セチガライアー!

Last-modified: 2020-02-22 (土) 16:30:16

概要

セチガライアー!とは、がもうレオンさんが『レッド・デッド・リデンプションII』(略称:RDR2)*1をプレイ中に放った断末魔の叫びである。

「世知辛い」と「アー!」という叫びがシームレスに繋がっているのが特徴。
がもうさんの迫力ある叫びと語呂の良さから、視聴者に強烈なインパクトをもたらした。

詳細

『RDR2』の放送は基本的にアーカイブ動画化されていないが、がもうさんの許可のもと当該シーン前後を抜粋したものが『がもうレオンさんの セチガライアー!』として視聴者から投稿された。

 

事件が起きたのは2018年11月11日のこと(放送開始時点では10日)。

線路のすぐそばで死んでいるNPCを発見したがもうさんは、アイテムを回収できないかと物色する。
そこで以下のような視聴者とのやりとりがなされた。

視聴者「これ現場見られたら勘違いされますよ」
^日^「いや、私はただ、この人の遺品整理をしただけですよ」
視聴者「自分でやってなくても見られると通報されますよ^^」

視聴者から告げられたゲームの仕様に対して、がもうさんが「世知辛い・・・」と言い出したその時、馬を駆るアーサー(主人公)が突き進んでいく先が崖だったことに気付いた。
しかし、時既に遅し。がもうさんは「アー!」と叫びながら、アーサーが馬*2と共に転落する姿を見届けることしかできなかった。

^日^「ちょっ、標識出しといてくださいよ・・・」

「世知辛い」から「アー!」という叫びへの流れるような切り替わりに反応した視聴者コメントが多数押し寄せた。
また、翌朝にはタイムシフトで視聴したと思われるナニフツウさんもtwitter反応していた。

分析

元は「世知辛い」と「アー!」が繋がっただけだが、「セチガライアー」という響きはどこか特撮ヒーロー・ロボット系の固有名詞を連想させ、放送当時からその側面に着目したコメントが散見された。
これまで生放送でも『ガイアセイバー』『巨影都市』等をプレイしてきたがもうさんには、お似合いの叫びといえるかもしれない。

 

ここで「セチガライアー」の声を分析してみよう。

  1. まず、「セ」の部分は普通に発声しているように聞こえる。
  2. ところが「チガ」の辺りになると、崖に気付いて焦ったような調子になる。
  3. 「ライ」の辺りでは馬が空中に飛び出し、声も叫び調子に移っている。
  4. そして「アー!」の部分では、完全に絶叫している。

以上のように、まるで格闘ゲームで弱攻撃から強攻撃、そして必殺技へと繋ぐコンボのような構成となっている。
この点が「セチガライアー」を一つの単語として認識しやすい一因となったのではないだろうか。

その後

後の『RDR2』放送では、放送説明文にセチガライアーを意識した文面が見られるようになった。
参照:link1 link2 link3 link4

2019年5月の放送では、ついに枠名自体が「せちが」になってしまった。
ゲームの全体的な雰囲気が世知辛いので、間違ってはいないが・・・

犠牲者への展開は後述

用法

当初「セチガライアー!」がそのまま用語として使われる機会は少なかったが、がもうさんの魂の叫びをきっかけに「世知辛い」という言葉が使われる頻度が上がり、それに反応するかたちで結果として「セチガライアー!」とコメントされる機会が増えたかもしれない。
もっとも「世知辛い」の使用頻度は変わっておらず、単に敏感になっただけかもしれないが・・・

そのまま使われる例としては、『RDR2』放送枠の最後の締めとしてがもうさん自ら転落死を決めた際に、視聴者たちが掛け声のように「セチガライアー!」とコメントしたことがあった。

応用としては、特に『RDR2』内で高所や段差から落ちることを「セチガる」と表現されるようになった。
「乗馬中」「自然の地形の崖」等のポイントを押さえると、よりセチガ度が高いかもしれない。

命名への応用

事件からおよそ半月後、『RDR2』オンラインモードの初回放送で自キャラの名前に「セチガライアー」が採用された。
キャラメイクの過程では女性の名前に「セチガライナー」と付けられていた。
また、馬(ケンタッキーサドル)には「セチガライフ」と名付けられた。

さらに数日後の放送では、民警団「セチガライ労働民」を結成した。*3

2019年5月の放送で入手した新しい馬には「セチガライセンス」と命名された。
モヘ会2018の交換会でもらった『オプーナ』を完走してからまだ日が浅く、影響を受けた面があったかもしれない*4

 

上記の「セチガライセンス」命名から数日後の『テトリス99』放送にて。

99人対戦モードでプレイヤーの順位決定後の画面が表示されると、そこには対戦相手の一人として「セチガライトニングD」なる名前が・・・
言葉の組み合わせから、どう見てもきれ生界隈を知る人物である。
しかも、がもうさん*5と順位が近かったため、KOされた直後でプレイ中の熱が冷めやらぬ内に視界に飛び込んでくる事態となっていた。

これにはがもうさんも笑いながら「何者だぁ・・・」と反応。
また(RDR2で)サラブレッドを手に入れたらそれにしよっかな?」とも発言していた。

ちなみに、その後の『RDR2』放送は数日後の1回を最後に停滞しており、馬としてのセチガライトニングDが登場するのはまだまだ遠い日のことになりそうである。

セタガヤ編

がもうレオンさんの『ゲーム発展国++』配信プレイでは、プレイヤーが受け持つ会社の名前に「セチガライア」と命名された。

(0:52~)

タイトル画面で「最初から」を選ぶと会社名を入力するダイアログが表示され、がもうさんは

「ちょっと待って・・・名前かー。全然考えてないぞ」
「個人的にセガバンダイとか付けたいけどダメ?」

と言いながら「せ」を入力すると・・・
おそらく先述の「セチガライセンス」を入力した名残で、候補に「セチガ」が出てきてしまった。

「セチガライアー使うかぁ・・・」

一旦「セチガライアー」まで入力したが、末尾を伸ばさない方がメーカー名っぽいという理由で「セチガライア」となった。

会社設立後しばらくの間は名前の通りセチガライ展開が続いていたが、「セタガヤターン」のソフト開発に着手するようになってからはヒット作を多数生み出し、波に乗ってきたようである。
・・・残念ながら、セタガヤターンの発売終了という史実運命からは逃れられなかったが。

関連動画

セチガライアー事件より3年以上前、『部長のみつめてナイト【実況プレイ】 その2』にて。

(2:10~)

「スポーツの祭典」イベントの競技で「はしってないと」を選ぶと、その正体は乗馬して崖に向かって走っていくチキンレースのミニゲームであった。
初見のため加減が分からず、ナニフツウさんの操作するバブチは崖から転落

馬に乗ったまま崖から落ちるという点までは「セチガライアー!」の場面と共通しているが、決定的に違うのは、こちらは最初から分かっていて崖に向かっているということである。

ちなみにaisssyさんプレイでは、対戦相手と二人そろって落ちていた。

(4:57~)

シラバベイヤー!

セチガライアーどころかお前ワイヤー!よりも前、『がもうレオンさんの ポケットモンスター^R^ その74【実況プレイ】』にて。

(12:50~)

ふたごじまの洞窟を探索中シルバースプレーの効果が切れたため掛け直そうとした際、連打して1個余計に消費してしまった。
その直前に「色々場所を調べたいけど」と言っていた影響なのか、操作ミスの瞬間に「シラバベイヤァ・・・」と謎の言葉を発した。
前半は「調べ」と「シルバー」が混ざった結果のようにも見える。
後半の「イヤァ」の部分はお前ワイヤーと同様、がもうさんの口癖(?)が出たと思われる。

なお、上記の動画ではゲーム画面とゲーム音が0.4秒程度ずれているようだが、それとは別に配信の時点でマイク音声の方が早めに流れていた様子。
一見してスプレーを1個使った時点で「シラバベイヤー」と叫んだようにも見えるが、他の場面でのマイク音声のタイミング等を考慮すると、2個目を使ったことに対するリアクションと考えるのが妥当である。

「シラバベイヤー!」と書くと「セチガライアー!」とよく似ているが、こちらは「ラバ」の辺りに力が入っている反面「イヤー」の部分は気の抜けた声になっている。
シラバベイヤー、お前ワイヤー、そしてセチガライアーには共通性が見られながらも、抑揚の観点ではバリエーションに富んでいる。

ちなみに2019年10月の『太閤立志伝Ⅴ』配信枠では「試しなうあー!」という声が出ていたが、こちらは動画化されていない。

関連項目


*1 この界隈での通称は、初期の放送枠名などから『れでり』が用いられている。
*2 犠牲者名「バナナ定食」
*3 民警団とは、GTA5でいうクルーのようなもの。
*4 オプーナは「買う権利」のネットスラングで有名だが、ゲーム内でも「ライセンス」が重要な要素である。がもうさんの配信プレイで知った視聴者も多いかもしれない。
*5 ゲーム中の名前は「たまご」