月ノ美兎/音楽

▽Ryrics&Music：iru
▽Movie：MIZUNO CABBAGE /飴木かえ
　■Bass：土井達也
　■Electric Guitar：ehara/かずぺそ/Senaru
　■All Other Programming：iru

• 月ノ美兎初のオリジナルソングにして、にじさんじ最初*1のオリジナルソングと言われているファンメイド曲。「ファンの作った曲をVTuberが歌う」といった双方向性は、それ以後のVTuber界隈の音楽シーンを大きく動かした。ミュージシャンのkz氏はWeb上のインタビューにて「にじさんじのイメージソングというカルチャーが生まれたきっかけ」と語っている。
  • 歌詞には美兎の活動初期のエピソードがこれでもかと詰め込まれており、アニメのキャラクターソングのようなアイドルポップは曲名も含めて美兎がこよなく愛するアイドルマスター楽曲のオマージュである。
  • 美兎が初歌唱した際にはファンメイドの某音楽ゲーム風PVが配信背景に使われており、フルバージョンの動画制作は、発表の２年前にニコニコ動画に投稿された【月ノ美兎】「Moon!!」にOP動画を付けてみたの作者であるMIZUNO_CABBAGE氏が手掛けている。まさにVTuber本人と2次創作との距離の近さを象徴するような1曲。
• ショートバージョンは月ノ美兎の放課後ラジオ ＃1(2018/03/18)、フルバージョンはトークイベント『月ノ美兎の夏休み ～課外授業編～』(2018/08/17)にて初めて歌われた。
  • 以降は数々のイベントでまさに自己紹介のごとく歌われており、ライブではさいたまスーパーアリーナをサイリウムの海に変え、地上波番組VIRTUAL BUZZ TALKでKMNZの２人にラップを付けてもらうなど、様々な機会で披露される月ノ美兎の代表曲の一つとなっている。
    • にじさんじの音楽文化の始まりとしてライバーやリスナーにも愛されており、Virtual to LIVEのアウトロには作者のkz氏が提案した上でMoon!!のフレーズが引用されていることは有名。
    • 卯月コウが投稿している替え歌動画Natto!!は美兎が水戸納豆とコラボ商品を販売するにあたってiru氏に直接依頼したのちに共作されたものである。
  • 美兎の配信内でコール&レスポンスが付けられており、会場だけでなく主にニコニコ生放送やYouTubeでのライブではコメントやチャットが盛り上がっている。
  • 1stワンマンライブ『月ノ美兎は箱の中』では振り付けをもらって初披露をした。
  • 1stアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」にはMoon!! (Avec Avec Moonlight Power Pop Re-Arrange) としてAvec Avec 氏によるアレンジバージョンを収録。アルバム発売に先立ってにじFes2021のライブで披露された。

• 2020/04/04 待望されていたFull版MVが発表された。初歌唱から2年以上を経て、満を持しての投稿である。
  • この日は美兎も出演するにじさんじ JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow！難波追加公演の公演前日であり、滞在先のホテルで出演者で集まって同時視聴したらしい。
  • 「しあわせな気持ちになりました」
  • また、この動画では衣装コンテストで採用された新アイドル衣装の3Dお披露目も行われている。こちらも3D化が発表されてから2年。
• 2020/09/17 各配信サービスにて配信リリースが決定。配信ジャケットは美兎が作成したもの。
• 2022/05/17 DAMにてから映像付きのカラオケ配信が行われることになった

⇒配信サイト/⇒wiki内別ページ

▽Ryrics：MCTC
▽Music&Arrenge：TAKU INOUE
▽Movie：トールミツハシ /IGMA/ASTE /三峰
▽LogoDesign：SIGMA/ASTE

• 2020/03/18 にリリースされたにじさんじオリジナルフルアルバム「SMASH The PAINT!!」収録のオリジナル曲。
  • 作詞作曲はコンポーザーのTAKU INOUE氏による。*2詳細は別項目へ。
    • Kz氏から依頼され、2万字余りの美兎に関するレポートと「この配信を見ろ」といった布教を受けて、美兎の人となりを把握したうえで作られた曲とのこと。*3
    • TAKU INOUE氏はこの仕事がきっかけになってVTuber界隈にハマり、以後様々なVTuberに楽曲提供も行っている。
    • 「委員長が活動を長く積み重ねていけばいくほど重みが増していくような歌詞にしたいなと思ってそういうふうに書いたつもりなんですけど、作ってから2年経って実際にまた当時とは違う深みが出てきてる気がしてて、本当に嬉しいです」
  • 仮歌はTAKU INOUEさんがバ美肉声で歌ったものだったらしい。本当に本人による歌唱か確信が持てなかったので恐る恐る尋ねた。
    • 「あれ聴いて「バ美肉の井上拓さん」ていうのたぶん委員長だけなんだよな。。。」
    • ちょいちょい鳴ってる電波みたいな音はシンセサイザーとのこと。
  • MV制作にあたっては美兎もディレクションに参加している。
• 「今はこの曲の題名や歌詞に恥じない生き方をしたいと、めちゃくちゃ強く思ってます！！！！！！！！素晴らしい曲だから聞いてッ…！！」
  • CD音源では「ずっと楽しそうに歌おうと思った」。
    • 歌う際に意識したことは配信の中でも語っている。
  • 全体的に高難易度の曲だが特に出だしのシャウトは鬼門で、音源でのテイクはマイクテスト直後に撮った所謂「ファーストテイクマジック」。
  • 初めて美兎がボイストレーニングに出かけた際にこの曲を流したら、何も知らないボイトレの先生に大層驚かれたらしい。
    • 「曲を褒めてくれたボイトレの先生もありがとうッ！！」
• 2020/03/18 JOYSOUNDにてカラオケ配信開始。
• 2020/05/20 公式チャンネルにてFULL版MVが投稿される。
• 2020/12/09「VTuber楽曲大賞2020」楽曲部門7位、MV部門10位を獲得。
• 2021/03/02 「アニソン派！楽曲アワード2020」 BEST20受賞
• 2021/09/27 誕生日記念ライブではウクレレの生演奏と弾き語りアレンジを披露している。
  • 「声質とメロディとウクレレの音の噛み合わせ、奇跡起きてるな」
• 2023/05/25 より音楽ゲーム「オンゲキ」にて実装。
  • 配信される音源監修も作曲者自ら関わっているとのこと。
  • 美兎も言及しているように、特にMASTER譜面はデザイナーの遊び心あふれる作りとなっている。難易度も高め。
  • オンゲキ5周年記念ページでは譜面担当者からのコメントも。
    「念願叶い、ついにこのV史上TOPクラスに良い楽曲を入れられました。」
• 2024/01/25 より音楽ゲーム「SOUNDVOLTEX」にて実装。
  • SDVX初のにじさんじ楽曲として『Virtual to LIVE』『コントレイル』と同時に配信された。こちらもMASTER譜面は難易度高め。
    ⇒配信サイト

▽Ryrics&Music：ササキトモコ
▽Arrenge：ササキトモコ / 蓑部雄崇
▽MovieStaff：
　■監督：ぬるてま
　■原画：ぬるてま / 平山寛菜 / 山本脩斗 / 枡八(まっぱち) /
　　　　　長野新平 / 藤森蒼 / 氷麗木ゆぎ / AOK
　■動画・仕上げ：TripleA
　■制作進行：AOK
　■プロデューサー：渡辺タスク

• 2020/10/07 1stシングルとして発表された。SACRA MUSIC (Sony Music Labels)からメジャーデビュー後初となるオリジナルソロ曲。
  • 作曲・作詞は美兎がデビュー当初から大ファンであることを公言しているササキトモコさんによるもので、「夢が叶った」と語っている。またボーカルディレクションとしてアンチグラビティ・ガールの制作を行ったTAKU INOUE氏が携わっている。こちらはササキトモコさんからの直々のご指名らしい。
  • 2020/07/22の雑談配信でシングル発売が告知され、2020/08/26の配信内でCDジャケットの公開が行われている。
  • カバーイラストは美兎がファンだと公言しているイラストレーター・ベルナール・リヨ３世氏によるもの。限定版シングルCDにはリヨ氏デザインのポーチが付いていた。
  • シングルのカップリング曲として、同じくササキトモコさん作曲のセラニポージによる『ありふれた毎日の歌』のリアレンジカバーが収録。
  • 初回生産限定盤には『おまけのラジオ』と題したシークレットトラックが収録されている。
• 曲のイメージとしては夜が寂しい若者たちを救ってくれるヒーローソング。発売日に同じくして投稿されたMVも古き良き子ども向けアニメを思い返すような4：3のアニメMVとなっている。
  • サビ中盤のフレーズに物理的に息が続かない箇所が存在*4しており、ライブでは会場のリスナーにも歌って欲しいとのこと。
  • 間奏に流れるセリフ部分は美兎の初のYoutube配信からのサンプリングである。
  • 曲中にあるボイスは声優の濱野大輝氏が担当している。
• 2020/12/09 「VTuber楽曲大賞2020」楽曲部門2位、MV部門1位を獲得。
• 1stアルバム【月の兎はヴァーチュアルの夢を見る】にも収録。発売にあたってササキトモコさんからもコメントが寄せられている。
  • 初回限定版付属のBlu-rayにはMVが収録されている。
• ファーストワンマンライブでもお披露目され、特撮ヒーローのようなポーズやPVを意識した振り付けが制作された。

⇒配信サイト

▽Ryrics：只野菜摘
▽Music&Arrenge：広川恵一(MONACA)
　■Ukulele:月ノ美兎
　■Guitar:広川恵一
　■Bass:田淵智也 (UNISON SQUARE GARDEN)
　■Drams:金川卓矢
　■REC&MIX:淺野浩伸
▽MovieStaff：
　■Director: 緒方達郎
　■Art Director: 松前保彦
　■3D Artist:大澤曉人,大矢好一郎,中村航,Lethe
　■2D Artist:飴木かえ,フチヌロー,魔汁P
　■Choreographer:ゲッツ
　■Motion Capture:小箱
　■Key Visual Illustration:サメヤマ次郎

• 2021/08/11に発売された1stアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」に収録されたオリジナル曲。本アルバムのリード曲としてMVも投稿された。
  • アルバム発売に先行して2021/07/17から楽曲配信も行われている。
• 作曲・編曲は『Wake Up, Girls!』や『アイドルマスター』などに曲提供を行っていることでも知られている広川恵一さん。また、作詞は美兎がファンである『さよなら絶望先生』キャラクターソングなどを担当している只野菜摘さんによる。
  • ウィスパーボイスも交えた変則的なシティポップに仕上がっている。曲中のウクレレは美兎の演奏によるもの。また、特徴的なベース演奏は『あのかた』とのこと。
    • アルバム発売に際して田淵智也 (UNISON SQUARE GARDEN)さんであることが判明。
    • レコーディング時の記念写真が広川さんのTwitterにて投稿されている。
  • 美兎は雑談配信の中で収録裏話も語っている。
    • 作詞の只野菜摘さんにお会いした際には「飲みたい声をしていますね」と褒められ、言語センスに驚かされたらしい。
    • 曲中には編集作業中に鳴ってた落雷の音や、モノラル音声で消えてしまうウラオモテの音など、広川恵一さんのセンス溢れる仕掛けが隠されている。
• テレビ東京系バラエティ番組「ゴッドタン」の2021年9月度エンディングテーマとして起用されている。
• 2022/02/18 アニソン派！楽曲アワード2021を受賞。
• 2022/05/07に100万再生を達成。

⇒配信サイト

▽Music&Ryrics&Arrenge&Guitar&Chorus：TAKUYA
▽Ryrics：MEG.ME
▽Arrenge：Keisuke Iizuka

• 2021/08/11に発売された1stアルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」に収録されたオリジナル曲。『ウェルカムトゥザ現世』ではなく『ウエルカムトゥザ現世』である。
  • アルバム発売に先駆けてYouTube Music Weekend スペシャルライブにて先行披露された。
• ロックに盛り上がるカッコイイ一曲。ライトハンド奏法でのギターソロにも注目。
  • TAKUYAさんによるレコーディングドキュメントと制作裏話が公開されている。(TAKUYA【JUDY AND MARY】YouTubeチャンネル)
    • 曲のタイトルや歌詞は作詞のMEG.MEさんがちょうど出産を迎えられたことから着想を得ている。
• 1stソロライブでは大量の謎ノ美兎がバックダンサーならぬフロントダンサーとしてステージ上に現れ、キレッキレのダンスを披露するという演出が行われた。
  • この曲の途中でちょうど無料パートの終了タイミングが設定されており、チケットを買っていない視聴者は謎ノ美兎がゾロゾロと出現するところで配信が切れた。これはワザと。
• にじさんじフェス2022ではメガホンを片手に振り付けにアレンジも加えて歌唱した。