◆忍◆ ニンジャ名鑑#179 【コンジャラー】 ◆殺◆
ザイバツ所属。隠密行動に優れるシノビニンジャ・クランのソウル憑依者。クローンのように全く同じ動きをする幻影のコピーを複数体作り出し、同時突撃を仕掛けるハガクレ・ジツでニンジャスレイヤーを苦しめる。本体は一体だけである。
登場エピソード
『口の減らないヨタモノめ。どのみち、この騒ぎはお前の目論見通りにはならん。ロードの耳には入らんだろう。我らがこの騒ぎを封殺するからだ。無駄だ』
人物
- マルノウチ抗争に参加した14人のザイバツ・ニンジャの一人。14人中、最後に本編へ登場したニンジャである。
- 物理書籍版によると位階はマスター。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【モータル・ニンジャ・レジスター】にて、「ウツシ・ニンジャ」のソウル憑依者であることと、パーガトリー配下であることが明かされた。
外見
- ターコイズ色のニンジャ装束を身に纏う。
元ネタ・考察
- コンジャラー(conjurer)は「魔術師」「奇術師」あるいは「手品師」の意味。
ワザ・ジツ
ブンシン・ジツ
『『『いかなニンジャスレイヤーと言えど、俺の最大ブンシン=ジツを破ることはできん』』』
- コンジャラーと全く同じ外見、かつ同じ動作をトレースする分身を作り出すジツ。その様はまるで古事記。
- この分身は、あくまで実体を伴わない幻影であり、何らかの攻撃を受けると即座に消滅する。
- 最大で彼自身を含めて四十体の分身を作り出せる。ただし、分身の数を揃えるには相応の集中と時間が必要な模様。
- 「ブンシン」と名の付くジツの使い手は他にもいるが、これほど真っ当な「分身の術」を使うのは当時彼くらいなものであった。
- 物理書籍版の登場人物名鑑によると、ブンシン・ジツはニンポ的意味で人口に膾炙したジツであるが、その習得は非常に難しい希少なジツとされる。
- なお、ニンジャ名鑑にある「ハガクレ・ジツ」の呼称は本編中では使用されておらず、一貫して「ブンシン・ジツ」と表記されている。
ストーリー中での活躍
一言コメント
- ぽっと出ながらも謎のカッコよさを持つニンジャ。マルノウチを生き残った彼らの恐るべき実力を感じて書籍に備えよう -- 2013-07-19 (金) 03:40:18
- おっもい~コンジャラ~試練の道を~♪アイエッ! -- 2013-07-19 (金) 06:13:15
- あっ、こいつもシノビ・ニンジャクランなんだ……? -- 2013-07-19 (金) 08:53:42
- シニフリ、ブンシン、ステルス化、ニンジャ・ギアなんかがシノビニンジャの特徴かな。まるで忍者だ! -- 2013-07-19 (金) 09:04:25
- ちなみに、Conjurerは魔術師の中でも日本の娯楽作品における『召喚士』のニュアンスが強い言葉らしい。確かに己の分身を『呼びだし』ているな。・・・なお、召喚士を『サマナー』と呼ぶのが通じるのは日本だけだそうな。 -- 2013-07-19 (金) 19:17:44
- ジツは派手なんだがどうにも陰が薄い…エピソード内での出番が遅いせいか -- 2013-08-21 (水) 18:40:57
- ↑ディヴァーラー=サンが頼みにしていた割にはニンジャスレイヤー=サンに有効打も与えられなかったしな。 -- 2013-08-21 (水) 18:56:38
- せめて同質量の実体であれば… -- 2013-08-21 (水) 19:25:15
- ディヴァーラー=サンがなかなか達人なわりに若干ジツ頼りだしうまく使えたとしても強いのか…?と疑問の残る部分あるけど、ニンジャらしさ重点! -- 2013-08-21 (水) 19:42:44
- コンジャラー前衛説 -- 2013-08-21 (水) 21:42:59
- 作中の実績的には先輩以上に微妙なマスターになってしまったが、ザイバツでは希少ジツ習得者というだけで一定のステータスになりそうな。 -- 2013-09-01 (日) 15:56:04
- ↑6 Summonerの語はMagic:the Gatheringでも使われている、日本でしか通じないというわけでもないのでは -- 2013-09-15 (日) 19:31:50
- 地味に、かなり、弱い。分身に攻撃能力が無いのはこの際諦めるが、全員動きが同じってのがもう……理論上、攻めるにあたっては焦点から相手が動くとデコイにすらならんので、むしろ逃走用じゃないのかこのジツ -- 2014-01-27 (月) 23:54:47
- D&D3.xだと召喚術(conjuration)を使うのが召喚術士(conjurer)で、召喚術の下位分類として招来(summon)呪文があったりする。なお、同作にあるミラー・イメージというジツが似ているが、ゲン・ジツ扱いである -- 2014-01-28 (火) 05:03:09
- 見破ったのはフジキドのニンジャ観察眼あってこそだし、実際はそこそこやれるニンジャなのでは -- 2014-02-15 (土) 01:43:15
- 視線や動きが位置によらず同じって案外致命的で、軽く想像すると楽しいけど、ものっそい分かり易い。 そんなジツでもマスターなので、フジキド相手じゃなければカラテは強い方だった…のかも… -- 2014-02-15 (土) 03:42:19
- 取得者が少ないブンシン・ジツを扱い、ニンジャスレイヤー=サンを追い詰めたあたり個人的には有能な忍者と感じた。マスター階位なのが納得。 -- 2014-02-15 (土) 06:57:05
- 動作の精度を犠牲にしてでも分身数を増やし、攪乱に特化したイメージだなあ。分身の生成数は少ないながら高度なカラテ戦闘をこなせるウィーヴ君の影編みとは対照的な感じだ -- 2014-02-15 (土) 20:43:15
- 真っ当なブンシン・ジツを使い手なのに、ニンポの流れでブンシンニンポだけジツでの例が上がらなくて涙。…かくいう私も名前が出てきませんでしたが -- 2014-09-13 (土) 03:40:31
- こいつが出たときはニンジャスレイヤーに忍術が出てきた!ってちょっと感動した -- 2014-09-14 (日) 08:08:58
- 円筒形とかの頭部の向きを不明瞭にするメンポか、せめてサングラスを装備するべきであった -- 2014-11-28 (金) 04:07:29
- ザ・ヴァーティゴ=サンの言うとおりアデプト位階のサンバーン=サン達とは確かにイクサの質が違う様に思えましたね、カラテ練度も位階相応だったことでしょう(対戦相手がカラテモンスターでしたが) -- 2014-11-28 (金) 09:35:57
- 「分身→見抜かれる」という伝統芸能 -- 2014-11-28 (金) 09:53:41
- ターコイズ色の幻影が40体ぞわっと襲ってくるビジュアルは神秘的で美しそう -- 2014-11-28 (金) 15:43:25
- 分身が見破られる前にケリつける前提なら、即死系攻撃に対してチャフで対抗できるこのジツは使いでがある。逆に言えばそういったイクサばかりしていて弱点を発見できなかったのかも。 -- 2015-01-15 (木) 19:49:30
- コンジャラーってそういう意味なのか……ソードワールド2.0のイメージだった -- 2015-07-18 (土) 22:25:44
- この人の名前を見るたびにとある触手重点のポケモンが浮かんできて困る -- 2015-09-09 (水) 15:26:08
- イツツボシモノガタリのバーシャ=サンも「ブンシン・ジツ(平行な)は攻撃方位を、ザンゾウ・ジツ(遅延な)は打ちこみタイミングを見切らせないためのワザ。今も昔もキシのイクサは攻撃ポイントを見切った奴が上に行く」って言ってるし、相応のカラテが伴えば観察される隙が減ることも相まって一方的にボコれて実際強かったのかもしれん。 -- 2015-11-19 (木) 01:07:54
- ブンシン・ジツから一斉にスリケン投擲すれば実際スゴイ弾幕になって結構強いのでは? -- 2015-11-20 (金) 01:53:13
- ↑2、シンカ(改善)してビッグニンジャになるんだ!オレは知能指数が高いから解る。 -- 2015-11-20 (金) 12:37:39
- 全員同じ動きでも、使い方次第では十分役立つのでは。マスター位階も納得。ディヴァーラー=サン達との差は彼らは強くても知性を感じないというか下品だったからマスターになれないのかと。 -- 2016-09-10 (土) 22:20:56
- どうも某4コマの「今日もコンジャラーはやってコンジャラー!」というネタが頭から離れない -- 2017-01-05 (木) 12:02:25
- カロン・ニンジャとカメレオン=サンの色違いな -- 2018-04-03 (火) 20:46:42
- 分身して相手を囲んでボコボコにするから本人(非分身時)の空手はそうでもないかも -- 2018-04-04 (水) 09:20:20
- この名前を聞くたびにゲームとかテレビのコードが絡まってる光景が頭に浮かぶ -- 2018-04-09 (月) 08:44:22
- シノビ・ニンジャクランのソウル憑依者らしいので、代名詞のブンシン・ジツもシノビ・クランのユニーク・ジツなのだろうが、40体もブンシンするのは尋常じゃなく忍んでいない、ナンデ? -- 2019-09-08 (日) 10:11:06
- ウズマキ・ニンジャがカゲブンサン・ジツ得意だけど、多重になると目立ちまくりだったよな。ラセン・ガン・ジツも音と威力の大きさで忍べないし。 -- 2019-09-08 (日) 13:51:50
- あまり他作品の話題ばかりコメントするのは奥ゆかしく無いが、かの世界線 -- 2019-09-08 (日) 23:07:06
- でもタジュウ・ブンシン・ジツは禁術めいた奥義扱いであった そんなブンシン・ジツを修めたコンジャラー=サンは実際強キャラ -- 2019-09-08 (日) 23:11:36
- ナルトの影分身は質量を持った分身だから例えるならサイグナス=サンの方では……ナルトでも質量を伴わない目くらましの分身はアカデミーのごく初期に習う初級忍術みたいだったし、それでいうとコンジャラー=サンのは…… -- 2019-09-09 (月) 00:41:28
- あっちの世界だとゲニン以下で習うような基本的なジツだったが、こっちの世界だとお彼岸に深く繋がったジツなのか?召喚系の場合もデミ・ニンジャや蓄えられてるソウルにジツでテクスチャ張り付けて使役してるらしいし。 -- 2019-09-09 (月) 04:20:35
- まさかのアーチ級憑依者!旧ザイバツもニンジャ層が厚かったのだなぁ -- 2019-09-18 (水) 12:22:01
- 名鑑ではシノビニンジャ・クランのソウル憑依者とあるけどてことはウツシ・ニンジャその人はシノビニンジャ・クランのカイデンのニンジャだったのかな -- 2019-09-18 (水) 12:54:55
- ↑シズケサ=サンも最初はシノビ・ニンジャクランのソウル憑依者としか言われてなかったけど、アーチ級のトザマ・ニンジャの憑依者だったし多分そうなんじゃないかな -- 2019-09-18 (水) 15:49:24
- アーチ憑依者だったけど活躍の度合いで言うと…ウツシ・ニンジャはニンジャとしては比較的控えめなニンジャだったのか? -- 2019-09-18 (水) 20:00:47
- 平安時代でも強力なニンジャがちゃんといたらしいが、エテルがスゴい暗黒時代は半神どころか荒神じゃ邪神、巨神カイジュウめいたニンジャ達が多くいたトンデモ時代だったらしい。 -- 2019-09-18 (水) 20:11:07
- ↑↑シノビ・ニンジャクランは二十四大クランの一つであり、そのクランのアーチだから本忍は相当強大だったのだろう ただ、ステルスを極めるユニークジツ故にコンジャラー=サンの作中の活躍までステルスされてしまったに違いない -- 2019-09-18 (水) 23:54:52
- ソウル格的には非実体系ブンシンの元締めっぽいニンジャソウルだけれど、ブンシンのワザマエはカレイドスコープ=サンの方が上に見える。単に憑依者のカラテの差なのか、それともコンジャラー=サンにもスモークドラゴン=サンのようなスクリーンを生成してくれるサポート役がいたらもっとテクニカルなことができたのだろうか -- 2019-09-20 (金) 07:26:54
- やっぱこの人、立ち枯れの時代の影響をジツに対してモロに受けてる気がするのよな サイグナス=サンとかもソウル側とは桁違いに出せる分身が少ないみたいだし やはり高度過ぎるブンシン・ジツは立ち枯れの現代で使用するのは不都合なのでは -- 2019-09-20 (金) 08:32:29
- ワザマエ! -- 2019-09-20 (金) 19:54:56
- ↑ステルス・ジツ! -- 2019-09-20 (金) 20:13:50
- "忍法"の代名詞とも言える"本体は一つタイプの分身"を使うキャラクター、そして後出しとはいえその開祖が宿っているという設定にも関わらず、結構強いけれど破格というほどではなく結局は体術と状況判断に敗れてしまう、という扱いはニンジャスレイヤーという作品を象徴しているように思える。"ステレオタイプな忍者バトル"をリスペクトしつつ新たな地平を切り開くというスタンス -- 2019-09-20 (金) 20:32:13
- ノーカラテ、ノーニンジャな コンジャラー=サンがノーカラテだった訳では決してないが、いつの時代もカラテを極めた奴が上に行くのだ ニンポ・バトルの古典であるコウガ・ニンポチョも強力なニンポの使い手が多数居ながら勝敗を決めたのは状況判断と個人の感情だった事を考えるに、ニンジャスレイヤー特有の象徴とまでは言いかねるでしょうが -- 2019-09-21 (土) 01:02:12
- TRPGだとブンシン・ジツは次手番開始時の残存ブンシン一体につき攻撃ダイス+1。そして、最大ブンシン=ジツはブンシン40体出現。つまり、攻撃ダイスが最大+40……実際ツヨイすぎる -- 2020-01-18 (土) 00:56:26
- コンジャラー前衛説については…やっぱり防御力足りてないじゃないか! -- 2020-03-31 (火) 21:05:37
- 実はウキヨエ版ではアデプト扱い…いくら他ニンジャともども古代ローマカラテ化したとはいえ、ここまでされる謂れはない! -- 2020-06-16 (火) 16:25:37
- アーチ級憑依者の割にこの人のジツあんま強いと思えないんだが・・・同じ動きしかできない、質量のない分身を生み出すだけ、実際こけおどしな -- 2024-01-09 (火) 16:17:13
- ブンシン・ジツは知名度の割に習得難易度の極めて高い希少なジツと言及されており、憑依したウツシ・ニンジャは強大だったと思いますね。シノビ・ニンジャクランは我々の想像する忍者に近いクランであり、白兵戦以外でも活躍できるジツが多い。ブンシン・ジツは偵察時や逃走時などにも応用が効きそうであり、一度のイクサ描写だけでジツの良し悪しを語るのは早計ではないか -- 2024-01-09 (火) 19:08:13
- 本人がジツを使いこなせていなかった・・・というよりはフーリンカザンかな?パーガトリー=サンみたいな遠距離攻撃型がいれば違ってたかも -- 2024-01-09 (火) 19:23:11
- そもそも全く同じ動きしか出来ないとなればどんなに分身が多かろうと上手くポジショニングを考えないとまともに攻撃にならん気がするがどうなんだろうな。例えば40体を横一列に並べて真正面の敵に攻撃しようとしても攻撃が届くのは本体と両脇の二体が精々だろうし。いっそ全部自分の体に重ねるように配置すれば打撃力や防御の底上げになって良かったのではなかろうか -- 2024-01-09 (火) 20:18:31