などの消費アイテムやMVP調整でも戦意高揚は可能である。戦闘糧食は他の用途でも要求されることがあるので注意。
  • なお、戦意高揚としての効果は、おにぎりと缶詰を併用することで倍増させることができる。この場合、装備している艦娘だけでなく隣接する艦娘にも1-1キラ付け以上の大きな戦意高揚効果が見込める。
    • 補強増設により、艦娘の装備枠1つのみを犠牲にすることでおにぎりと缶詰によるシナジー効果を利用できる。

  • ドラム缶や大発を満載した輸送部隊に、さらに増設おにぎりを持たせることでTP量を増やす使い道も考えられる。輸送量としては微々たるものだが、輸送終盤での「TP1足りない」を解消できる手段になりうる。

  • 運営のツイッターの告知によると戦闘糧食や缶詰を消費した艦娘が搭載している「陸戦隊」の士気も上がるらしい。
    • 基本的に陸戦隊を装備可能な艦娘はほとんどが3スロットしか装備枠がないため、従来は対陸上型を意識した装備編成の組合せを考慮するとおにぎりを装備する枠はなかった。
    • しかし、補強増設を用いれば現実的にこれら艦娘におにぎりを搭載して「陸戦隊」の士気高揚を狙うことも可能。シナジー効果があるとは告知されているがその詳細は不明なのは内緒。

該当する装備

戦闘糧食秋刀魚の缶詰戦闘糧食(特別なおにぎり)

 

洋上補給

本装備の概略
  • 戦闘では燃料や弾薬を一定量消費し、弾薬が一定量以下に減ると残量に応じて艦娘の与ダメージが低下する。また燃料が一定以下に減ると少しずつ艦娘の命中や回避が低下する。
    • こうした燃料や弾薬の減少によるペナルティは戦闘回数が増えるに従って大きくなり、通常6戦目で戦力のほとんどを失う。
    • 弾薬ペナルティはダメージ値そのものが減少するため、弾薬0になるとまったく敵を倒せなくなってしまう。
  • 洋上補給は消費することで出撃中に艦隊の艦娘全員に燃料と弾薬を補給できる唯一無二の装備である。これにより戦闘回数が多い海域でも燃料および弾薬ペナルティを回避することが可能となる。
  • また、本装備は補給艦である速吸/神威/神威改母、宗谷(特務艦/灯台補給船/南極観測船)、山汐丸/のみが搭載可能な消費アイテムである。
  • 詳細な解説は洋上補給のページを参照のこと。また補給のページも合わせて見ておきたい。
    • 各補給艦娘の詳細な運用方法については各個別ページでの解説に譲る。

補強増設を用いた運用
  • 概略で述べた通り、洋上補給を使用し出撃中に燃料と弾薬を補給することで燃料弾薬量の低下に伴う各種ペナルティを回避することができる。
    • 道中の戦闘を多数挟む海域では非常に有力である。代表的な例としては16年夏イベントE-4などがある。
    • 最短ならペナルティはないが、遠回りを許容すれば編成を重くしてもボスまで着ける、といった場合でも活用可能。
  • 洋上補給の使用を目的として補給艦娘を採用する際にもっとも重視されるのは当然ながら洋上補給(装備)をどこのスロットにいくつ装備するかである。
    • 補給艦によっては洋上補給以外の役割を持たせることが可能なため、他の役割用の装備スロットが欲しい場合もある。
      • 補強増設を用いれば、3スロ補給艦に洋上補給を2つ装備してもはまだ2スロに余裕がある。これによって戦略の幅*2が非常に広がる。
    • いずれにせよ洋上補給を装備するならば本装備を搭載可能な補強増設をこれら補給艦娘に使用してしまっても損はないだろう。
    • また洋上補給による燃料弾薬の回復量は重複するため、1度の出撃で複数個使用する場合*3が多い。その意味でも補強増設を施して空スロット数に余裕を持たせる意義は大きい。

  • 肝心の洋上補給は速吸の改造前と改造後の初期装備として1つずつ入手できる他、マンスリー任務やイベント報酬で入手できる。アイテム屋さんでも取り扱ってはいるものの、上記の通り使う時は一度に大量に消費するため日頃からしっかり貯めておこう。

対空機銃

本装備の概略
  • 2016/12/22に装備可能となった。
  • 対空機銃を装備すると、艦娘の対空迎撃能力が上昇して、航空戦対空砲火フェイズにおいて襲い来る敵機をより多く撃退できるようになれる。
    • 対空砲火フェイズのより詳細な構成について詳しく知りたい方は対空砲火ページを頑張って読み解いてください
      対空砲火における機銃の役割に関してピックアップして解説します

      対空砲火における機銃の役割に関してピックアップして解説します

      • 対空砲火フェイズでは、1つの敵攻撃機スロットにそれぞれ1人ずつ、ランダムに選ばれた迎撃担当艦により各成功率50%の「割合撃墜」と「固定撃墜」の2種類の迎撃が行われる*4
      • 対空機銃は、この両方の迎撃に作用する要素の1つである加重対空値を大きく上昇できる*5
        機銃による加重対空値の上昇は装備艦のみに与えられるため、機銃装備艦が対空担当に選ばれた場合は撃墜数を伸ばすことが見込める
      • ただし、機銃装備艦以外の艦に対空値を分け与える艦隊防空値の上昇率は低くなっている。
        裏を返せば、機銃を持たない艦が対空担当に選ばれた場合は機銃の対空上昇の恩恵を受けられないことになる。
補強増設を用いた運用
  • 艦隊のより多くの艦に機銃を配備することで、各艦および艦隊全体の防空能力を底上げできる。
    • 対空砲火の仕様上、対空砲火を担当するのは「艦隊全員の中の誰か」になる。
      CI役の対空能力を極端に強化するよりも、艦隊全員の対空能力を強化した方が対空砲火の安定性が増す
    • ステータス表示上は合算されてしまっているが、艦娘の対空値と装備の対空値は別物として扱われることがわかっている。
      対空兵装ではない赤アイコン主砲や艦戦などは見た目対空値は上がるものの、「対空射撃」にはほとんど期待できない。
      結果、戦艦や空母、軽巡、雷巡などの艦種は意外に防空の穴となってしまいがちだが、増設機銃をプラスすることでこの穴をカバーできる。
  • 通常の装備スロットに装備した時と同様に、対空カットインの発動要件を満たす
    これにより防空艦の装備自由度が増す。
    増設機銃を含めた対空カットイン運用艦

    増設機銃を含めた対空カットイン運用艦

    • 代表的な防空艦の1人である摩耶改二は増設機銃込みで、『高角砲+対空電探+特殊機銃*6』と装備することで高効果専用対空カットインを発動可能。
      残りの自由スロットに主砲と水偵を入れれば、昼戦の主主/主電弾着観測射撃を両立できるし、魚雷2本で夜戦カットインも併用可能。
      • 5inch連装両用砲(集中配備)系列の装備は高射装置内蔵高角砲かつ主砲である。
        これと補強増設に特殊機銃を使用することにより、高倍率の昼戦カットイン/夜戦カットインを維持したまま専用対空カットインを発動可能となった。
        これを実現する装備構成は『主砲+高角主砲+偵察機+対空電探+機銃』となる。
        なお、5inch連装両用砲(集中配備)系列はAtlantaの初期装備しか入手手段がないので、所持している人のみ使用可能。
    • 五十鈴改二霞改二乙夕張改二は増設機銃を使用すると、『高角砲+対空電探+機銃』による高効果専用カットインと夜戦連撃を両立できるようになる*7
    • 皐月改二文月改二鬼怒改二は、補強増設に特殊機銃を装備するだけで対空カットインが可能となる。
      • 天龍改二龍田改二では、『高角砲+特殊機銃以外の機銃』で発動可能*8
      • これらの艦娘は大発系装備を搭載可能であるため、輸送作戦においては大きな輸送量を維持しつつ増設機銃により防空を担うことが出来るようになる。
    • UIT-25/伊504も、特殊機銃以外の機銃を装備することで対空カットインが可能。
      こちらは潜水艦であるため、増設機銃を使うことで魚雷カットインと防空を両立できる。
    • 伊勢改/改二日向改/改二は、『三式弾+対空電探+12cm30連装噴進砲改二』で対空カットイン可能。
      弾着用の徹甲弾を入れる隙がないので、戦艦としての火力は落ちるが、防空担当を兼任させられる。
      いっそ他のスロットに艦戦、水戦を搭載して、制空・防空艦として運用する方法もある。
    • 武蔵改/改二大和改/改二/改二重は、『対空電探+10cm連装高角砲改+増設機銃』で対空カットイン可能。
      また装備ボーナスを活かして、『15m二重測距儀+21号電探改二/+熟練射撃指揮所+10cm連装高角砲群 集中配備』という組み合わせも有効。
    • その他の艦でも、全ての艦種で行える『対空電探+機銃+特殊機銃』タイプの対空カットインを採用しやすくなる。
      高射装置を持っていない場合には一考の余地がある。
  • 対空カットインではないが、12cm30連装噴進砲改二を装備した空母・航戦・航巡・水母は航空戦時に一定確率で自身に無敵弾幕を展開できる(対空噴進弾幕)。
    これ1つ装備しているだけで良いので、増設スロットに入れておき加重対空と航空戦無敵の両得を狙える。
  • 改修可能な機銃は、改修により対空値の他に昼戦火力雷装が向上する(火力・雷装共に昼戦限定効果、夜戦には関与せず)。
    これを利用することで補助装備用のスロットから攻撃力強化が行える。
    • また機銃によっては、対空の他に火力や命中・回避・装甲の補正を持つ物があり、単純にこの補正分の性能を向上させることができる。
      装備に元々付いている火力値は、改修効果の火力値向上(昼戦限定効果)とは異なり夜戦でも有効。
    • 改修効果による雷装の威力向上は先制雷撃が可能な艦の強化として特に有効。
      先制雷撃を含めた雷撃戦の命中率は雷撃威力に依存するという仕様のため、甲標的装備艦の先制雷撃命中率を微増させることができる数少ない方法の一つ。
  • 機銃自体の付加ステータス目当てで装備する機銃としては、3.7cm FlaK M42Bofors 40mm四連装機関砲が最有力。
    前者なら時間はかかるが誰でも入手できる。
  • 改修による防空効果目当てで装備する機銃としては、当然25mm三連装機銃 集中配備★maxが最高性能。
    ただし、攻撃力上昇効果はどの機銃でも変わらない*9
    改修コストの非常に重い集中配備は★4程度に留めておき、雷装目的にはローコストの25mm単装機銃★maxを用意する、という手もある。
  • 機銃+特定の装備をしていると、特殊な回避性能を持つPT小鬼群に有効打を与えやすくなる効果が報告されている。
    駆逐艦の汎用対空カットイン構成を崩さず命中強化したり、通常ではmissを連発する中型艦以上でも、装備枠を取られずにそれなりの命中弾を得られるようになるようである。
代表的な装備

12cm30連装噴進砲改二25mm三連装機銃 集中配備3.7cm FlaK M42など

追加装甲(バルジ)

本装備の概略
  • 2016/12/22に装備可能となった。
  • 本装備を搭載することにより、若干の回避値低下と引き換えに装甲値を大幅に上昇することができる。
    • 基本的*10に装甲値が上昇すれば被ダメージを軽減させることができる。そのため長丁場の出撃に強くなり、艦隊のボスマスまでの到達可能性を引き上げることができるだろう。
    • また、周回を要する海域では被ダメージの減少に伴い艦娘の修理コストを軽減することが出来るかもしれない。

  • バルジに関する詳しい考察は増設バルジ(中型艦)に詳しい。また、ダメージ計算についてより詳しく知りたい場合は戦闘についても参照のこと。

補強増設を用いた運用
  • バルジを搭載すれば当然装備スロットを搭載数分要求されるが、補強増設枠に搭載することで従来の装備スロットを圧迫することなく装甲値アップを狙うことができる。
  • ダメージ計算式上、本装備が効果を発揮するのは「相手の攻撃力 - 艦娘の装甲 ≒ 艦娘の耐久値の100%以下」という状況である。
    運用の際はバルジを装備させる艦娘のステータスだけでなく敵艦隊の編成も参照したい。
    参考 バルジ装備による装甲値上昇と被ダメ軽減について

    参考 バルジ装備による装甲値上昇と被ダメ軽減について

     
    • バルジによる被ダメ軽減効果は艦娘の装甲値と耐久値、および敵艦の攻撃力をあらかじめ参照することで効果的に発揮させることが出来る。

    • バルジが効果的に機能する例として同航戦で赤城改(装甲値79、最大耐久値77)が単縦陣のル級flagship(装備込火力130)から昼砲撃戦で単発攻撃を受け被弾した場合を挙げる。
      上記の式に照らし合わした時、130(敵火力) - 79(艦娘装甲) = 51 < 77(艦娘耐久)となっている。
      この時に想定される、増設バルジ(大型艦)の有無による特定の損傷を受ける確率の増減は以下の通りとなる。(非クリティカル時)
      バルジの有無装甲値被ダメージ幅あるダメージを受ける確率
      小破率中破率大破率
      バルジなし7932~7914.1%44.4%41.5%
      バルジ装備8821~7334.1%36.4%29.5%
      今回の場合では追加装甲の装備により一発大破率が12%軽減されている。また、小破どまりとなる確率は逆に20%もアップしている。
      このことから、この場合においてはバルジの装備により継戦能力の大幅な向上を見込めるだろう。

    • 逆にバルジがほとんど機能しない例として、同航戦でВерный(装甲値57、最大耐久37)が同じく単縦陣のル級flagshipから昼砲撃戦で単発攻撃を受け被弾した場合を挙げる。
      上記の式に照らし合わした時、130(敵火力) - 57(艦娘装甲) = 73 > 37(艦娘耐久)となっている。
      この時に想定される、増設バルジ(中型艦)の有無による特定の損傷を受ける確率の増減は以下の通りとなる。(非クリティカル時)
      バルジの有無装甲値被ダメージ幅あるダメージを受ける確率
      小破率中破率大破率
      バルジなし5761~955.4%81.1%13.5%
      バルジ装備6452~905.4%81.1%13.5%
      今回の場合ではバルジの有無にかかわらず敵の火力が大きすぎるために100%轟沈ストッパーが発生している。この場合においてはバルジを搭載する意味はほとんどないだろう。

    • 実際の被ダメージは敵陣形や交戦形態、装甲乱数、クリティカルなどによって大きく変動し得る。そのため計算上は被ダメージを軽減できたとしても不測の事態が多々発生し得ることは念頭に置いておこう。

  • バルジの効果は戦闘状況次第であり、常に保証されるものではない。そのため本装備を搭載するために補強増設を用いる際は艦娘の運用方法とその仮想敵を意識して慎重に判断して欲しい。
    • 海域攻略において増設スロットにバルジを搭載することが有効となる例として、特定の艦娘ばかりが大きな損害を被る場合が想定される。
      • こうした場合はバルジの装備により大きく改善する場合がある*11ものの、艦娘1隻の生存率を上げる手段としてはダメコンやキラ付けなども考えられる。
        海域に合わせて柔軟に装備を選択しよう。
  • 同じく増設装備できる機銃との差異点は、基本的に航空戦対策が主目的で後は火力回避等の小バフを付加する機銃に対し、残ってしまった敵機の攻撃や機銃の小バフではあまり防げない先制雷撃など、戦闘中全般に効果を期待することができるのがバルジの強みである。

代表的な装備

増設バルジ(中型艦)増設バルジ(大型艦)など

 

改良型艦本式タービン

本装備の概略
  • 2017/01/10に装備可能となった。
  • 本装備単体では艦娘の回避値を少し上げるだけのものだが、強化型艦本式缶または新型高温高圧缶と同時に装備することでシナジーが発生し、艦娘の「速力」を上げることができる。

  • 艦娘の速力はおもに分岐(羅針盤)固定によるルート制御の条件に関与している。
    • 速力「低速」の艦を含んだ低速混合艦隊のルートと比較して、速力「高速」の艦のみで編成された高速統一艦隊は渦潮マスや戦闘マスを回避可能な側のルートを通過できる、といったよりよいルートに固定できる場合がある。
      シナジーを利用して、低速艦を艦隊に加えたとしても速力を高速にしてあるならば、こうしたルートを通ることができるようになる*12
  • また、元々が高速の艦にシナジーを用いたり、シナジーで高速になった低速艦に対してさらに缶装備を増やしたりすることで「高速+」や「最速」の速度を得ることもできる。
    • 連合第二艦隊には本来高速戦艦しか加えられないが、「高速+」にすれば低速戦艦でも編成に加えることが可能となる。最低でも3スロットを要するため現実的ではないが・・・
    • 2017年冬イベでは、速力を高速で統一した潜水艦部隊、または高速+で統一した水上艦部隊により戦闘マスをショートカットできるルートが存在した。
    • 第2期の北方海域3-2では、高速+統一編成によるルート固定、更に最速統一編成での最短ルート固定が確認されている。
      西方海域4-5でも高速+編成での最短固定がある。
    • 2019年春イベでも、高速+統一の艦隊によるゲージ削り編成が流行した。やりたければできた、という程度のものではなく実践級のルート固定であったため増設タービンを求める提督が続出した。

  • タービンと缶によるシナジー効果や速力上昇パターンに関してより詳しく知りたい場合は速力のページを参考のこと。
  • なお海防艦はタービン/缶の装備自体が不可能のため対象外となる。

補強増設を用いた運用
  • 速力上昇によるメリットは前述の通りであるが、シナジーを利用すると改良型艦本式タービンおよび缶により装備スロットが少なくとも2つ埋まってしまうというデメリットがある。
    3スロ艦では自由スロが1つ、4スロ艦でも2つしかなくなってしまうので装備構成上大きな制約が生じる。
    ここで、増設スロットに改良型艦本式タービンを搭載することで、装備スロットに対する負担を軽減することができる。

  • シナジーを利用する場面として、現状は低速艦を加えつつ高速統一によるルート制御を行いたい場合がほとんどだろう。
    タービンと缶を1つずつ装備すればどの低速艦も高速化することができるため、補強増設を使うことで装備スロット1つで速力を高速へと引き上げることができる。
  • シナジーを採用する際に重要なのは、ルート制御にあたってあえて高速艦を採用せずに、装備スロット1つを犠牲にしてまで低速艦を艦隊に加える意図は何であるか、明確にすることである。
    • 低速艦をシナジーにより高速化する場合、元から速力が高速である艦と比べて大きなハンデを背負うことになる。
      • 具体例として、例えば低速戦艦の場合は増設を使ってシナジー装備を搭載すると残り装備スロットは3つとなるが、これでは主砲/主砲/水偵/徹甲弾による攻撃力補正1.5倍の昼戦カットインを利用出来ない。
        結果として高速化した低速戦艦は高速戦艦と比較して昼戦において火力や命中で劣ることとなる。
    • シナジーを用いる際は『航空戦艦などが搭載できる水上爆撃機などの持つ制空力や開幕火力が欲しい』、『低速軽空母を投入することで出撃制限対策をしたい』などといった作戦意図を持って臨もう。
    参考 低速艦一覧と補強増設を用いた高速化に関する考察

    参考 低速艦一覧と補強増設を用いた高速化に関する考察

     
    • 低速艦としては表に示したような艦娘が挙げられる。特に戦艦、軽空母、水上機母艦、駆逐艦については元から速力が高速の艦があるため、
      なぜあえて低速艦を高速化するのか、明確な意図を持つ必要がある。
    • 一方、潜水艦はすべてが低速艦であるためより高速化に最適な艦娘を選択する必要があるだろう。

      艦種スロット
      *13
      艦娘補強増設を用いた高速化に関する考察
      戦艦5武蔵改二
      伊勢改二日向改二
      前述の通り、高速化に伴う火力低下は避けられない。 シナジーを
      用いる際は大和型のタフネスや航空戦艦の航空機運用能力といった
      高速戦艦にない特徴を活かして運用しよう。*14
      5スロ戦艦は補強込みで高速戦艦と同等の使い方ができる。*15
      またガングートは高速化せずとも連合第二への投入が特例で可能である。
      4大和型、長門型、扶桑
      日向改WarspiteГангут
      軽空母4飛鷹型、龍鳳改高速化により艦載機を搭載できる装備スロットが減ることから、
      高速軽空母と比較して偵察機などを搭載する冗長性や制空力で
      劣ることに留意しよう。 搭載数の少ない装備スロットを
      有する隼鷹改二や龍鳳改ではそうした弊害を抑制できるだろう。
      3鳳翔改Gambier Bay改
      水上機
      母艦
      4Commandant Teste改水母は装備の自由度が非常に高い点が強みである。 高速化したCommandant Teste改は千歳甲型とスロット数が同一であり、
      かつ高いタフネスと搭載数を持つため、水母に先制雷撃能力を
      求めない場面*16ではより活躍が期待される。
      3瑞穂改秋津洲改
      潜水空母
      潜水艦
      3伊13型(改)潜水艦の主な役割はデコイであるが、この役割については火力を
      必要としないため無理に補強増設を施す必要はない。
      潜水艦に火力を期待しつつ高速化させたい場合、補強増設により
      高速化と魚雷カットインを両立出来る伊13型が最も適任である。
      まるゆに限っては完全にスロットが埋まる。
      2伊13型とまるゆ以外の
      潜水艦(改)
      1まるゆ改
      2伊203改新型高温高圧缶+増設タービンのセットで潜水艦唯一の高速+になれる。攻撃力はほぼ喪失するが、何かのルート固定に使える場合はあるかもしれない
      特殊艦4香取型(改)、明石改各艦娘の詳細な運用方法についてはそれぞれのページに譲るが、
      特殊艦はその特殊性が買われて編成に加えられることが少なくない。
      特に速吸などは洋上補給運用能力を代替できる高速艦がいないため、
      補強増設を適用してしまっても悪くはないだろう。*17
      3あきつ丸改神州丸改
      速吸改神威改母
      大鯨迅鯨改
      軽巡洋艦5夕張改二特軽巡唯一の低速艦であるが、タービンのみの装備で高速化が可能。
      制約こそあるがスロット数が多いため装備構成の幅が広い。
      甲標的による先制雷撃能力、大発運用能力を持つので採用できるシーンが多い。
      駆逐艦3Samuel B.Roberts改駆逐艦唯一の低速艦であるが、タービンのみの装備で高速化が可能。
      実質的に他の駆逐艦と変わらないスロット運用ができる。
      自動先制対潜能力を持つのでこのために採用するケースがある。

  • 素の速力が高速の艦も、タービンと缶を一つずつ装備することで速力を「高速+」あるいは「最速」へと引き上げる事ができる。
    • 島風を筆頭とした一部の高速艦*18は、タービンと新型高温高圧缶を1つずつ装備するだけで速力を「最速」にすることが可能である。
    • 高速+統一編成を組む場合などは低速艦よりも元から高速の艦を使った方が負担が小さい。
  • 現在は編成・ルート制御以外での速力の効果はないとされる。戦闘における速力上昇の効果は今後のアップデートでの実装や検証結果の報告が待たれる。
    仮にシナジーが戦闘中においても何らかの効果を発揮するとなれば、増設スロットにダメコンや機銃などの代わりにタービンを装備させて速力を引き上げる戦術的な意味も出てくるだろう。

  • 速力シナジーはさておき、単純に回避+6に希望をかけて持たせてみるというのも一興。特に夜戦マップなどでは機銃やバルジなどよりも有力な選択肢となるかもしれない。当たらなければどうということはない
     

機関部強化 系列

  • 2023/07/07に一部の艦娘のみ装備可能となった。
本装備の概略
  • 基本的には艦娘の回避値をある程度上げるだけの装備だが、改良型艦本式タービン及び同系列装備と同時に装備することでシナジーが発生し、艦娘の「速力」を上げることができる。
補強増設を用いた運用
  • 改修した機関部装備はキャップ後の回避に1.5√%のキャップ後補正が掛かる。
    回避項のキャップに掛からないため、元の回避の高い駆逐艦でも比較的効果を期待できる。
系列装備

強化型艦本式缶新型高温高圧缶

 

三式弾 系列

本装備の概略
  • 三式弾は対空・対地兵装の一種で、基本的な対地兵装であり「ソフトスキン」型を始めとする複数の陸上型に対して強力な補正を有する。
    • 対空兵装としての単体性能は非対空兵装より若干マシな程度だが、高射装置等他の対空兵装と組み合わせた対空カットインによりその真価を発揮する。
    • 砲撃の強化弾としての側面もあり、上位装備になるにつれて素の性能や火力ボーナスにより陸上型以外への砲撃戦にも寄与する。
補強増設を用いた運用
  • 対地装備としての「三式弾」系統を利用する際、補強増設に移動する事で通常スロットに1スロの空きが出来るので、装備構成の幅を広げる事が可能
    • 戦艦級の場合は「///+」が基本的に有力。
      弾着が強力な主主徹偵を崩さずに済むため、水上艦相手にも優位を維持できる。
      また、三式弾が特効となる艦は殆どの種類*19徹甲弾共通のキャップ後補正が発生し、更に種類によっては徹甲弾個別の特効補正が載る為、総じて三式弾単独よりも強力な攻撃が行える。
      • 徹甲弾の枠にその他装備を積む事も可能だが、上記構成より却って弱体化する場合も多く、吟味の上で採用のこと。
        例えば、航巡の要領で対地装備を積み増しても、戦艦だと三式弾の時点で十分な火力に達していて補正を活かしきれず、キャップ後補正や弾着で優位な徹甲弾の方が強い場合も多い。
    • 重巡級の場合は「///その他+」と積み、弾着連撃で陸上型に有効打を与えつつ、余剰スロで別の役割を持たせる事が基本となる。
      • その他装備の候補は、航巡の場合は対地装備が特に有力。
        ハードスキン等の特殊な陸上型に対する有効打と弾着連撃を両立することができる。ソフトスキンには三式弾のみでも十分だが、中破時の事を考え敢えてこちらを採用するのも考慮に入る。
      • 上記以外の候補はルート分岐用の電探、PT対策用の機銃/見張り員、艦隊底上げ用の水上爆撃機/水上戦闘機/夜戦装備、後述の通り夜戦での応用が可能な魚雷などが挙がる。
    • 重巡級及び一部戦艦に可能な応用パターンとして「///+」または「///その他+」と積む事も考えられる。
      前者は水上艦には夜戦の魚魚魚カットイン(1.5×2)、陸上型には魚雷が判定から外れる事による三式弾補正込みの夜戦連撃という使い分けが可能。
      後者は魚魚魚カットインが砲雷カットイン(1.3×2)に弱体化する代わり、昼の弾着連撃やその他補助装備と併用可能。
      • 戦艦級だと「///+」で動かす方が有力な事も多いが、徹甲弾抜きでも十分な場合には昼夜共に強力な攻撃を行える構成として選択肢に挙がる。
        そういった問題の起きにくい重巡級の方が活用できる構成と言えるか。
    • 航巡新型高温高圧缶★+7以上を利用し高速+以上で運用する場合、補強増設に三式弾を積む事で弾着連撃やその他補助装備と併用できる。
    • 非陸上型についても三式弾が特効となる艦は存在し、それら相手に補強増設に三式弾を積む事でメインスロットを空けられる。
  • 単純な火力の底上げ目当てで装備するのも有効。特に上位装備は機銃や高射装置よりも高い打点を発揮できる。
    • 三式弾改二は無改修でも火力+5、★maxまで改修する事で、改修ボーナス込みで火力が約+10.16相当となり、戦艦や重巡級の増設装備としては最大の性能を発揮可能。
      単体ボーナスの対象の戦艦の場合更に強力な効果を発揮する。
      三式弾改も無改修で火力+3と改修した機銃・高射装置並であり、★+9まで改修する事で火力+6と機銃・高射装置を上回る。
      こちらも一部戦艦に火力ボーナスが存在する。
      三式弾については一部戦艦を除き無改修では火力は上がらないので、高射装置同様改修した上での運用が前提となる。
    • 一部戦艦は電探系統も増設に装備可能。
      大和改二については専用の電探の方が火力面でも優位が付きやすい。
      それ以外の艦は三式弾改二の方が概ね優位だが、命中率や弾着発動率では電探に分がある為状況に応じて使い分けたい。
  • 対空兵装として見ると、単体の対空性能が高いとは言えない。
    • ボーナス抜きの単体性能では機銃や高射装置の防空性能に及ばないので、防空を重視したい場合はそれらを優先した方が良い。
      • 一部戦艦では対空ボーナスが発生し、ある程度の防空効果は見込めるため、そちらに期待して高射装置の代用として使う事は検討できる。
    • 対空カットイン用の装備ではあるが、実装時点では同じく増設可能な高射装置や機銃も必要とするパターンしか無いため、補強増設搭載による当該CIの条件緩和は行えない。
      • 本装備を補強増設に置き空きスロットに対空電探等の発動に必要装備を入れる事で(三式弾の絡まない)対空CI条件を満たす、という間接的な形で対空CIのパターンを増やす事は可能。
        陸上型相手の場合はこの戦術による火力減も比較的補いやすい。
系列装備

三式弾三式弾改三式弾改二

 

8cm高角砲 系列

  • 2017/04/05に一部の艦娘のみ装備可能となった。
  • 通常スロットに装備可能な艦と補強増設に装備可能な艦が異なる初のケース
本装備の概略
  • 8cm高角砲高角副砲のひとつであり、対空値こそ一部機銃に劣るものの艦隊防空値が高く対空砲火に関与する能力は高い。
    高射装置を用いた対空カットイン、副砲カテゴリを活用した昼夜戦特殊攻撃など利用法自体は多いが、癖もあるため上手く活用するにはやや知識が必要。
補強増設を用いた運用
  • メインスロットの主砲1/副砲1+増設副砲で、メイン装備スロットを1つ開けて、夜戦連撃は維持しつつ他にできることを作るという使い方が主。
    以下はよく使われる例。
    • 主砲・水偵・増設8cmで、主副弾着観測射撃を行う。
    • ソナー、爆雷、水偵などの併用で先制対潜を行う。
    • 水戦や水爆を余分に装備して航空戦能力を上げる。
    • 夜偵や探照灯・照明弾を積む。
    • 甲標的を積む。
    • 対地装備を積む。
    • 対PTの装備構成を行う。
    • 砲撃支援において火力・命中値の積み増しを行う。
  • 副砲が混ざるため昼戦において安定度の高い主主偵連撃が阻害される。
    また、主砲2以上だと夜戦時に1hit固定の主主副や主主主カットインになってしまい安定性が下がる。
    このため攻撃面では夜連撃を維持する以上のことは狙えない。
  • 由良改二は対空電探を搭載すれば、汎用対空カットインより性能が若干高い固有対空カットインを発動可能。*20 *21
  • 阿賀野型改二、最上改二は装備ボーナスがつくため他より若干火力値が高くなる。
  • 鈴熊航改二・龍鳳改二/戊は軽空母だが、4番スロットに高射装置を持たせる事で対空カットインが出せる。
    高射装置連動高角砲に対空電探を合わせるよりカットイン性能は劣るが、12機搭載のスロットを1つ空けられるので艦載機運用能力では上になる。必要に合わせて検討しよう。
    副砲によって攻撃タイプが変化することがないので、単純に装備しておくだけでもステータス底上げになるのは便利。
    • 砲撃支援艦隊に使用する事もある艦であり、8cm高角砲改+増設機銃は増設枠から火力+1・命中+2できる優秀な装備。
系列装備

8cm高角砲8cm高角砲改+増設機銃

 

10cm連装高角砲(砲架) 系列

  • 2018/04/06に一部の艦娘のみ装備可能となった。高角副砲
  • 基本的には長8cm砲系統と同じなので基本的にはそちらを参考。
    • 違うのは装備可能な艦娘である。
補強増設を用いた運用
  • 大淀は改鈴谷型と同様WGをもう一つ追加してさらに対地特化にできる。WGを3つも搭載のうえ夜戦連撃ということも可能。
    • 昼連撃を諦めるなら主砲と水偵と増設副砲で後2スロ余るので何かと使えないことはない。
      • 連合第二において何かと配置に悩む夜偵・探照灯・照明弾のセットを1人で全て持つことができる。
  • 大和型改二は5スロにさらに副砲装備可能とバリエーションが非常に増えそうだが弾着と夜戦が微妙になる。
    • ただ昼戦のみならば、主砲/主砲/徹甲弾/水偵/対空電探/10cm連装高角砲改+増設機銃とすると
      専用対空CIに加え、徹甲弾倍率が1.15倍(主砲のみで1.08、電探込みで1.10)、全ての弾着観測射撃が可能となりむしろ弾着観測射撃しないほうが珍しくなる。
      • このため連合第一向けとも言える。もっとも威力が低い弾着観測射撃も出るのでそこを気にするなら避けたほうが良いかもしれない。
    • 改の時点ではやや使いづらい。
  • 榛名改二乙/丙については、メインスロット外の副砲により様々な戦法を検討できる。
    • 主砲2本の内1本を増設した10cm連装高角砲(砲架) 系列と入れ替える事で、夜戦連撃を維持しつつ1スロットを開ける事が可能。
      夜戦MAPで運用する前提であれば弾着の弱体化も関係なく、僚艦夜戦突撃や雷装値によりある程度の火力減はカバーできる。
      任意枠の候補は水上戦闘機(乙の場合のみ装備可)、カミ車(丙の場合のみ装備可)、対地装備等。
    • 主砲2本に増設副砲を更に追加する事で、夜戦の主主副CI(倍率1.75、単発)を発動可能。
      榛名の火力であれば現実的に夜キャップに到達し、運の高さから発動もそれなりに安定する。
      主砲二本があれば良いのでテンプレの主主徹偵に追加するだけでも狙う事が出来、その他主砲2を軸とした様々な装備構成に適用することができる。
    • 電探を追加でメインスロットに積んでおくことで汎用対空カットイン/各種弾着CI/僚艦突撃発動率向上等色々狙う事が出来る。
  • 大鳳は増設に突っ込んで対空電探を装備すれば対空CIもできる。
    • ただ空母なので12cm30連装噴進砲改二を装備すれば対空噴進弾幕も可能。どちらを装備するかは提督次第か。
  • 大和型、大鳳は支援艦隊に組み込むこともある艦種であるため増設枠から10cm連装高角砲改+増設機銃で火力+2と命中+2を使用できる部分で優秀である。
    他の増設搭載装備だと同時にそこまで上げられない。
    大和型はコスト的に電探3積み反航キャップ狙いでもない限り出番は少ないが大鳳は普通に使えるので採用するといいだろう。
  • しかし大和型改二に関しては後述の10cm連装高角砲群 集中配備も装備可能である。
系列装備

10cm連装高角砲(砲架)10cm連装高角砲改+増設機銃

 

10cm連装高角砲群 集中配備

  • 2022/06/08に一部の艦娘のみ装備可能となった。高角副砲
補強増設を用いた運用
系列装備

10cm連装高角砲群 集中配備

 

12cm単装高角砲+25mm機銃増備

  • 2024/02/28に一部の艦娘のみ装備可能となった。高角副砲
補強増設を用いた運用
系列装備

12cm単装高角砲+25mm機銃増備

 

12.7cm連装高角砲 系列

  • 2022/06/08に一部の艦娘のみ装備可能となった。高角副砲
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 副砲としても高角砲としてもより強力な装備があり正直実用的ではない。史実で搭載していたのを再現したフレーバー要素だろう。
系列装備

12.7cm連装高角砲12.7cm高角砲+高射装置

 

15.5cm三連装副砲 系列

  • 2022/05/31に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 副砲としては火力は高めだが高角砲ではないため、実用的な使い方は少ない。
    大和型改二は他にも増設で使える装備が多く、単に副砲としてみても他よりは若干火力・命中が高い以上のメリットは見受けられない。
系列装備

15.5cm三連装副砲15.5cm三連装副砲改15.5cm三連装副砲改二

 

13号対空電探 系列

  • 2023/06/14に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 対空カットイン用の対空電探を増設に移すことで装備組み合わせの幅を広げることができる。
    • ケッコン等で十分な対潜値を確保する事で、対空カットイン先制対潜・夜戦連撃の全てを同時に実現可能。
      特に専用の対空CIを持つ秋月型での運用が有力。
  • 索敵強化、対空補強、命中補強、うずしお軽減、装備ボーナス発生、と言った恩恵を増設枠で適用可能。
系列装備

13号対空電探13号対空電探改13号対空電探改(後期型)

 

22号対水上電探 系列

  • 2023/05/01・06/14に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 索敵強化、分岐用水上電探、命中補強、うずしお軽減、装備ボーナス発生、徹甲弾火力補正強化、弾着率補強、特殊砲撃の倍率上昇と言った恩恵を増設枠で適用可能。
    • 金剛型の僚艦夜戦突撃の発動率強化は索敵8以上が条件であり、基本的にはこれら装備では適用できない点に注意。
    • 駆逐艦の場合、水上電探を増設に移すことで主砲や魚雷を積み増せるので、
      D砲×2+魚雷+水上電探、D砲+魚雷×2+水上電探 の夜戦カットイン多重仕様が可能になる。
      • ただし駆逐で夜戦カットインは熟練見張員との競合になりやすく、特に水雷戦隊 熟練見張員は魚雷1本分レベルの夜戦火力強化もあるため、実際にどちらを狙うかはよく考えたい。
      • 対地装備+D魚電の装備にすると、陸上型に対してもD魚電カットインで1.625倍攻撃を行うことができる(雷装は当然無効)
系列装備

22号対水上電探22号対水上電探改四22号対水上電探改四(後期調整型)逆探(E27)+22号対水上電探改四(後期調整型)★+4以上

 

電探装備マスト(13号改+22号電探改四)

  • 2023/06/14に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
系列装備

電探装備マスト(13号改+22号電探改四)

 

21号対空電探改二

  • 2023/05/01に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
系列装備

21号対空電探改二21号対空電探及び21号対空電探改は装備不可

 

42号対空電探改二

  • 2023/05/01に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 21号対空電探改二と果たせる役割は基本的に同じで、更に35.6cm連装砲改四の命中8以上の相互シナジーボーナスも発揮できる。
    加えて高い火力ボーナスが発生する事が強みとなり、特別な運用を考えないなら同条件の電探の中でも最も優秀な候補と言える。
  • 逆探(E27)+22号対水上電探改四(後期調整型)★+4以上と違い、索敵6止まりの為僚艦夜戦突撃の発動率強化は狙えない。
    ただし、僚艦夜戦突撃の発動率強化に寄与するのは旗艦の電探だけであり、榛名改二乙/を随伴艦にすれば特段響く事は無い。
系列装備

42号対空電探改二42号対空電探は装備不可

 

15m二重測距儀+21号電探改二 系列

  • 2022/05/31に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 単純に電探としても比較的高性能なこれらを増設に装備できることは、電探運用において非常に大きなアドバンテージと言える。
    メインの装備スロットを取られずに、対空カットイントリガー、索敵強化、分岐用水上電探、命中補強、弾着率補強、うずしお軽減、特殊砲撃の倍率上昇を増設枠でこなしてしまう。
系列装備

15m二重測距儀+21号電探改二15m二重測距儀改+21号電探改二+熟練射撃指揮所

 

増加爆雷

  • 2023/06/14に一部の艦娘のみ装備可能となった。
補強増設を用いた運用
  • 増設装備可能な艦種
  • 対潜装備として特段威力が高いわけではないが、対潜攻撃力の底上げが可能。
  • また、増設含めて4スロットあるのを対潜2スロ・他2スロに振り分けることで、対潜以外の役割(対空CIや夜戦攻撃)を持たせることも可能。
系列装備

九五式爆雷二式爆雷二式爆雷改二

 

高射装置

本装備の概略
補強増設を用いた運用
  • まず注意しなければならないのは高射装置を使用した対空カットインの効果はあまり高くないという点である。
    他のカットインを備えたうえで予備として、または他カットインが使えないときの手段として使うのが主になる。
    • 戦艦の大口径+三式弾+高射装置カットインは性能も高めなので利用機会がある。
  • 改修済みであれば出撃時は増設枠から命中を+3.1程度上げられる装備。増設枠からほぼ誰でも(潜水艦等は搭載不可)命中値を大きめに伸ばせるメリットは結構大きい。機銃は命中面では装備に素で付いている数値しか使用できないため、連合艦隊など命中面が不安な場所では選択肢となるだろう。
    クリティカル発生率も命中値依存とされているため適当に積んでおくだけでも与ダメージ期待値は若干上がる。割合ダメージ狙いをすることが多いあきつ丸など特殊艦でも増設枠から命中を上げられる装備は恩恵を受けられる。
    改修による火力上昇効果は夜戦でも有効なので機銃系を装備する場合よりも夜戦火力は高く攻撃面で優れる。
    高角砲には及ばないが改修後の艦隊防空の伸びが大きいため対空防御面での貢献はそれなりに大きい。逆に搭載艦が防空担当に選ばれた場合の最大撃墜数では劣る。
    • 改修効果は強いが逆に言えば改修しない状態では全然ステータスを上げられないと言う事であり他の装備を選んだほうが良い。使うなら改修は必要。
      改修効果が主の使用用途ということは改修効果が反映されない支援艦隊の増設枠ではほぼ積む意味を持たない。海域に出撃する艦に改修したものを積んでこそ活躍できる装備と言える。
      • 改修効果を使うだけなら下位装備の91式高射装置でも効果は変わらない。改修素材も軽いので作成する際にはこちらを選んでも良い。
  • 重巡・戦艦においては三式弾、日本駆逐・軽巡においては熟練見張員も昼夜の火力・命中バフとして使用可能。
参考 実際の運用例

参考 実際の運用例

 
  • 戦艦で運用する・・・大口径主砲+三式弾+高射装置での対空カットインを対地マップかつ駆逐未編成or非対空装備の場合で採用できる。
    • 5スロ艦の武蔵改二伊勢改二日向改二ならば大口径主砲+三式弾+高射装置を無理なく発動させられ、上位版の大口径主砲+三式弾+対空電探+高射装置も偵察機か徹甲弾を載せない場合(制空が取れない場所など)に使用できる。
      彼女らには噴進砲改二を使った専用対空カットインがあるが、高射装置を採用することで対空電探を積まない構成で対空カットインを発動できる。特殊射撃(ネルソンタッチ等)の随伴や対地攻撃で三式弾と徹甲弾を同時搭載した状態で攻撃したい時などに、対空電探を積まない状態にできる点で差別化できるだろう。
      • 伊勢型改二の噴進砲改二+対空電探+三式弾(変動ボーナス1.55)の方が同じ使用スロット数で対空カットインの威力倍率自体は高い。一方、威力倍率が若干落ちて噴進カットインは出なくなるが電探枠を戦闘機や徹甲弾にできる点で高射装置使用の対空カットイン(同1.45~1.5)の方が少し装備組み合わせの自由度が高い。
      • 伊勢型改二・武蔵改二の噴進砲改二+対空電探の対空カットイン(同1.4)より高射装置使用の対空カットインの方が威力倍率が高い。一方、高射装置の対空カットインは三式弾が必須なのでこちらのカットインは装備の自由度が低い。
        武蔵改二や伊勢型改二は状況によってこれらが使い分けられるというのが嬉しい。
      • 12cm30連装噴進砲改二は空母など防御力の低い艦で噴進砲カットインで防御のために使う場合もあるので、十分な数が用意できない場合で武蔵改二や伊勢型改二を対空カットイン担当にしたい時などにも高射装置を使うことで噴進砲を譲れるメリットもある。
  • 駆逐で運用する・・・高角主砲+主砲+α(戦車・ロケラン・対潜装備・夜戦装備・輸送装備等)などで対空電探以外で1枠潰れる際に、増設枠から対空カットイン担当を用意できるのは便利。
    対地マップで全艦対地装備しつつ対空カットイン担当を用意できたり、1スロ先制対潜艦が対空カットイン要員となれる点は編成内の装備枠圧迫を緩和できる点で有用。
    • 改修してあれば火力が上がるので夜戦カットイン担当の火力上げに使うこともできる。この場合日本艦であれば熟練見張員があるが、海外艦は装備ボーナスを受けられないので発動率より威力を求めるならこちら。連撃でも有効。
  • 重巡系で運用する・・・高角砲かつ主砲である5inch連装両用砲(集中配備)系列を使えば特殊高角砲+対空電探で昼戦連撃を維持しつつ誰でも使用できるが、これに加えて増設に高射装置を積めば高角砲+対空電探+高射装置の判定が加えられるので対空カットインの不発を低減できる。
    どちらの威力倍率もそこまで高くないが、重巡を対空カットイン担当にしなければならない状況で判定回数を増やして不発が減るのであれば頼もしい。
    威力倍率自体は特殊高射+対空電探が微差で高いので不発度が上がるかわりに威力をあげられるので高射装置以外の装備を積むという取捨選択が可能。
  • 明石で運用する・・・イベントなどの連合艦隊編成で使用する際、水戦が積めない明石を緊急泊地修理で使用する際の余りスロットに高角砲を積めば対空カットイン担当にできる。駆逐艦が夜戦カットイン装備や対潜装備をしている際などでは選択肢として悪くない。
系列装備

91式高射装置94式高射装置

 

熟練見張員

本装備の概略
  • 2020/03/27に装備可能となった。
  • 装備することで夜戦カットイン確率を上昇させるほか、駆逐艦のみではあるが専用夜戦カットイン攻撃を行える。
  • イベント海域などに登場するPT小鬼群に対し命中特効が確認されている。
補強増設を用いた運用
  • 基本的には夜戦カットインを行う装備を積んだ艦であれば恩恵を得られる。
    また増設枠から索敵を伸ばせる貴重な装備で微差ではあるがルート制御や弾着等の特殊射撃発動率向上に使えると考えられる。
    • 駆逐艦に主砲+魚雷+対水上電探(+熟練見張員)と乗せることで主魚CI、主魚電CI、魚見電CIの夜戦カットイン攻撃の3面待ちができ、運低めの駆逐艦でもそこそこのカットイン発動率を出せるようになる。海域攻略で使う場面は少ないだろうが、5-3Pレベリングなどでは重宝するかもしれない。
  • 水上電探(素索敵+5以上の電探)と一緒に駆逐艦に装備すると夜戦時の回避率が上がる。主主電見の連撃構成でもOK。
  • 命中値+2が付いているので支援艦隊での増設枠装備にも向く。
  • 装備索敵+2により分岐点係数が2以上の場合ルート分岐に貢献しやすい。
  • 増設搭載可能になった際に日本駆逐*25、日本軽巡級、日本重巡級に装備ボーナスが加えられた。
    • ボーナス数値は大きめで対象艦であれば素の数値と合計でタービン並みに回避値が高められる。(ただし速力変更には使用できない)
    • また日本駆逐艦搭載時のボーナスには対潜値+2となっており対潜先制爆雷攻撃の難易度を引き下げられるという大きなメリットがある。
      対潜値が低めな艦で考えれば対潜値+2は本来のレベルより8レベル前後低く先制対潜可能になる。
      未ケッコンでギリギリ先制対潜不可だった日本駆逐艦でも先制可能になったり高性能対潜装備の取り回しが良くなる、シナジー形成しないタイプの爆雷搭載を避けられるなど使い方は様々。
    • 日本駆逐・日本軽巡はボーナス分で雷装も上がるので甲標的搭載可能艦は開幕雷撃の威力・命中も上げられる。(改修機銃でも雷装は上がる、夜戦カットイン安定と対空防御の選択でどちらを使うか決めよう)
系列装備

熟練見張員水雷戦隊 熟練見張員

 

精鋭水雷戦隊 司令部

本装備の概略
  • 2021/05/08の実装時に一部の艦のみ装備可能となった。
  • 特定の編成において大破艦を離脱させる単艦退避ができる、司令部施設の一種。使用法・注意点については煩雑なため個別ページを参照。
補強増設を用いた運用
  • 一部艦は補強増設に装備できるため、装備スロット圧迫を緩和できる。
  • また一部艦で火力面の装備ボーナスが受けられるため、退避は無視して高射装置と同様に火力サポートとして扱うこともできる。表示火力値が上がるため遠征・支援でも有効。
系列装備

精鋭水雷戦隊 司令部

 

装甲艇(AB艇)

本装備の概略
  • 2021/02/26の実装時に神州丸のみ装備可能となった。
  • いわゆるダイハツ系対地装備のなかに含まれる「上陸支援舟艇」。
    他の上陸用舟艇と組み合わせることで対地攻撃に参加するほか、PT小鬼群への対処能力も併せ持つ。TP輸送も可能。
    しかし単体で劇的に強いわけではないので、他の主力装備の陰に隠れがち。
補強増設を用いた運用
  • 神州丸のみ補強増設に装備できる。
  • 対地攻撃、対PT攻撃のどちらにせよ本装備1個ではその能力を十全に発揮できない。
    複数種を組み合わせることが前提となるこれらの戦闘で本装備を用いる場合、装備スロットを1つ増やせるというのは利点。
    • また、近年は陸上型とPTが同時に出現することが多く、一隻でその両方に対応できるようにしておくことの重要性が上がっている。
  • 輸送ゲージTP、資源マス獲得量を増設から増やすということが可能。
系列装備

装甲艇(AB艇)

 

熟練甲板要員

本装備の概略
  • 航空要員の一種。
    火力や命中などのステータス補強を行う。
補強増設を用いた運用
  • 空母系のみ補強増設に装備できる。
  • 熟練甲板要員+航空整備員超長射程を持っており、射程付き艦載機を使わずとも、増設枠から、空母の射程延長が可能。
    さらに火力・雷装・爆装ステータスを持ち空母の砲撃戦火力を大きく上げることができる。改修すると更に上がる。
    • 空母の射程を延長した際について回る問題(中破で止まる等)はそのままなのでこの点は注意。
  • 熟練甲板要員自体は航空整備員に比べて見どころは少ないが、砲撃支援の空母において増設枠から火力+2命中+1できる装備はほかにない。
系列装備

熟練甲板要員熟練甲板要員+航空整備員

 

潜水艦搭載電探

本装備の概略
  • 2020/06/27に潜水艦、潜水空母にのみ装備可能となった。
  • 潜水艦限定ではあるが回避や命中を向上させることができる。名称に電探とあるが渦潮軽減効果はない。
  • 後期型艦首魚雷(6門)などと一緒に装備することで潜水艦専用夜戦カットインを発動させることができる。
補強増設を用いた運用
  • 積んでおけば命中、索敵、回避、夜戦火力が上がり、一部装備では雷装も上がるので開幕雷撃の命中率も向上可能となる。
    何かを阻害する要素も殆どないのでほぼノーデメリットで能力強化可能である。潜水艦は装備候補自体が非常に少ないので競合も起こしにくい。競合相手となり得るのはタービンやダメコンか(伊504は機銃で対空カットイン可能だが使用する場面は少ない)
    • 潜水艦は回避値が低く、ケッコン済みでも回避キャップまで上げるのは難しい。回避値向上でその部分を大幅に改善できるので生存面で高い貢献を期待できる。
    • 索敵によるルート制御に貢献する。潜水艦は索敵が低いためデコイ役などで編成に組み込む際に索敵不足が発生する状況があるのでそれを装備構成を崩さず緩和できる点で便利。
  • 水上電探扱いとなることがあり、水上電探装備数でルート分岐されるマップなどで潜水艦を入れたい場合に役に立つ場面があった。(なお対空電探扱いはされない)
  • 後期型艦首魚雷(6門)などと同時搭載で専用夜戦カットインが出せる点で様々な使い方ができる。
    カットインの威力倍率も大きく使用スロット数の増加で雷装も増加可能なため最終威力が大幅に伸びる。
    また通常の魚雷カットインより発動率も高くなる。
    • 大きく恩恵を受けるのはスロット数に余裕のない2スロットの潜水艦だろう。
      特に航空機の搭載が可能な潜母では水戦等を装備させたときカットインを諦める事となっていたが航空機+カットイン対象魚雷+増設潜水艦電探とすることで両立が可能となった。
    • 3スロットの潜母では搭載数のある枠を2スロ使って水戦×2+カットイン対象魚雷+増設潜水艦電探で大きく制空を稼ぎつつ夜戦カットイン維持が可能となる。
      魚雷3積み時も3スロ潜水艦特有の低めの雷装を増設枠から強化できる装備があるので開幕雷撃の威力が上がる面でとても助かる。
    • カットイン対象魚雷+増設潜水艦電探とするとまるゆ改で夜戦カットインが可能となる。
      元々の非カットイン夜戦単発攻撃威力の3倍弱くらいの威力になるので装甲を抜ける範囲は大幅に増える。といっても威力は他潜水艦よりも大きく劣り、まるゆ自身の運も低いため実用性は低い。
  • 潜水艦に特二式内火艇などを装備させて対地攻撃をする際に命中率を高められる手段となる。特二式内火艇等を使用した対地攻撃は単発なので命中率が高い方が当然安定する。
系列装備

潜水艦搭載電探&水防式望遠鏡潜水艦搭載電探&逆探(E27)後期型潜水艦搭載電探&逆探後期型電探&逆探+シュノーケル装備SJレーダー+潜水艦司令塔装備(米潜のみ)

 

潜水艦後部魚雷発射管

本装備の概略
  • 2021/11/21の実装時に潜水艦のみ装備可能となった。
  • 潜水艦専用魚雷の一種。
補強増設を用いた運用
  • 潜水艦娘の雷装はすごく高いとは言えず装備スロットも少ないため、増設による雷装底上げは有効である。
    同じく増設に入る競合としては潜水艦搭載電探が有力。
  • 夜戦カットイン構成は維持しつつ潜水艦スロットを1つ空けることが可能。
    潜水艦電探とは異なり他の後期型魚雷を持っていなくても普通の魚雷で夜戦カットイン(1.5倍)を出すことができる。
系列装備

潜水艦後部魚雷発射管4門(初期型)潜水艦後部魚雷発射管4門(後期型)

 

コメント

  • 増設入手任務追加しました -- 2021-07-16 (金) 01:40:00
  • 誰に増設したか忘れると探すのが大変……編成の選択画面で増設スロも見せてくれればまだ楽なのだが -- 2021-10-31 (日) 17:24:08
  • 数えたら50以上配ってるのね。買った記憶ないから25000円以上貰ってると思うとすげーゲームだな -- 2022-04-03 (日) 21:01:14
  • 艦これwikiで、登場全艦のスロット数一覧表って、あります? 探しても見つからなかったので。 -- 2022-05-10 (火) 09:59:19
    • 基本的にはないですね。艦種によって何スロあるという傾向が決まっているので、それに当てはまらないところが覚えられればそれで十分というのはあります。艦船最大値各艦種上位早見表テーブルに備考で書いてあったりはしますが。 -- 2022-05-10 (火) 22:45:27
  • 仕様上副砲の需要が小さすぎて実装されてる数も少ないのが不満なんで、そろそろ軽巡以上の戦闘艦は全員それぞれに対応した副砲を増設に装備できるようにならんかな… -- 2022-05-26 (木) 00:16:28
    • 弾着観測射撃でよわよわCI出す人が続出しそう -- 2022-05-26 (木) 07:57:26
      • 確かに今でも演習で主副CI撃ってくる人がたまに居るな…まあ、そこも副砲の需要が少なくなってる原因の一つだから変更入れてほしいな…例えば連撃不発時の保険として発動抽選されるようにするとか -- 2022-05-26 (木) 12:59:37
    • 主副偵も昼連撃に、海外艦なら主主(副)電も昼連撃に すれば解決 -- 2022-09-02 (金) 05:24:46
  • 「10cm連装高角砲群 集中配備」の補強増設搭載可否について検証・情報提供の協力をお願いします。現時点では「大和型改二:可 大鳳改:不可」が判明済み。
    残る検証対象は「大和型改以下・大淀」となります。 -- 2022-06-11 (土) 11:49:16
    • 大淀は不可です -- 2022-09-02 (金) 05:27:50
  • 補強増設にタービン載せたまま遠征に出してしまって、改装で確認したら遠征に出したまま補強増設からだけ装備を剥がせたんだけど、これって既出? -- 2022-11-20 (日) 19:42:54
    • このページを読まずに投稿してませんか? -- 2022-11-20 (日) 20:59:03
  • 電探増設についても追記が必要そうだが、けっこう書くことが多そう?カットインとか事実上のスロット数増加で新たにできるようになったこと(夜戦支援要員だったり対潜だったり)、爆雷もなにかできそうな感じがする。 -- 2023-06-16 (金) 11:49:17
    • かなりのバランスブレイク要素だと思うよ 対艦CI、対空CI、索敵とルート分岐と渦潮、夜戦回避…と多岐にわたるし (というか天龍より後期駆逐が上になるくらいには -- 2023-07-20 (木) 19:19:15
      • 天龍に限ったことじゃなく3スロの軽巡はかなりしんどいよね。軽巡が駆逐に優れてる要素が一気に減ったというか。 -- 2023-07-20 (木) 20:21:54
      • 大半の日軽は特別大きいわけでもなくしかも古い艦なので、甲型駆逐艦あたりと比較して優位さが無いのは仕方ないというかなんというか -- 2023-07-20 (木) 20:46:47
  • ヘッジホッグとか短魚雷とかは増設できんのか… -- 2023-06-16 (金) 15:32:03
  • 三式弾に缶と、ここ最近は増設関連のアップデートが多くて大変だな…知識のアップデートもしっかり行わないといけない時代かもしれない。 -- 2023-07-08 (土) 12:55:50
  • 三式入るんなら同じ強化弾系の徹甲弾とか、見張り員よろしく航空系の要員とかも入るようにならんかな…後煙幕も入ってくれるとありがたい。 -- 2023-07-12 (水) 03:13:29
    • 夜間見張り員が入ったら、4スロフル装備や3種FBAカットインしつつ 彩雲の採用が出来るね -- 2023-07-12 (水) 04:40:37
    • 穴に徹甲弾は戦艦のテンプレを崩せそうではあるが影響力が大きすぎる。特にタッチ艦。逆にもっと普及させるべきは穴副砲とかかな。可能なら副砲併用のメリットもカットイン周りを改善してだな… 煙幕も影響力の微妙さから入れてもいいと思うし探照灯・照明弾も軽巡あたりならそろそろ許されていいと思う。あとシナジーに絡めず中途半端な二式12cm迫撃砲あたりとか単体ではやや物足りない対地ロケットとか。 -- 2023-07-13 (木) 14:18:06
    • 寒冷地要員は増設に入れてなんぼだろうからなあ。あれが増設に入れられるようになれば幾分か使いやすくなるだろうけども -- 2023-07-13 (木) 15:26:36
  • 熟練甲板要員の記述、 支援で火力2命中1 で特記してるけど火力1命中1は機銃で複数あるしあんまり意味ないと思う -- 2023-07-20 (木) 19:14:53
  • 実は日本艦軽巡駆逐ボーナスを除いた場合、改修効果の差が第一に、次いでサブステが重要になるんで 三式弾改二・見張り水見☆8・三式弾改以降☆7以降・4連FLAK☆10(独伊)・見張り水見☆4・噴進改二☆10の順に火力と回避命中装甲で強かったりする 以下見張り水見☆2高射装置☆10ボフォ☆4と続く -- 2023-09-23 (土) 02:42:05
  • なぁ、補強増設って・・・食えるんか? -- 2024-02-14 (水) 17:41:59
    • 増設は食べ物、ちぃ覚えた -- 2024-02-14 (水) 18:35:28
    • 食べられるかどうか、ではない。食べるかどうか、だ。  …って赤城さんが言ってた。 -- 2024-02-14 (水) 20:12:05
    • かわいいし食べちゃうの勿体ないよね(乙女並感) -- 2024-02-14 (水) 20:16:52
    • 運営さんは、こいつをしっかり食い物にしているようなんだが。 -- 2024-02-14 (水) 20:40:43
      • 煮て良し、焼いて良し、でも山葵が目に沁みるから、刺身は止めて・・・。 -- 木主? 2024-02-14 (水) 20:45:10
      • パプワくん何年前だよ… -- 2024-02-14 (水) 20:53:15
    • 妖精さんが差し出してるスパナとトンカチは実はチョコ -- 2024-02-14 (水) 23:26:10
  • コツコツ貯めてたのが、今回の潜水艦作戦で一気に使い果たした…まあ「こういうとき」に備えて貯めてたから納得だが -- 2024-03-13 (水) 22:19:35

*1 複数戦闘まで轟沈を回避したいならばそれだけのダメコンを装備する必要がある
*2 10cm高角砲+高射装置と対空電探を装備させて防空艦とする、改良型艦本式タービン強化型艦本式缶を装備させて高速化させる、などのことは2スロの余裕がなくては困難である。
*3 特に連合艦隊においては洋上補給1つあたりの回復量が少ないため、ペナルティを完全に回避するために1度に2個使用する場合がほとんど
*4 迎撃担当艦と対空カットイン発動艦、それと最後に攻撃を受ける艦は全く関係ない
*5 艦娘の対空値で換算すると、機銃対空値×6の対空値上昇を得たことになる
*6 素対空9以上が特殊機銃
*7 増設なしでは夜戦連撃を維持しつつ対空カットインを発動させる場合は『高角砲+機銃』の効果の低い対空カットイン装備の組み合わせを選択せざるを得なかった
*8 但し、機銃の素対空値が+3~+8でないとダメ
*9 ★max時で昼戦火力+3.1、昼戦雷装値+3.7
*10 例外として艦娘の装甲値に対して敵の攻撃力が極めて小さい場合、あるいは艦娘の装甲値に対して敵の攻撃力が極めて大きい場合は被ダメ軽減効果を期待しにくい
*11 被ダメージが艦娘の耐久の75%~100%程に集中する場合はダメージ計算上、異常に大破率が大きくなる。こうした場合はバルジの装備により突破率が改善する場合もある。
*12 ただし変化は速度のみであるため「艦種:高速戦艦」を要求する分岐点を「高速化した低速戦艦」でごまかすことはできない
*13 補強増設を用いて高速化した場合、実質的なスロット数は-1される
*14 なお、「高速+」にして連合艦隊第二艦隊に入れるというシナジーの利用方法もあるが昼戦連撃を捨てざるを得ず、また三式弾や大型探照灯などの装備を搭載する冗長性すら確保できないため推奨されない
*15 ただし第二艦隊に入れるのは無論高速+にする必要があり、その場合実質3スロ分残る
*16 輸送連合艦隊本隊など
*17 ルート制御に抵触しないかぎり、高速化したあきつ丸は水戦を搭載した航巡によって、高速化した香取型は軽巡によってその役割をほぼ代替できる
*18 島風、Ташкент、大鳳、翔鶴型、利根型、最上型
*19 船渠棲姫等極一部の例外も存在
*20 固定ボーナス+5、変動ボーナス×1.45
*21 ただし、発動優先度の兼ね合いで他の対空担当艦の対空CIを邪魔しないように注意
*22 発動率強化自体は無改修でも可能、増設可能なのがこの改修値以降
*23 改三のみ
*24 改二のみ
*25 Верный丹陽も含む