バーティー

Last-modified: 2024-03-21 (木) 18:41:59

「ほらほらバルジー!そんな所で何しているんだい!?君の仕事は僕を手伝う事だったでしょ!」
原作第4巻のバーティー(右) TV版長編第3作のバーティー TV版第24シーズンのバーティー

名前バーティー
英名Bertie
性別
車体番号CRD54(原作第9巻、TV版第23シーズン以降)
製造年1929年-1948年
所属会社ソドー・ロードウェイズ
運用乗客トーマスの支線の駅まで乗せるのが主な仕事。
・原作のみ、ファークァー採石場の作業員ファークァー採石場まで送迎している。
分類
バス
原作初登場巻第4巻『がんばれ機関車トーマス』第4話「トーマスとバーティー」
原作初台詞「こんにちは。ぼくは、バーティー。きみは?」
TV版初登場シーズン第1シーズントラクターのテレンス
※正式と初めて喋ったのは『トーマスとバーティーのきょうそう
TV版最終登場シーズン第24シーズンクレオとはじめてのゆき
TV版初台詞「僕はバーティー。君こそ誰だい?」
一人称
二人称
説明ソドー島赤いバス
トーマスの支線乗客を乗せている。
トーマスとはよく競争する
・最初は機関車を馬鹿にしていたが、トーマス競争して負けて以降、機関車を馬鹿にするのを止めた。
・原作では出番は少なく、トーマスエドワードのみの交流だったが、TV版では数多く登場して、他の機関車との邂逅も描かれている。
・人形劇初期の頃はテレンスと同様、眉毛がない。
車掌も乗せている。
・他にも同型のバスがいる。
・原作絵本と人形劇時代は車内が映る事は無かったが、CGアニメ以降は車内が映るようになった。
・模型の頃は設計上、車内が繊細に作られておらず、土台の上に人形の上半身が配置されていた。
性格・自惚れ屋で活動的な性格だが、仲間思いでソドー島の機関車達から信頼されている。
・仕事には真面目に勤めているが、トーマスと仕事中に競走をした事がある。
・一時期、鉄道を馬鹿にする発言をする事が多かった。
トーマス恥ずかしい過去暴露したトレバー皮肉を言うなど、悪戯好きで茶目っ気のある性格。
・行方不明になったトーマス捜索に協力したり、トレバー皮肉を言った事を素直に謝った事から、優しい一面も見られる。
・競争好きな反面、『速さ』より『安全』を優先するタイプ*1
・泥濘が苦手である*2
・丘を登るのはエドワードより得意らしい*3
トーマスが休んだ時は愚痴を零したものの、最後まで諦めずに乗客エドワードの元に届けた事があり、お人好しでもある。
・よくとばっちりを食らう*4
原作での経歴ウィルバート・オードリーが執筆した作品で唯一2回登場した非鉄道車両のキャラクターである。
・また、クリストファー・オードリーが執筆した作品では銀色のバンパーが付いた。
トーマスと競争したが、トーマスの方に軍配が上がった。
第9巻のみ、ナンバープレート「CRD54」が付いている*5
TV版での経歴第1シーズンで初登場。第1シーズンから第2シーズンまでは眉毛が無かったが、第3シーズン以降から眉毛が付くようになった。
第3シーズンではトレバー「おんぼろ君」と呼び、その後、泥濘にはまった。そして、トレバーテレンスに助けられ、トレバー「おんぼろ君」と呼んだ事を謝罪した。また、いたずら貨車達に悪戯されて困っているメイビスの様子をテレンスと一緒に見学していた。
第4シーズン第13シーズン第14シーズン第20シーズンでは出番があっても台詞が無い。
第5シーズンではハロルドトレバーキャロラインと一緒に大雨で崩落したダムが修復された記念式典に出席していた。
第6シーズンではトーマスパーシークランキートップハム・ハット卿と共に、ブレンダム港ハーヴィーを歓迎したが、その翌日に貨車達に道路を塞がれてしまった。
第7シーズンではトーマス2度目の競走をし、一応勝利した。その後、脱線事故を起こして修理工場に行く事になったエドワードの代わりにソドーブラスバンド迎えに行くが、またしても泥濘にはまった。
第8シーズンではパーシーの『煩すぎる汽笛』に驚愕して、危うく事故を起こしかけた*6。また、エミリー見捨てられ、激しく落ち込んだ。
第9シーズンではパーシーヘンリーから「トーマスが脱線事故を起こした」と知らされ、子供達ジェームスハロルドハーヴィーの順に知らせに行った事がある。
第10シーズンではトーマス見捨てられ「酷い機関車だ」と叫んで激昂していた。また、トップハム・ハット卿シルクハットが屋根に乗っかってしまった事がある。
第11シーズンではゴードン見捨てられた
第12シーズンではロージー手痛いミスの所為で、酷い目に遭う。その後、子供達を乗せて消防士表彰式に行こうとして、またまた泥濘にはまった。
第13シーズンではロウハム・ハット卿トップハム・ハット卿と間違えて乗せて行ったトーマスの代わりにトップハム・ハット卿夫乗せて行ったが、途中で故障してしまう。また、このシーズンのみラジエーターがなかった。
第15シーズンではトーマスに強引にミスティアイランドの旅に連れて行かれた挙げ句ぐらぐら橋で立ち往生、そしてハロルドに助けられた。
第16シーズンでは体調を崩した所をフリン助けられた
第17シーズンでは近道をして何度も競争に勝っていた
第18シーズンではサムソンバス停の標識をスクラップだと思って持って行ってしまったので、自転車を持って行かれたトム・ティッパーを乗せてサムソン追いかけた
第19シーズンではトーマススペンサー車輪が幾つあるのが最高か議論し、その後で倒れた木で動けなくなったトーマスの代わりにボックスフォード公爵夫ロッホ城に送る事にするが、タイヤがパンクして動けなくなる。また、道路工事が行われた時は別の道を走っていたが、その道路の話を曲解された事がトーマスの事故につながってしまう。
第20シーズンではボディが汚れる事を恐れて、乗車拒否を敢行したデイジーの代理で子供達を人形劇の会場まで運んだ。
第21シーズンではハンナ押されたトビーとぶつかりそうになった。その後、ラジエーターが故障して動けなくなった
第22シーズンでは振り返りセグメントのみ登場。
第23シーズンではナンバープレート*7とワイパー、サイドミラーが追加された他、車体がモデル車に近いデザインになった。
第24シーズンではジェームスパーシーレベッカ衝突・脱線事故の影響で渋滞に巻き込まれた。また、レイルウェイ・ショーが開催されると知って仕事放棄したトーマスの代わりに乗客運送の仕事をする羽目になった。
長編作品での経歴長編第1作では石炭の貨車を牽引していたトーマスに、貨車が5台程しか牽いていないと告げた。
長編第3作では行方不明になったトーマスの捜索を手伝い、ソドー島中を走り回った。
長編第5作ではソドーレスキューセンターの開通式に出席した。
長編第11作ではトーマスとまた競争を行うも、ショベルカーのオリバーが先頭を走ってた事により、中断となってしまった。
長編第12作では挿入歌『りゅうせんけいになりたい』内でのトーマス妄想内に登場し、流線型に変身して猛スピードで走り去るトーマスを見て驚いていた。また、別の挿入歌『あなたはあなた』ではトーマスが彼に変身した。
長編第14作ではファークァー駅に置いて行ったトーマス乗客ナップフォード駅まで乗せて行った。また、エミリーと会話した*8。そして、彼と似た顔のディーゼル機関車アメリカに登場した。
モデルAEC・リーガル
玩具プラレール(モータートミカ/プラロード/テコロでサウンド)/トラックマスター
トミカカプセルプラレール(通常/彼に変身したトーマス)
木製レールシリーズ/ウッド
トーマスエンジンコレクションシリーズ
トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち
アーテル
テイクアロング/テイクンプレイ/アドベンチャーズ
英米版CVケヴィン・フランク長編第1作
ルパート・ディガス第15シーズン-第16シーズン
キース・ウィッカム第17シーズン-長編第11作第21シーズン-長編第14作第23シーズン-第24シーズン
日本語版CV緑川光第1シーズン-第3シーズン第5シーズン-第8シーズン
川上貴史第9シーズン-第12シーズン
酒巻光宏第15シーズン-長編第11作第21シーズン-長編第14作第23シーズン-第24シーズン
参照画像参照はバーティー/画像

*1 実際、貨車達の悪戯で脱線して道路を塞いだり汽笛を所構わず鳴らしまくり彼をスリップさせたパーシーを説教した。その後、バックで走っていたトーマスハンナ猛スピードで走らされているトビーを注意していた。
*2 実際、何度も泥濘に嵌って嫌そうな顔をするエピソードが存在する。
*3 但し、運転手が説明する前の丘では、弱気な発言をするほど苦しそうにしていた。
*4 「エドワードに見捨てられた」「道路舗装用のタールが来ない」「いたずら貨車達に足止めを食らった」「エミリーに見捨てられた」「パーシーに汽笛で驚かされた」「トーマスに見捨てられた」「ゴードンに見捨てられた」「トーマスに拉致された」「トビーとぶつかりそうになった」等。
*5 ナンバープレートの「CRD54」は、挿絵を描いた「クラレンス・レジナルド・ダルビー『Clarence Reginald Dalby』」第9巻の初版発行年である「1954年」が由来である。
*6 でも無傷。
*7 番号は原作第9巻と同様、「CRD54」である。
*8 エミリーは一応、彼を見捨てた事は反省しているらしい。