大石達也の現役時代の俺達名。三代目総帥にして俺達名誉総帥の一人。読み方は「たつじゃ」。
2010年ドラフト1位入団*1だが、入団前から称号を与えられていたという経緯を持つ。
大石同様に名前の上に達が付く増田達至と今井達也も「達者2号」「達者3号」と呼ばれたりする。
伝説の再現者
2013年5月9日、対千葉ロッテマリーンズ戦(QVCマリンフィールド)は大石が躍進を遂げた。
2-2の同点で迎えた11回裏に登板した大石は
先頭の井口資仁に四球
↓
伊志嶺翔大に死球
↓
今江敏晃に犠打を決められる
↓
鈴木大地を敬遠、満塁策を取る
↓
荻野貴司の打席で暴投、サヨナラ負け
と、打者5人相手に被安打0でのサヨナラ負けという離れ業をやってのける。
しかもその流れは2009年9月16日に俺達名誉総帥・大沼幸二が見せた伝説の投球内容と全く同じであった。
それだけに留まらず、
- 「対戦相手と球場*2」
- 「球場のバックネット広告*3」
- 「テレビ中継の実況*4」
- 「暴投時のカウント」
- 「球種(スライダー)と球速(128km/h)」
- 「2-3xというスコア」
- 「対戦打順が3番打者から7番打者の5人」
- 「サヨナラ暴投自体が大沼以来の大記録」
- 「大沼もドラフト1位入団」
- 「大石は大沼の背番号「15」を受け継いでいる」
という驚異的な一致ぶり。「沼者の再来」だという声が続出した。
しかし当時燃えに燃えていた偽者こと岡本篤志が5月20日「俺達記念日*5」に再び燃えることを期待する声もあり、この時点では「暫定」となった。
しかし20日は特に炎上もなく*6試合も勝利、その上偽者は登板どころか一軍昇格すらできていなかったため、達者が俺達三代目総帥にめでたく就任することになった。
2013年8月22日
それから約3ヶ月後、再びQVCマリンフィールドでの千葉ロッテ戦に3番手で登板した大石は、沼者や力者でも成し得なかった1イニング2満塁本塁打被弾を記録*7、その偉業で「総帥」の名を不動のものにする。
2016年7月19日
さらに3年の時を経て、またしても対千葉ロッテ戦(西武プリンスドーム)。。
この年の大石は一軍昇格以来、14試合連続無失点と好投を続けていた。しかし2点リードの6回表一死満塁の場面で先発したフェリペ・ポーリーノを受け継いで救援登板したこの日は井口資仁にいきなり逆転満塁弾を被弾。
さらにヤマイコ・ナバーロへの四球後、鈴木大地にも2ランを被弾して一死も取れずに降板という派手な炎上を見せる。
「ビハインドで好投、リードで使うと大炎上」
「先発の残したランナーを全て還して負け投手回避」
「俺達カウント(2-0)からの満塁弾」
「息をするかのような四球から、流れるようにとどめの2ラン」
といった、忘れた頃に思い出された俺達の鑑のような内容もさることながら、「1本目は井口資仁、2本目は鈴木大地に被弾」という自身の3年前の伝説をも再現し、健在ぶりを見せつけたのだった。
関連項目
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