フユコ/トチノキ

Last-modified: 2023-10-19 (木) 13:04:14

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【フユコ】◆殺◆

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【トチノキ】◆殺◆

登場エピソード

 

「ニンジャなんて、いないのに」
「バクハツ・ジツ! カブーン!」


人物

  • ネオサイタマに住む平凡なサラリマン、フジキド・ケンジの妻と息子。物語開始時点で既に故人。
  • フルネームは「フジキド・フユコ」「フジキド・トチノキ」。実際「バック・イン・ブラック」#3のニュース番組内ではこの名称で呼ばれている。
  • 「ネオサイタマ・プライド」でフジキドが息子の年齢を「5歳と、少し」と語っている。
    • 「メニイ・オア・ワン」では、「トチノキが、小学校に通いだす前日」家族でタマ・リバー支流に渓流釣りに出かけたことが回想されている。
    • 米国の制度では、5歳で Elementary school(に含まれる kindergarten)に通いだすのが一般的であるらしい(wikipedia)。
       
  • オーディオドラマアニメイシヨンでの担当声優は、フユコが大原さやか=サン、トチノキが山下大輝=サン
    • 前者は癒し系渡し守からサイコパス魔女など様々な女性を演じてきたベテラン。その母性あふれるボイスは美しく優しき妻に実際適任である。
    • 後者は(アニメに先行した『弱虫ペダル』CD版で主役デビューした)新鋭気鋭のアクター。その希少な声質から変声期前~変声期最中の少年を演じることに定評があり、確かな演技力も相まって『主人公の少年』を多く演じている。
      また、今回のトチノキもそうであるがレジェンド級デスノボリ声優の桑島=サンめいて『死に役』も多い。死に役は短時間で視聴者にキャラクターを印象づける演技力が必要になるため、演技力を認められた声優の証でもある。

外見


ストーリー中での活躍

  • フジキド家は平凡な一家であり、経済的には将来に向けて貯蓄していることもあり、実際慎ましく暮らしていたようだ。
  • 数少ない例外として、毎年クリスマスにセルフテンプラ・レストラン「ダイコクチョ」で外食する習慣があった様子。
    • 今年もまた、例年通りマルノウチ・スゴイタカイビルを訪れ、ひとときの団欒を過ごしていたフジキド一家。
    • トチノキは去年のクリスマスプレゼントに買ってもらったヌンチャクを気にいっており、さらに箱の絵にあった(カートゥンとしての)ニンジャの真似をしていた。

確かにネオサイタマは過酷な都市だ。生きるには辛い時代だ。
だが、無茶な高望みをしなければ……メガコーポが煽る過剰消費の呪いを逃れ、バリキやズバリの罠にもはまらなければ……こうして幸せは手に入る。
願わくば、トチノキにも賢く育って欲しい。
沸き始めた油を見ながら、ケンジはそう考えた。

  • そして……。
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…何を言おうとしたのだろう、もう覚えていない。

……ALAS! まさに、その時だった。フジキド・ケンジの運命が、完全に変わってしまったのは。

  • 一家はマルノウチ・スゴイタカイビル中層の「ダイコクチョ」での食事中、ソウカイヤザイバツのニンジャ抗争に巻き込まれ、フジキドは重症を負い、フユコとトチノキはダークニンジャによって殺されてしまう。
    • 薄れゆく意識の中、フジキドは二人を手にかけた「不気味なカタナ」……ベッピンをかろうじて記憶していた。
  • (一部の例外を除いて)本編開始時点で故人になっているにも関わらず、フジキドの行動原理の最も深い部分を占め、フジキドが選択を迫られる重大な局面で繰り返し現れる。時点詳細は本編を。読もう。
    • 不用意に悪意とともに触れた場合、実際死を意味する。
そしてフユコ、トチノキは死後、とあるニンジャ真実と関わる。
  • 第2部「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」にて、二人の魂は他のニンジャによって殺されたモータル達の魂同様、ナラク・ニンジャのソウルの一部となっていたことが判明する。
    • 二人が常に近くにいたという事実はニンジャスレイヤーにとって何よりの慰めであった。
    • ただし、二人の自我は既に消滅しているようであり、ナラク・ニンジャを介してニンジャスレイヤーと二人が会話することはできない。
  • 尚、怨念の塊と化したナラクにもはや性別らしいものがない事や、フジキド・ケンジへの憑依が半ば偶然めいたものであった事を鑑みると、フユコやトチノキがニンジャスレイヤーとなり夫と息子、あるいは両親の復讐を果さんとする可能性もなくはなかった。

一言コメント

「あらトチノキったら…ヘッズよりもコメントがいいのね?」
  • トチノキって、もしや「ラオモト・千葉(チバ)」に対応しての「フジキド・栃木」なのでは? -- 2020-03-06 (金) 22:14:41
  • つまりその内主要キャラの息子としてイバラキ=クンと、グンマ=クンが出てくると? -- 2020-03-06 (金) 23:14:42
  • ↑2ちなみに栃木の旧い表記は木へんに万(十×千)の「杤木」で「十千木(トチノキ)」とも表されたという -- 2020-03-07 (土) 00:59:55
  • フユコ「ニンジャないのにいないのに」 ダイ・ニンジャ「当たり前だよ」 ローシ・ニンジャ「いかにも」 ドラゴン・ニンジャ「ハイ!」ナラク・ニンジャ「その通り!」 ガンドーは奥ゆかしく何も語らない。  -- 2020-05-22 (金) 09:01:46
  • わずかな描写の印象からするとフユコがニンジャスレイヤーになっていた場合でも、フジキドと似たタイプの忍殺者になっていたのではないだろうか -- 2020-10-07 (水) 04:42:33
  • マルノウチ抗争でニンジャスレイヤーが誕生せず未だソウカイヤとザイバツの睨み合いが続きアマクダリも台頭しないまま時は流れ、かつて両親を亡くした孤独な青年の中で目覚めるソウル。「ドーモ、フジキド・トチノキ=サン。ナラク・ニンジャです」なんて時空もあったんだろうか -- 2020-10-07 (水) 12:36:30
  • フユコ「貴方はここで、私と死ぬのです…ニンジャ殺すべし!」 -- 2020-11-04 (水) 21:26:34
  • フユコが浮気してたりトチノキが悪いことしてる様子を幻覚なんかで見せられたら、ケンジもひかったりするのかしら -- 2021-12-31 (金) 10:32:50
  • そのう……まだあまり把握していないのだが… ... ナラクの内でマスラダと浮気するフユコとか……ネザーキョウのアケチの下でバクハツ・ジツを振るうトチノキな……? -- 2021-12-31 (金) 22:18:49
  • 漢字表記にすると「冬子」となるのか?だとすれば後に彼女と瓜二つな容姿を持つ女性があのニンジャの依り代として利用されたのも、その名にちなんでの事なのだろうか。 -- 2023-10-19 (木) 13:04:14