XMLとは何か
XMLとは、簡単に言うとマップを文字列に置き換えた(インポートした)ものである。
その文字列から、マップをロードすることも出来る。
XMLを取得する方法
マップエディターのセーブ/ロード/テストから、「マップをクリップボードにコピーする」を選択。
それをペースト(貼り付け)したものが、XMLである。
XMLの形
<C><P /><Z><S /><D /><O /></Z></C>が基本形である。
XMLからマップへ変換する方法
XMLの最初(<C>)から最後(</C>)まで全てコピーしたものをセーブ/ロード/テストという欄で、
右下にあるロードの上の空欄にペースト(貼り付け)をしてロードすると、XMLからTFMのマップへ変換される。
XMLを読むのにオススメなもの
メモ帳ソフトを使うと、検索・置換などが出来てとても編集しやすいのでそれを使うことを強くオススメする。
自分が使っているのはEmEditorである。
XMLの読み方
最初は読めないが、ここで解説しよう。
XMLとは、こういうものである。
<C><P F="8" G="-4,10" /><Z><S><S H="36" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="800" X="400" Y="382" T="0" /><S H="246" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="29" X="14" Y="242" T="5" /></S><D><P X="509" P="0,0" Y="364" T="0" /><P X="613" P="0,0" Y="365" T="1" /><F Y="267" X="44" /><T Y="364" X="720" /></D><O><O X="60" C="2" Y="333" P="0" /><O X="107" C="1" Y="349" P="0" /><O X="45" C="1" Y="287" P="0" /></O></Z></C>
えぇっ…って思うかもしれない。ただ、これをマップエディターでロードしたら、全てが分かるだろう。
XMLは一番大きなくくりと、二番目に大きなくくりと、大きなくくりと、小さなくくりと、タグでできている。
<C><P F="8" G="-4,10" /><Z><S><S H="36" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="800" X="400" Y="382" T="0" /><S H="246" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="29" X="14" Y="242" T="5" /></S><D><P X="509" P="0,0" Y="364" T="0" /><P X="613" P="0,0" Y="365" T="1" /><F Y="267" X="44" /><T Y="364" X="720" /></D><O><O X="60" C="2" Y="333" P="0" /><O X="107" C="1" Y="349" P="0" /><O X="45" C="1" Y="287" P="0" /></O></Z></C>
一番大きなくくり…一番最初の<C>から、一番最後の</C>まで。
・<C></C> Carte。マップの全て。
二番目に大きなくくり…<Z>から</Z>まで
・<Z></Z> Zone。結構大きい。ただし<P />は入らない。
大きなくくり…例えば、<S>から</S>まで
・<P> Param。1個しかないが、かなり重要。
・<S></S> Sol。グラウンドについて。
・<D></D> ObjectSouris。ねずみ・チーズや装飾物
・<O></O> Chamane。シャーマンオブジェクト。
・<L></L> ジョイント。以上のXMLには載せていないが、</O>と</Z>の間に入る。ジョイントの方は専用のページを作ります
小さなくくり…例えば、<S H="246" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="29" X="14" Y="242" T="5" />
タグ…<S H="246" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="29" X="14" Y="242" T="5" /> 青で示したもの。
<C><P F="8" G="-4,10" /><Z>
Cの直後でPから始まるものは、マップ全体に関わる設定をすることが可能だ。
実際に読み込んで試した方が分かりやすいと思う。
XMLタグ一覧を見れば分かるが、G="-4,10"は風が-4、重力が10を表していて、F="8"は背景番号を表している。
<S H="36" P="0,0,0.3,0.2,0,0,0,0" L="800" X="400" Y="382" T="0" />
これはグラウンド。これもXMLタグ一覧を見れば分かるが、H,L(Height,Length)はそのグラウンドの大きさを表していて、X,Yは座標を表している。
Pタグはやや見にくいが、左からダイナミックかどうか(0,1),質量,摩擦,反発,角度,角度固定,移動抵抗,回転抵抗だ。0.3,0.2にはそれぞれ小数点が付いている。
Tタグはグラウンド一覧のIDを見れば分かる。IDをTの中に入れると、グラウンドの見た目がそうなる。
<D><P X="509" P="0,0" Y="364" T="0" /><P X="613" P="0,0" Y="365" T="1" /><F Y="267" X="44" /><T Y="364" X="720" /></D>
Dの中のPは、装飾物だ。PはPlantを表していて、Tは植物のタイプ(131まで存在する)。
<F Y="267" X="44" /><T Y="364" X="720" />
Fタグはチーズ Tタグは穴である。 以上
<O><O X="60" C="2" Y="333" P="0" /><O X="107" C="1" Y="349" P="0" /><O X="45" C="1" Y="287" P="0" /></O>
Oタグはシャーマンオブジェクトを指定でき、C="2"のところを弄ればどのシャーマンオブジェクトも出せる。
P="0"は角度。透明になるとP="0,1"となる。
基本的なものは以上。簡単だろう?ただ、これジョイントとかXML編集が入ってきたらややこしい。
XML編集
XML編集を参照。(中級編に入る)