「ニンジャスレイヤーイビル：ワルサイタマ・ブロウナウト」

◆本エピソードはニンジャスレイヤープラスにて独占公開◆しよう◆

noteまとめ

◆まとめ◆：#1
◆実況付◆：#1

あらすじ

「畜生！　フザケルナ！」

 

ワルサイタマ北東区画、サイテイ・シティ。ワルキド・ゲンは競馬でスった挙句、テレビモニタに蹴りを食らわせ八つ当たりしていたが……それに飽きると、スケベ・ピンナップの山に埋もれたIRC電話番号メモを掴み取り、通信を行った。ワルキド・ゲンはただの人間ではない。謎のニンジャソウル、ダラク・ニンジャを宿す青黒のニンジャ戦士「ニンジャスレイヤーイビル」であり、報酬目当てに殺忍稼業をしているのだ！

解説

ニンジャスレイヤープラスにて突如発表されたマルチバース・スピンオフ・シリーズ。一両日中に第3部書籍版編集作業中であるという日報が出ており、没案や設定資料集の虫干しの一環のようである。

主人公も敵役も登場人物は軒並みバカでウカツ、刹那主義で快楽主義のどうしようもない社会のクズばかりという異色の短編。こんなイビルバースではエーリアスさえも流れるようにスムーズに猥褻（続きは有料のニンジャスレイヤープラスで……）。

エイプリルフール企画等とは異なり、ボンド＆モーゼズが第4部の連載を前にして、倫理と身勝手、許容とエゴのバランスを見るために、主人公を極端に身勝手側に置いた習作としてしたためたものとのこと。この極端な世界観、それを解説する筆者ライナーノーツ、共にヘッズにとって興味深い内容となっている。

登場人物

• ワルキド・ゲン／ニンジャスレイヤーイビル
  「末端価格が高いからな。そんなカネ、払っていられるか」
  • ワルサイタマのサイテイ・シティに事務所を構える男。
  • 青黒い装束に「極」「悪」の漢字がレリーフされているメンポを着用している。

• ダラク・ニンジャ
  （（（面倒くせえよ）））
  • ワルキドに宿る謎のニンジャソウル。
  • その名の通り堕落している。

• ジェンシー・リキ
  『アイエエエエ！　ゴメン！』
  • トクマル銀行のサラリマン。
  • 悪漢に絡まれていたところをワルキドに助けられ、その恩を着せられてタカられている。

• イービアス
  「アタシってホットでしょ？」
  • スゴイセクシーなバーの店主。元は男だがワルサイタマ・テクノロジーにより女の体となっている。
  • 目撃者の記憶を消すジツを有している。

• ゲトームーン
  「耳が遠いんじゃ。あと、思考力も年々落ちとる。それがわかる。辛いもんじゃ……」
  • 愛車の中古スポーツカー、デズミハヤイに全ての収入をつぎ込んだ老人。
  • 話が長い。

• ワースクエイク
  「や……やれ！　クルードシュリケン＝サン！　もう辛抱が……」
  • ワオモト率いるコウカイ・シンジケートの上級戦士「キックスゲイツ」の一員であるビッグニンジャ。

• クルードシュリケン
  「ちょっとオスモウ賭博でスッちまってよォ。仕方ねえだろ？」
  • ワースクエイクの相棒。巨大なスリケンを得物とする。