◆忍◆ ニンジャ名鑑#344 【エーリアス・ディクタス】 ◆殺◆
他者のニューロンをハッキングする「ユメミル・ジツ」を用いる女ニンジャ。記憶と意識はある男ニンジャのものであり、彼にとって非常に不本意な状態にある。ジツの性質も以前のものから変質している可能性が高い。
登場エピソード
「こんなのってないぞ……ネオサイタマいい加減にしろよ……」
人物
- 主に第3部にて、ニンジャスレイヤーと共闘する女性ニンジャ。
- 容姿、性格がどうもどこかで見たような、ヘタレ属性持ちの「俺女」。日課は毎朝鏡の中の自分に向かって「オハヨ!」と言うこと。ニンジャネームがやたら長いが、これにはまあいろんな理由もあるし大体エーリアスで通っている。
- キョートのアッパーガイオン出身で、第3部ではネオサイタマでサイコ鍼灸師の仕事をしている。
- サイコ鍼灸師とは、後述のジツを用いて相手のニューロンへ潜行し、精神的なダメージを治療する生業である。
- 「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」以降はワザ・スシでイタマエのバイトも始めた。
- 気弱ながらここぞというときに活躍するひたむきな名サブキャラ。登場するや圧倒的な人気(と蚊柱)を獲得し、瞬く間にウキヨエが量産され、「#エリちゃーん」タグまで登場。冒頭の名言はその後「#だいたいネオサイタマのせい」というハッシュタグを生むに至った。ヘッズからの扱いは完全にヒロインで、実況時は基本何かするたびにフィヒられている。
- ニンジャスレイヤープラスにて掲載されている「ウォーカラウンド・ネオサイタマ・ソウルフード」シリーズは、彼女を主役としてネオサイタマの食文化を紹介するエピソードとなっている。
外見
- 痩せて小柄。劇中での明言はないが、痩せ型のため多分バストは豊満ではない。
- 髪型は黒いショートボブ。永久脱毛した眉毛の代わりにイバラめいたタトゥーを施す。
- 「地獄お」とレタリングされたマフラーが特徴。
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長160cm。
元ネタ・考察
- エーリアス・ディクタス(Alias dictus)は「またの名を」を意味するラテン語。
- "alias" 単独でも「別名・偽名」の意を持つ。UNIX技術者のヘッズにとっては実際おなじみであろう。
- 第2部最終章「キョート・ヘル・オン・アース」にて、ロード・オブ・ザイバツの攻撃を受けて消し飛び、消滅寸前となった01データ体のシルバーキーは、すでに死亡しニューロンがログアウトしたイグナイトの肉体に憑依することで自らの命を繋ぐ。
- 別の肉体、別の人格。このまま「シルバーキー」と名乗れば、彼女の体と精神は自分に「上書き」されてしまう。それはなんかヤバいのではないか、という懸念を抱いた彼は、とっさに別名を名乗ることで別種の存在となったのである。
- また、イグナイトの人格も生き残っており、時たまシルバーキーとの人格と入れ替わるようだ。こちらもまた、本来の名前とは異なる「ブレイズ」を名乗っている。
- シルバーキーとしては「あくまで仮の肉体でありいつかはイグナイトに返す」ことを示唆しているが、その方法は見当がついていないようだ。
- ザ・ヴァーティゴ=サン曰く、シルバーキー側の人格も、生活していくためのあれこれにはもう慣れている模様。そして女湯派。
- 第3部の彼は、ネオサイタマで生計を立てながら元の体に戻るための方法を模索している。
ワザ・ジツ
- カラテは絶望的に弱い。
- モータルのヨタモノ相手ならなんとか戦えるといったところで、武装クローンヤクザ相手には正面切っての戦闘を避ける必要があり、肉弾戦向きニンジャとなるともう逃げる一方である。
- 「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」の一件でスシシェフのワザを身に着け、その後ネオサイタマにいる間、週1~2回程度ワザ・スシで働いていた。
ユメミル・ジツ
- シルバーキーのものと同名のジツ。第2部終盤のロード戦では彼のそれと基本的には同じであったが、第3部時点では以下のように、有効範囲が狭く、使用にも制限が増え変質している。
- 接触限定と射程では劣るが、エーリアスの過去の経験ゆえか、相手を乗っ取ったり相手の意識を自分のローカルコトダマ空間に招き入れたりと、色々応用が効く。
- 本人が語った使用条件は以下の通り。試行錯誤して掴んだもののようだ。
- ルール1:憑依対象と直接接触が必要。
- (付:ニンジャに対しては相手がジツ行使中などの極度の集中状態にないと無効)
- ルール2:同時に複数の体を動かせるのはリンク直後のほんの少し。実際疲れる。
- (付:コントロール対象のカラテ等の技術はエーリアスのものが反映される。ジツはソウル・カラテ由来のものはほぼ不可で、サイバネ由来は使い方が分かれば可……と推測される)
- ルール3:操作時間は保って十数分。対象と離れ過ぎるのもダメ。
- (付:リミットが来ると、強制的に元の身体に引っ張り戻され解除される)
- ルール4:操作中、元の身体が何かダメージを受けると、すぐに戻される。
- (付:即死だった場合は実際不明だが、エーリアスは「多分すげえヤバイ」と考えている)
- ルール5:憑依体が激しく負傷すれば、恐らくエーリアス自身にも深刻なダメージがあり、元の身体のニューロンにも危険が及ぶ。
- (付:相手の体を乗っ取る場合、同意の上であれ相手のニューロンを焼く危険性がある)
- ルール1:憑依対象と直接接触が必要。
ストーリー中での活躍
- 第3部においてニンジャスレイヤーの仲間の一人として活動。特に気力をなくしたフジキドに代わって偽ニンジャスレイヤーとの対決に挑んだ「フー・キルド・ニンジャスレイヤー?」や、石像化されたフジキドを救出した「フラッシュファイト・ラン・キル・アタック」での活躍が光る。
- 「ホワット・ア・ホリブル・ナイト・トゥ・ハヴ・ア・カラテ」にて、シルバーキーとしての肉体を取り戻す手掛かりと彼女だけが認識するキョート上空の黒い渦についての情報を得るべく、ネオサイタマを離れユカノと共に西へ旅立つ。
- キョートでディプロマット、アンバサダーと合流し、共に岡山県のエンシェント・ドラゴン・ドージョーを目指す。
- ドージョーを探索していた新生ザイバツのニンジャとの戦闘を、ザ・ヴァーティゴの援護もあって切り抜ける。そしてユカノが支配したサークル上に双子の開いた二重ポータルに飛び込み、シルバーキーのソウルはイグナイトの肉体を離れ、キョート城へと向かった。
- 恐らくこのことは「エーリアス・ディクタス」という存在の消滅と同義であろう。
- 恐らくこのことは「エーリアス・ディクタス」という存在の消滅と同義であろう。
- この他にも、スシ勝負に参加したり、特派員の助手になったり、酔っ払い共にアパートまで押しかけられたりと、様々な活躍(?)が見られる。
一言コメント
- ニンジャの…ヒトカラ! -- 2018-06-16 (土) 08:48:55
- 兄貴が描いたバニー絵によるとバストは標準的でヒップが豊満な? -- 2018-10-18 (木) 05:58:15
- 正直どう見ても標準より大きいと思う、なにがとは言わないけど、あとコミカライズでの登場待ち遠しいです。そこまで連載が続けばですけど。 -- 2019-05-28 (火) 08:49:08
- エリちゃん時代の経験から年頃の女子のアレコレにやけに詳しく実感のこもったカタオキに対しゾーイがドン引く一幕もあったんだろうか -- 2019-05-29 (水) 15:40:09
- ユメミルジツの治療でだいたいそうゆうのは慣れてるんじゃ・・ -- 2019-10-25 (金) 21:48:34
- オタッシャしたイグナイト=サン+シルバーキー=エーリアス なのに、エーリアスーシルバーキー=生きているイグナイト=サンになる不思議 -- 2019-10-26 (土) 18:55:16
- 「結局のところホモでは・・・?」もしもミヤモト・マサシが現代に蘇ったらこう言うかもしれない -- 2021-07-24 (土) 16:23:53
- 「ダッテメッコラー!!」スモトリヤクザはキレた! -- 2022-07-28 (木) 13:42:40
- コミカライズ版の出番もどんどん近づいてきてるけれど、じっさい書籍版とかでも見れなかったツルテカピッチリ衣装エリ=チャンが出現することになるから盛大に蚊柱が立つかもしれない…(髪型とかも違うがレア度更に重点な) -- 2024-03-19 (火) 07:03:20
- コピーエリちゃんの性自認は男女どっちなんだろう。オリジナルの中身がカタオキだった事を考えれば男なんだろうけどその記憶は無い訳だし -- 2024-03-22 (金) 15:10:57