アイアンウィル

Last-modified: 2009-01-29 (木) 17:20:02

基本情報

効果ランパートに詠唱中断率ダウンの効果を得る。1振りで19%ダウン
修得レベル75(メリポカテゴリー2)

ナイトのメリポカテゴリー2の「ジョブ特性」
メリポを振ると、ランパート効果中に詠唱中断するゲージの幅が狭まる。
つまり、通常であれば、キャストの25%~75%に殴られると詠唱が中断してしまうが、アイアンウィルにメリポを振ることで、例えば40~60%の間に殴られなければ詠唱が止まらないなどという風に幅が狭まっていく。5振りで詠唱中断率が95パーセントになり、これに追加でウィルパワートルク(詠唱中断率+5%)を装備したりメリポの詠唱中断率などに振ることで、どんなに殴られても詠唱中断しなくなる。

 

また、アイアンウィルはスキル差による詠唱中断率の補正がかからないのもいいところ。
メリポや装備によって得た「詠唱中断率-」では、敵とのスキル差により詠唱中断の発生率が上下するが、アイアンウィルの場合はスキル差関係無しに固定値で(5振りなら敵によらず95%)中断率が下がる。

 

これについて検証したのが有名なこの動画。
3体のワイバーンに殴られながらもテレポを詠唱し続けられることに多くの人が驚いた。
しかもランパートの効果を受けたPTメンバーにもアイアンウィルの効果が上乗せされるため、PTメンバーも詠唱中断されにくくなる。
アイアンマンの挑戦(その1)
適当アイアンウィル検証3

 

この点を魅力と感じるか感じないかは、どのようなコンテンツにどう参加しているかにもよる。
ソロでサポ踊などがメインの人にとっては全く必要のないアビリティ。
しかし、HNMなどでサポ忍で参加している人にとっては魅力的なアビリティかもしれない。
ただ、最近はジョブ特性のシールドマスタリーにより、盾が発動したら詠唱が中断しなくなった事情もあり、そこまでして中断率を下げる必要を感じない人もいるだろう。

隠し性能

アイアンウィルには隠された性能があり、それがランパートの防御力アップのランクを上げることが確認されている。

 

どういう意味か分かりづらいと思うので、まず防御力ランクについて説明。
敵やプレイヤーがもつ防御力アップやダウン効果のWSまたはJAにはランクがある。
どういう意味かというと、ランクが低いものはランクが高いものまたは同じランクのもので上書きできるという意味。*1

防御力ダウンアビリティやWSのランクは以下のようになっている。(表は「FF11用語辞典」から引用しました)

 
ランク防御力ダウン防御力アップ




5コローシブウーズ(-5%)
4シェルガード
サンドシールド
虚ろなる障壁
3ジャンプ(-20%,竜剣中)
溶刀改(-18.75%),アシッド・メルト系武器(-12.5%)
フルブレイク(-12.5%)
フライトフルロア(-10%)
シードスプレー(-8%)
2シェルクラッシャー(-25%)
アンゴン(-20%)
メタトロントーメント(-18.75%)
グングニル(-18.75%)
アシッドボルト(-12.5%)
反応炉冷却(+12.5%)
コクーン(+100%)(青魔法版は+50%)
シザーガード(+100%)
ランパート(int((使用者のLv-1)/4+5))
1アーマーブレイク(-25%)
 

このほかランク不明なものとして以下の技がある。

 
ランク種族技名防御力ダウン値
3以上?フォモル破鎧陣-75%
3以上?トンベリ胴切り-75%
4以上?トロール吶喊防御力(約10%)と魔法防御力(魔法防御力-8相当)
 

これによると、例えばコクーンをアシッドボルトで上書きできることが分かる。
そして、通常の(アイアンウィルにメリポが振られていない場合)ランパートの防御ランクは2なので、フライトフルロアやシードスプレー・破鎧陣などの効果を上書きできない。
しかし、アイアンウィルにメリポを振ることでランパートの防御ランクが上がり(5以上)、最高ランクのコローシブウーズですら上書きできるようになるという隠し性能があることが分かっている。
しかもアイアンウィルの凄い点は、1振りしただけでこの隠し性能がランパートに追加される点。
イレース無しでこれらの敵と戦うことは稀だとは思うが、こういう性能があるのは非常に嬉しい所だ。

 
 

*1 ただし、フライトフルロア、シードスプレー、コローシブウーズは同一ランクで上書きされない特性を持っている。