概要
弓を選ぶのに困ったらまず何に使うのかを考えましょう。
「早い」弓(主にショート系)
攻撃速度が早く、自分の硬直が短いので小回りが利く。
至近距離ならレンジをディフェンスされても、相手が反撃に移る前に次のレンジが間に合う。
流鏑馬なら密着でマグ→飛んだ相手の着地点に移動→マグといった荒業も可能(マグ5↑&回線調整推奨)。
反面、射程は短め(照準も遅め)で敵の硬直も短い傾向にある(ウィングボウは除く)。
総じて小回りの効き易さを活かせる至近(接射)~近距離戦に向く(流鏑馬含む)。
「遅い」弓(主にロング系)
射程及び敵の硬直が長い傾向にあり、大半が長射程の為照準速度も速い。
一方で攻撃速度は遅く、自分の硬直も長めなので小回りは利きにくい。
至近距離でも遠距離でもレンジによる連射は回転が遅いせいで安定性がない。
照準の速さ&射程の長さを活かせる中~遠距離狙撃やマグナムメイン専用といったところ。
レンジのランクや射程次第ではかなり離れた相手でも99%レンジを連発できる
二打弓程安定はしないが、敵を壁に押し付けた状態ならマグ→レンジ→マグが可能(マグ5↑&回線調整推奨)
※ダイナミック戦闘実装時から不可
ニ打弓については後述。
なお弓の射程は、矢の届く限界距離だけではなく、照準速度にも影響を及ぼす。
同じ距離なら射程の長い弓の方が照準速度に優れている(より短時間で99%になる)。
接射は、射程の短い弓で照準速度の不利を補うための手段にもなる。
- 等級品について
武器は町でNPCから買える物(標準性能)の他、基本性能にボーナスがついた物も存在する。- ドロップ品
ダンジョンなどで敵を倒すとまれに武器を落とすことがあり、これらはドロップ品と呼ばれる。
ドロップ品は標準品に比べてバランスが下がるかわりにダメ・クリ・耐久が高いのが特徴。
落とす敵によってはエンチャント付与済の物も存在する。
補正によって1級~4級の4段階にわかれており、等級が高いほど性能変動が大きい。
巨大ボスや一部ダンジョンボスには別途追加補正が乗る物もある。
また、敵によって落とす武器は決まっている。
人気狩場の敵が落とす物は露店などでの流通も多いので入手も容易である。
逆にボスや高難度ダンジョンの敵しか落とさない物、強力エンチャントが付与されている物は当然高値。
- ドロップ品
- 木工品
G11S2で登場した木工によって弓を作成する事ができる。これで作られたものは木工品と呼ばれる。
木工品はダメ・クリ・バランス・耐久の全てにプラス補正がかかるのが特徴。
特にクリは最大で+5の補正が付くため、クリ重視の弓を作る際には重宝する。
バランスが伸びるので、育成初期でも安心して使えるのもドロップ品にはない強みだろう。
欠点は材料費が高い事と製作品質が完全にランダムである事。
ほとんどの弓がレートの高い高級薪を要求するので一本作るだけでも結構なコストがかかってしまう。
その上鍛冶のように狙って高品質を作れないため、高性能を求めると相当な数を作らねばならない。
この特性上、スキル修練やマスター修練の副産物くらいしか市場に流れてこないのが実情。
安定供給を考えると自分でスキルを上げるか高ランクの知人に材料持込で依頼するかの2択である。
- 職人改造について
G13より追加された新しい改造で、どの武器でも5段階目に施すことができる。
弓は基本的にDexとLuckが上がる物とLuckのみが大きく上がる物の2パターン。
どちらのパターンかは武器毎に決まっており、上昇量も武器によって多少差がある。
しかし、5段階目の改造は性能上昇が大きいNPC改造が存在する枠である。
故に最大~最大-5程度の値がつかない限り、既存改造を超えられないものが多い。。
一部を除けば趣味の領域、改造解除キットを使う余裕が無ければ手は出さない方が良い。
- 特別改造について
職人改造と同じくG13で追加された改造で、施すには青い改造石か赤い改造石が必要。
ただしこちらは施せる武器が決まっており、施すと武器が専用化される。
弓ではエルブンロングボウ、レザーロングボウ、ウィングボウ、ハイランダーロングボウの4つが対応。
青い改造石を用いた場合は最大/最小ダメが、赤の場合はクリティカル倍率が強化される。
クリティカル率30%維持前提ならば赤の方がダメージ期待値で勝るため、エリートミッションやペッカなどの硬い相手を想定するなら赤の方が有用と言える。
ただ青の方はクリの有無を問わずダメージが上がるため、安定性では青の方に軍配が上がる。
どちらを取るかは好みの問題だろう。
一応、ウイングボウやハイロンといったクリ狙いの弓は赤派のユーザーが多いようだ。
- 魔族武器について
交易商人から、交易通貨ドゥカートで購入できる武器。
全ての弓が揃っているわけではなく、コンポジットボウ、レザーロングボウ、エルブンロングボウ、ハイランダーロングボウ、ウィングボウ、クロスボウ、アーバレスト、マスターピースボウの8種類となっている。
基本性能に最大・最小・クリティカル・バランス+8、耐久+3と高性能。代わりに上記の特別改造は施せない。
修理は交易商人が受け付けているためウルラのどの街でも98%修理できるが、支払いはドゥカートのみなので注意。
日替わりランダムでES付き装備が販売されており、運が良ければリザード武器が並んでいることも。
早い弓
ダイナミック戦闘が来てから殆どの人がメイン武器にしていると思われる。
射程は物足りないが、射出後のモーションディレイが短く立ち回りと手数に優れる。
ショートボウ(ショート)[早い]
全弓中で修理費が最も安いのが一番の利点。カリバーン等の修理費10倍ESを難なく組み込める。
かたや基本耐久は最も低く、レンジ連打だと消耗も早いので定期的に作り直さねばならない。
改造はクリティカルと最大がトレードオフの関係にあり、両立するのが難しい。
最大特化は武器だけで最大ダメ50以上になるが、クリが0%となるので使いどころが限定されてしまう。
エルフはクリを出してなんぼな所があるので、改造はクリティカル重視の方が主流である。
職人改造はLuck大幅増加型。良い数値がつけば武器のみでクリ60超えも可能になった。
純粋に威力だけを比較するならば、宝石改造を施さない限りエルショには及ばない。
その宝石改造は最大+3とかなり魅力的なのだが、寿命の短いこの弓に施すか否かは悩むところ。
一応、職人改造で良い数値がつけば、エンチャントを最大補強に回す事で差は縮められる。
しかしこの場合も、寿命を考慮すると改造キットを使って職人改造を頑張る必要性はほとんどあるまい。
等級品は割と入手しやすく、壊れても代替品作成に移りやすいのは評価できる。
ドロップ品はエンチャ修練の素材として1級でさえ捨て値で売られていることもしばしば。
木工品もコストが一番安く済むおかげでスキル修練で作られる事が多い。
エルブンショートボウ(エルショ)[早い]
修理費の安さはショートに次ぐ第二位。耐久もショートより高く、あちらより若干だが寿命が長め。
しかし低い事にかわりはないので、やはり定期的に作り直す必要がある。
基本性能はショートより高いが、射程はあちらよりも短い点に注意(ショート1600、エルショ1500)。
地力のある人の中には、レベル上げ程度なら無改造のこれを使い潰して過ごす人もいるそうな。
改造の特徴はクリ&最大と射程がトレードオフにある事と射程の微調整ができる事の2点。
射程改造が最大3回まで行えるため、射程1400から1800まで100単位で選択が可能となっている。
攻撃性を重視すると射程が短くなってしまうが、ショートと違いクリと最大の両立が容易。
多岐に渡る様々な特徴の改造が可能なので、自分に合った弓を模索してみよう。
職人改造はDex&Luck両立型。効果が弦強化3と被るので無理に狙うほどではない。
等級品に関しては、現在は通常敵のドロップが無く、ネイドしかドロップしない。
木工品もショートに比べて材料費が高いので市場流通は希少。
ちなみに宝石改造は未実装である(躊躇なく宝石修理を選べるという意味でもあるが)。
精霊弓用としても人気が高い。後発の精霊弓なので成長率が高い上に修理が容易であり、
立ち回りが楽な早いスピード弓かつ、射程も2100ある為欠点らしい欠点が殆ど無い。
射程以外は精霊ウィングボウとほぼ同じ数字になる。
弓 | 熟練 | 最大 | 最小 | Cri | 最大+ Cri値 | 射程 | 改造式 |
エルショ | 121 | 36 | 9 | 45 | 81 | 1400 | メ強>チップ2>チップ3>チップ4>弦強化3 |
エルショ | 103 | 41 | 9 | 39 | 80 | 1400 | メ強>チップ2>弦強化1>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 131 | 36 | 9 | 42 | 78 | 1500 | メ強>弦交換>チップ3>チップ4>弦強化3 |
エルショ | 113 | 41 | 9 | 36 | 77 | 1500 | メ強>弦交換>弦強化1>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 137 | 32 | 9 | 44 | 76 | 1500 | メ強>弦交換>チップ3>チップ4>チップ4 |
ショート(宝改) | 235 | 28 | 18 | 46 | 74 | 1500 | ア強>チップ>チップ>ネ改造>ネ改造>宝石改 |
ショート | 135 | 25 | 18 | 46 | 71 | 1500 | ア強>チップ>チップ>ネ改造>ネ改造 |
エルショ | 125 | 39 | 9 | 35 | 74 | 1600 | メ強>弦交換>弦交換>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 136 | 36 | 9 | 38 | 74 | 1600 | メ強>弦交換>弦交換>チップ4>弦強化3 |
エルショ | 142 | 32 | 9 | 40 | 72 | 1600 | メ強>弦交換>弦交換>チップ4>チップ4 |
ショート(宝改) | 220 | 28 | 18 | 41 | 69 | 1700 | ニ強>チップ>チップ>ネ改造>ネ改造>宝石改 |
エルショ | 110 | 34 | 14 | 34 | 68 | 1700 | メ改>弦交換>チップ3>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 121 | 31 | 14 | 37 | 68 | 1700 | メ改>弦交換>チップ3>チップ4>弦強化3 |
エルショ | 103 | 36 | 14 | 31 | 67 | 1700 | メ改>弦交換>弦強化1>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 127 | 27 | 14 | 39 | 66 | 1700 | メ改>弦交換>チップ3>チップ4>チップ4 |
ショート | 120 | 25 | 18 | 41 | 66 | 1700 | ニ強>チップ>チップ>ネ改造>ネ改造 |
エルショ | 115 | 34 | 14 | 30 | 64 | 1800 | メ改>弦交換>弦交換>弦強化2>弦強化3 |
エルショ | 126 | 31 | 14 | 33 | 64 | 1800 | メ改>弦交換>弦交換>チップ4>弦強化3 |
エルショ | 132 | 27 | 14 | 35 | 62 | 1800 | メ改>弦交換>弦交換>チップ4>チップ4 |
遅い弓
ダイナミック戦闘が来てから非常に使いにくい弓になってしまったので使っている人は少なめ
マグ用としてはそれなりに機能するが、モーションディレイが非常に長く致命的な状況になりやすい。
レザーロングボウ(レザロン)[遅い]
基本性能・耐久ともに高く、キャラスペックが高ければ無改造でも十分実用できる弓。
熟練の貯まったレザロンは精霊修理用としても使えるので、安修理の使い潰しでも無駄にならない。
改造は最大改造からクリティカルと最小を確保したマグ用までそれなりに多岐に渡った改造が可能となっている。
初回の王道改造で射程+100される(ここ以外で射程変動は無い)ので改造後の射程は実質2100固定。
但し必要熟練が多めで、完成にはそれなりの時間と労力が必要(宝石改造まで含めると総熟練は300前後)。
G13で職人改造が追加され、5回目の改造でクリと最大の両方を補強できるようになった。
今まではどちらか一方しか上げられなかったので、最大重視・クリ重視問わず大きな強化である。
特別改造も施せるため、攻撃性能はロングボウにひけを取らないレベルまで達したと言ってよいだろう。
影世界のアーチャーがぼろぼろ落とすのでドロップ品の入手が容易。
クリ特化ならば木工品の方が適しているが、それ以外の用途ならドロップ品で十分だろう。
エルブンロングボウ(エルロン)[遅い]
基本性能はレザロンに比べると控えめだが、修理費もその分一回り安い。
但しこちらは精霊化が未実装なので、無改造を使い潰すのはあまり向いていない。
改造は大きくわけてクリティカルを伸ばすものと、射程及び最大を伸ばすものの2パターン。
前者は最大が乏しくなるものの射程2000で高クリティカルのマグナムを放てる。
G13追加の職人改造がLuckを大幅に補強可能で、数値次第では武器単独でクリ60↑も狙えるように。
後者は逆にクリティカルが物足りないが、射程2200に最大もそれなり。
筏などのクリがあまり要らないところやノンクリ確殺を狙える場面で大いに力を発揮できるだろう。
また、フル改造でなくとも熟練20で射程+100が得られる。
育成初期などで「とりあえず遠距離から釣る弓が欲しい」場合に使える。
エルショ同様に現在は通常敵のドロップが無く、高耐久品を入手しにくい。
性能で選ぶならクリ型=木工、射程&最大型=ドロップがセオリーだが、都合よく入手できるかが課題。
なお、こちらも宝石改造は未実装。宝石修理は可能だが、マグ弓は元々寿命が長いので恩恵は薄い。
しかしG13で特別改造が追加、これを施すには否応なく宝石修理を行う必要がある。
施す場合はクリ型なら赤、射程&最大型なら青がセオリーか。
ロングボウ(ロング)[遅い]
基本性能は上の2本に劣るが維持費は最安。
しかし改造での伸びしろが大きいので、無改造で使う人はあまりいない。
修理費の安さからカリバーンES・狙撃ESなどの修理費大幅増加ESを付与される事もしばしば。
これは長距離弓はマグ・クラショがメインで耐久が減りにくい事も一因。
改造では最大・クリを重視するものと射程を重視するものとで分かれる。
前者は単純な破壊力では上2種を軽く上回る性能となるが、射程が犠牲になる。
このため、意外な距離で攻撃届かなかったり、照準の遅さに扱いにくさを感じることも。
後者の場合その点は問題ないが、性能自体はレザロンの廉価版といった感じになる。
ちなみにどちらのパターンでもバランスはがた落ちするので、成長途上のキャラではバランス確保が難しい。
職人改造はDex&Luck両立型。火力の面ではファーガス式と同じ方向性である。
バランス低下がない分初~中級者には向いていると言えるが、所詮はランダムなのでオススメはできない。
ドロップ品・木工品ともに流通はそこそこあるが、改造後の性能の高さ故かどの鯖でもレートは高め。
ただ武器の方向性としてはマグナムでクリティカルを出してなんぼなので、どちらかといえば木工品推奨といえる。
職人改造・特別改造で前述の2本が大きく強化されたのに対し、こちらは少々置いてけぼり気味である。
ただ修理費や改造の手間があまりかからない点で、最も手軽な点は損なわれていない。
弓 | 熟練 | 最大 | 最小 | Cri | 最大+ Cri値 | 射程 | 改造式 |
ロング | 244 | 37 | 10 | 43 | 80 | 1900 | メ強>チップ>チップ>ファ改>ファ改>宝石改 |
ロング | 250 | 40 | 10 | 40 | 80 | 1900 | メ強>チップ>弦強化3>ファ改>ファ改>宝石改 |
ロング | 253 | 42 | 10 | 37 | 79 | 1900 | メ強>弦強化2>弦強化3>ファ改>ファ改>宝石改 |
ウィングボウ | 105 | 11 | 0 | 68 | 79 | 2000 | チップ1>チップ2>チップ3>チップ3>チップ3 |
エルロン | 124 | 20 | 6 | 46 | 66 | 2000 | メ強>チップ>チップ>チップ>チップ |
レザロン | 340 | 29 | 15 | 40 | 69 | 2100 | ア強>チップ>チップ>ファ改>ファ改>宝石改 |
レザロン | 322 | 34 | 10 | 35 | 69 | 2100 | ア強>チップ>チップ>ファ改>弦強化5>宝石改 |
レザロン | 290 | 43 | 5 | 22 | 65 | 2100 | ア強>弦強化2>弦強化3>弦強化4>弦強化5>宝石改 |
レザロン | 340 | 29 | 21 | 32 | 61 | 2100 | ア強>照準器>照準器>ファ改>ファ改>宝石改 |
エルロン | 198 | 32 | 13 | 31 | 63 | 2100 | メ強>チップ>油塗り>弦強化4>メ改 |
ハイランダー | 405 | 46 | 13 | 52 | 98 | 2200 | 爺式>チップ>チップ>特殊改>特殊改>宝石改 |
ハイランダー | 405 | 52 | 13 | 44 | 96 | 2200 | 爺式>照準器>照準器>特殊改>特殊改>宝石改 |
エルロン | 149 | 37 | 11 | 10 | 47 | 2200 | 弦交換>弦強化2>弦強化3>弦強化4>メ改 |
二打弓
以下に記述する3種の弓は俗に「二打弓」と呼ばれる武器であり、他の弓にはない特徴が存在する。
・ダウン値の蓄積が一般の弓の2倍
レンジ攻撃2射目(エルフの場合厳密には2本撃つ内の1本目)で敵がノックバックする。
3射目以降は当てるたびに敵がノックバックするので、簡単に敵との間合いを取ったり壁に追い込んだりできる。
・攻撃を当てた敵の硬直が長い
近接武器でも3打武器と2打武器で敵の硬直が異なるのと同様、二打弓は一般の弓より敵の硬直が長くなる。
自身の硬直時間は一般武器と同じで攻撃速度に依存する為、敵の硬直時間が伸びる分行動に余裕ができる。
エルフはマグナムの準備時間が短いのでレンジ→マグナム→レンジ→マグナムを延々と繋げることが可能。
リングボウ(リング)[普通]
画面上の数値だけを見れば標準的な性能。二打弓の中では最も修理費が安く、入手もしやすい。
攻速「普通」、射程は1700or1800なので後述の2種と比べると硬直面でのアドバンテージはやや控えめ。
改造はクリを捨てて最大を突き詰めるタイプ、又はクリティカルに特化するタイプが主流。
前者はショートボウと同じく武器だけで最大ダメが50を突破する。
二打弓の特性上マグナムを叩き込める機会が多いので、クリを捨てたマグ弓としてはトップクラスの性能になる。
後者は後述のウィング・ハイロンと比べてクリが控えめだが、入手の手軽さから常用クリ弓としてよく使われる。
一応、クリ最大両立の改造もあるが、クリティカルの方が物足りないせいかあまり使われていない模様。
職人改造はdex&Luck両立型。既存改造に被るものがないので優秀といえば優秀。
ドロップや木工での作成はなく、入手は熱気球での報酬(通常性能)か合成(性能変動有)の2つのみ。
人間には不向きな弓とされるが、エルフにとっては有用な場面が結構ある。
ウィング、ハイロンが無いうちは一本は持っておくといいかもしれない。
ただ宝石改造・特別改造共にないため、最終武器として使われる事は少ない。
精霊武器にしたときは育て上げれば最強の攻撃力を持つ弓になる。
しかし気球の仕様変更によりリングボウの入手自体が大変になってしまったので、修理が辛い。
ウイングボウ(ウィング)[早い]
基本性能は少々おとなしめだが、唯一の攻速「早い」の「二打弓」。
射程も未改造で2000あり、硬直のアドバンテージは全弓中最高といって間違いないだろう。
修理費は高いが、それ相応の性能を有する弓である。
改造はクリティカルが非常に伸びやすく、クリティカルに特化するのが主流。
亜種として一部の改造を射程延長に差し替え、射程を延ばすパターンもある。
この場合射程が最大で2300になり、精霊弓を除けば最長の射程を誇る弓となる。
欠点は最大ダメが非常に低い事。特にクリ改造はダメを削るので、改造後は改造前より最大が低くなってしまう。
攻撃力をキャラスペック及びエンチャントでしっかり補強できないとせっかくの高クリが活かせない。
逆に言えばこの辺りがしっかりできているのならば非常に心強い存在となり得る弓でもある。
職人改造はLuck大幅補強型。チップ強化3と違って最大が落ちないのは大きな利点。
Luck50↑を引けばクリ上昇もあちらより上になる。
武器自体が希少なので、改造キット代を投資してでも良い数値を狙う価値はある。
また特別改造が施せるため、攻撃力面での欠点もある程度解消されたかもしれない。
クリ倍率を強化する赤も、基本威力を底上げする青もこの弓にとっては大きな助けとなろう。
かつては最高のマグ弓として不動の地位を築いていたが、ハイロンの登場でそうとも言えなくなってきている。
武器自体の火力はあちらに分があるが、回転の速さはこちらが上。
どちらにも長所があるので、状況によってうまく使い分けよう。
精霊化した場合は射程2600、育て上げれば高クリティカル率+それなりの高火力を得られる。
ただし修理は殆ど課金前提なのでお金に余裕がる人向け。
ハイランダーロングボウ(ハイロン)[普通]
無改造状態でも非常に高い能力を持ち、耐久も一般弓の倍近い。
高性能な分、修理費は二打弓中最高(というか全弓中トップクラス)である。
このため、修理費増加ESとは相性がいまひとつ(修理費10倍を付与すると1pで財布1つが空になるレベル)。
攻速は「普通」だが射程が非常に長く、硬直面のアドバンテージはリングとウィングの中間といったところ。
改造も非常に強力で、クリ・最大・射程の全てが高水準に引き上がる。
実質、全ての弓を足して良いとこ取りをしたような超凶悪スペック。
性能だけ比較したら他のマグ弓が全てお払い箱になるといってもよいほどである。
G13で特別改造も可能になり、青改造を限界まで施せば半端な精霊弓を越えてしまう化け物っぷり。
ただしクリティカルを含んだダメージ期待値は赤改造を施した方が高くなる。
職人改造はDex&Luck両立型。エンポリウム式が優秀かつ確実なので、無理に狙うほどではない。
入手はこちらも厳しく、ペッカ中級最下層の敵及びボスのドロップ、演劇ミッションの報酬、千年物ドロップ。
どれも出現率は非常に低く、取引額も高い。
精霊化した場合はリングボウとウィングボウの中間といった感じの性能になる。
修理も大変であり威力も中途半端なので、精霊化するメリットはない。
その他の弓
以下は通常あまり使われない弓。若しくは使う事にメリットの少ない弓。
コンポジットボウ(コンポジ)[普通]
ショート系とロング系の中間。修理費はロングボウより少しお高め。
改造の必要熟練が比較的少なめなのが特徴で、特にクリティカルが伸びやすい。
クリ重視だと熟練2桁で完成するので非常にお手軽である。
しかし現在はキャラが育つにつれ特化弓の使い分けに走る傾向にあるためか、この弓は中途半端とみられがち。
積極的に使う理由は乏しいが、ショートを扱うにはレンジランク不足、回線が不安といった人には向いている。
また、影差す都市高級↑でグロリアス付、キア上級ボスドロップでスタンプ付が手に入るので
これらを抽出する前に適当な改造で使い潰す人もちらほら見受けられる。
ガーディアンボウ(ガディ)[遅い]
エルフ専用の高耐久弓。
遅い弓に分類されるが、射程が長くないのでマグ用には向かない。
改造するならクリティカル特化が一番性能を引き出せるが、やはり遅い速度の為使いにくさが目立つ。
マグを撃つならロングボウでいいし、接射で使うならコンポジやショート系の方が連射が利くのが現実。
結局なにもかも中途半端、高耐久だけが取り柄。
クロスボウ(クロス、XB)[普通]
人間には利点が多いがエルフには恩恵が薄い弓。
・専用のボルトは矢の2倍装填可能(エルフの矢筒とは併用できない)
・レンジ準備中、準備後走れる(エルフは普段からできる)
・マグナム準備中に走れる。準備完了後は動けない。(エルフも動けなくなってしまう欠点が)
・アローリボルバー準備中、準備後走れる。(エルフはAR使えない)
・ミラージュミサイル準備中、準備後走れる。(これは一応利点かな)
・火矢が使えない(ダメージ欲しい場面でも火矢が使えない)
ちなみにマグナム発射音が独特で、それ目当ての愛好家も。
アーバレスト(アーバ)[普通]
気球やイカダで手に入るが、それなりに出現率が低いプチレア武器。
基本的な仕様はクロスボウと同じで、スペックだけが異なる。
改造でクリティカル率が異常な程伸びる反面、射程は伸ばせず最大は殆ど上がらない。
改造完了に職人改造必須な辺りも微妙と言われてしまう要素。
クロスボウマスター+アーバレストで凄まじいクリ値を得られるが、そこまで必要かは自分に訊いてみるべき。
焚き火ができない対バシリスク戦では頼りになる。良く狩るなら1本用意すると良い。
シャオラネン騎士の弓(シャオラネン)[遅い]
とあるダンジョンのレア報酬。
性能はレザロンに似るが射程が少し短い。
改造してもほぼレザロンの下位品となってしまうので、レアの割に人気薄。
見た目も悪くは無いが、好みがわかれるデザイン。
アンドラスの弓[遅い]
とあるストーリークエスト(メインストリームG9クリア後)で入手可。
性能はクリ特化のレザロン(240式-2)に似る。改造不可だが即戦力にはなる。
マスターピースボウ[普通.二打]
600万DCで購入可能。
改造不可能だが攻撃30~70、Cri40と最初から完成したスペックを持つ弓。さらにピアシングLV2付き。
エンチャントすれば青改造ハイロンと比べても遜色ない強さを発揮する。
ただし射程は2000しかないので思わぬ距離で届かないといった事態も起こりうるかもしれない。
98%修理が5335DCなので、使い込んだ後はある程度交易で修理費を稼がなければならない。
不便と感じるかどうかは使い手次第。
現在は細工もあるので、細工を使って射程を補強したり属性2以上を付加したりすれば充分な戦力になる。
以下は過去のイベント品や雑誌の付録、ランダムボックス限定品など
水晶の弓
過去の雑誌の付録。性能はショートボウに似る。
電撃のクロスボウ
過去の雑誌の付録。性能はクロスボウに似る。
おもちゃの弓
過去のイベント品。性能はショートボウに似る。
取引不可なため、当時入手したキャラ以外は事実上持てない。
クラッカー型弓
ランダムボックス限定品。性能はショートボウに似る。
唯一の「矢のいらない」弓。修理費は滅茶苦茶高い(ハイロン以上!)。