武器/【ノーネーム】

Last-modified: 2023-11-28 (火) 20:36:32

キーブレードの一つ。
名前を直訳すると「無名」や「名無し」になる。どういう意味が込められているかは少々謎である。 


BbSFM

FM版の追加ボスである謎の男を倒すと手に入るキーブレード。
3人全員が入手できるが、それぞれのキャラで倒さなくてはならない。
攻撃力+6、魔法力+7。魔法力が非常に高く、リーチも長い。クリティカルが出やすいのも特徴。
 
キーチェーンは灰色の砂時計。中には水色の砂が入っている。
切っ先にも時計があしらわれており、短針は8、長針は1を指している。

  • 謎の男が戦闘中に時間を巻き戻していたり、彼を倒すと手に入るこのキーブレードには時計をイメージしたデザインが施されていたりと、謎の男が時間に関係していることを強く印象付けた。

叩くと白と水色が混ざった丸い閃光から、ノーバディマークの先端部が合わさってできた水色の星、水色の光の粒と金色の光の結晶が出る。
星の中心には、紫に近い青色の歯車が付いている。


余談だが、攻撃力値(6)と魔法力値(7)を足すと「13」になる。
また、時計の針は8時5分なので、8と5を足しても「13」となる。

  • 7つの光と「13」の闇を示している…というのはこじつけだろうか。

3D

青年ゼアノートの使うキーブレードとして、まさかの再登場を果たす。

デザインは従来のノーネームにマスター・ゼアノートのキーブレードの一部が加わったデザインをしている。
先端に角のある獅子がつき、護拳の部分には意思ある闇の眼と悪魔のような羽がある。
これはマスター・ゼアノート青年ゼアノートに力を貸し、同化したからだとディレクターは語っている。

  • 本来青年ゼアノートは旅立ち前でキーブレード使いとしての修行をまだしていないので、キーブレードを扱えない。BbSFMの謎の男がキーブレードを使用しない理由でもある。

煙のようなまばゆい真っ白な光から、水色の光を発して呼び出される。微妙に水色の光の粒が出ている。呼び出すときの効果音はマスター・ゼアノートのそれと一緒。
 
叩いた時に出る星は、BbSのように根本がくっついておらず、5つのひし形の枠として独立している。
また、歯車が付いているのは変わらないが、中心部分にソウルイーター等にある水色の眼球(意思ある闇の眼)が付加されている。
意思ある闇の眼は、星の基板を隠すように少し大きめで、中央から薄黒い棒を伸ばし、先ほどの菱形の枠とつながることで星を形作っている。
水色の小さな光の粒が多く出るのも特徴。


BbSの主人公たち同様キーブレードそのものを変形させて攻撃してくる……のだが伸びる伸びる。
留まりし思念の鞭以上なんじゃないかってほどに伸びる。
瞬間的に伸ばしたり、さらに伸びた状態で複雑な形状を保ったりと材質がまるで分からない。物質化したビームとのことらしいが…。

  • テラの体を奪った直後、慣らしもせず、且つテラとの交流もとても少なかったようなのに、いきなりスライドやメテオ(と、初見プレイヤーの大半は習得していないアルテマキャノン)を使いこなしたマスター・ゼアノート。
    彼が力を貸し、素の戦闘能力はBbS組を凌駕する程の若かりしゼアノートの身体…この二点を踏まえて考えれば、ノーネームよりも、マスター・ゼアノートが凄い。という結論でいいのではないだろうか。

χBC

ノーネームそのものは登場しないが、マスター・オブ・マスター予知書を書き綴る為に自身の片目を用いて製作したキーブレード(後のマスター・ゼアノートのもの。ルシュ曰く「見つめる目」)を弟子のルシュに手渡した際、マスター・オブ・マスターがそのキーブレードについて「名前は無いな」と言った後にルシュがキーブレードを見つめて「ノーネーム」と呟いており、ノーネームが遥か過去の師にあたるルシュと何らかの繋がりがある事をうかがわせる。

  • この時のやり取りから、この後にマスター・ゼアノートのものとなるキーブレードの名前が「ノーネーム」だと思われることがある。実際には別物なので注意(メモリアルアルティマニアでも「マスター・ゼアノートのキーブレード」と記載されている)。
  • なお、マスターと6人の弟子は名前に法則性があり、予知者達のユニオンとキーブレードに刻まれた動物はこの法則性と対応しているとされる。ルシュ(LUXU)が受け取ったキーブレードに刻まれた動物はKH0.2のおはなしによると「ヤギ」であり、これは7つの大罪の一つである色欲("LUXU"RIA)に対応している。
    また、3Dアルティマニア設定画にはこのキーブレードの動物は「角のあるライオン」、ノーネームの動物は「角のある獅子」とされており、獅子もまた7つの大罪の傲慢に対応している。そして、未だ名前の判明していないマスター・オブ・マスターが自動的にこれに対応していると思われる。

KHIII

ヤング・ゼアノートが持つキーブレードとして、3Dで登場したものが続投。