ホワイトパイソン

Last-modified: 2023-08-26 (土) 11:00:46

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ホワイトパイソン】 ◆殺◆

登場エピソード

 

「どれだけ殺しても焼いてもいいわけか!?貧乏人どものインガオホーだな」


人物

  • アマクダリ・セクト配下の小ニンジャ組織「スネイクピット」のニンジャ。スネイクピットの名に違わず、コブラ・ニンジャクランニンジャソウル憑依者である。
  • 同組織のディスポイラーサーペンタインとは義兄弟の関係で末弟である。
  • 極めて好戦的かつ粗暴な狂戦士であり、冷静沈着なサーペンタインとは正反対な性格。
    • しかしどちらも残虐なニンジャであることに違いはなく、サーペンタインとのコンビネーションも抜群。
  • アンタイブディズムブラックメタリストであるが、ニンジャ性によって本来ブラックメタリストが持つピュアな反ブッダ精神を変質させた結果、アンタイブディズム精神を全く持っていない。
  • スネイクピットにおける訓練長であり、ドクヘビ・サークルのブラックメタリスト達を戦闘ドラッグ漬けにして犯罪の駒として利用している。
    • ホワイトパイソンはブラックメタリスト達を「可愛い狗」と呼ぶが、ピュアな反ブッダ精神に駆られて命令を聞かなかったブラックメタリストを惨殺するなど、恐怖と薬物で支配している状態である。当然非ニンジャである彼らへの仲間意識もない。
    • 彼の支配下にあるブラックメタリスト達は日夜殺人訓練を課せられ楽器の練習時間もないとのこと。サツバツ!

外見

  • ブラックメタリストの例に漏れず、病的に白い逞しい肉体で上半身裸に黒ハカマ。実際狂戦士めいている。
  • 頭髪は黒く波打ち、顎には野蛮な長い黒髭。地の文には「アノヨのヴァイキングめいた顔つき」と評されている。
  • 黒蛇輪の刺青が入った二の腕に赤い目をしており、口元を蛇を象った青銅のメンポで覆っている。

元ネタ・考察

  • ホワイトパイソン(white python)は「白蛇」のこと。パイソンはニシキヘビ種のことである。
    • 余談だがN-FILESでは"White Pison"と誤表記されている。
      スペルミス内容があからさまに日本人なのだ!
  • 白い身体に赤い目を持ち、コブラ・ニンジャクランのソウル憑依者である彼を端的に表したニンジャネームといえよう。
  • 彼の外見はアルビノ種の蛇そのものである。

ワザ・ジツ

  • 戦い方も実際狂戦士めいており、叫び声を上げながら暴れ回る。

フランベルジュ

  • ブラックメタリストでお馴染みの武器。
  • 振り回される大剣の威力はモータルのブラックメタリストの比ではない。
     
突如背後から忍び寄り、リージョンを拘束するものあり!

ヘンゲヨーカイ・ジツ

  • 彼のニンジャネームである巨大な白蛇に変身する。負傷の回復などはなく、変身後もそのままとなる。
  • その締めつけはニンジャスレイヤーでさえ容易に脱出できないほどである。
  • また、「脱皮」をすることで致命傷を装いつつ寸前で避けることも可能。ブンシン・ジツの一種だろうか。

ストーリー中での活躍

「ウオーッ!」突如フスマが蹴破られ、フランベルジュを構えた興奮状態のネタバレが入室!
  • スティールバイトが地上げに失敗し死亡した後、スネイクピットはオールド・カメ・ストリート及びオウガパピーへの報復計画を立てる。計画の実行に際しては薬漬けにした大量のブラックメタリスト達を率いて、オールド・カメ・ストリートを火の海にした。
  • 目的のウミガメ・テンプルに辿り着くも、テンプルの大ブッダ坐像を破壊したいブラックメタリスト達の一部に反抗される。しかし、ピュアな反ブッダ精神を失っていたホワイトパイソンは反抗した者を殺害し、暴力と恐怖でブラックメタリスト達を律する。
  • そしてテンプル内でオウガパピーと交戦するも、ウェポンマスター・オメーンの力に敗れて失神する。しかしサーペンタインがユカリフォンショウを人質に取った際に意識を取り戻し、オウガパピーに一方的な攻撃を行った。
  • 交代したサーペンタインがオウガパピーに一撃を食らわされた際に激昂し人質を殺そうとしたが、そこへニンジャスレイヤーがエントリー。我らが死神に人質など通じるはずもなく、目にスリケンを受け人質を解放するブザマを晒す。
  • その後はニンジャスレイヤー、オウガパピーの両者と戦闘。ブラックメタリスト達をクローンヤクザめいて使役する、奥の手のヘンゲヨーカイ・ジツを使いニンジャスレイヤーを苦しめるなど油断ならぬワザマエを披露したが、チドク・ジツを行おうとしたサーペンタインめがけてニンジャスレイヤーに投げられ、義兄共々爆発四散した。
「ガハッ……蛇の……執念深さを知るがいい……」
  • しかし、彼は爆発四散寸前で脱皮して爆発四散を装い、下水へ逃げ込みコブラ不動産ビルに帰還。その後、アマクダリの非常用ホットライン電話にて今回の顛末をラオモト・チバに報告しようとした。報告の後、今回の件の復讐を行い、かつ自身がスネイクピットの新たな長になろうとしたのだが……。

「ドーモ、ラオモト=サン、ホワイトパイソンです。実はネオサイタマの死神が……」彼はそこまで言いかけ、思わず言葉を詰まらせ、目を見開いた。コブラ不動産前の四車線大通りを、不吉な黒塗り装甲バン四台が危険な速度で走ってきていた。

  • ホワイトパイソンに駒として扱われ、ピュアな反ブッダ精神を抑圧されていた薬物狂乱ブラックメタリスト達がまさかの叛乱を起こしたのだった。そしてセクトに今回の顛末を報告する前に、バクチクを体に巻いたブラックメタリスト達、及びバクチクを大量に積んだブラックメタル装甲バンがコブラ不動産ビルに次々着弾。ビルは爆発炎上した後崩落し、それに呑まれて彼も爆発四散した。
  • 結局セクトへの報告は出来ずじまいであり、セクトがその後オールド・カメ・ストリートを襲撃したということもなかった。
  • ピュアな反ブッダ精神をニンジャ残虐性に変質させた結果、モータルであるブラックメタリスト達に反逆され、思わず呪わしきブッダの名を呟いてしまったのはまさしくインガオホーであった。

一言コメント

ホワイトパイソンは信じ難いと言った表情で、思わず呪わしき名をコメントした。「ブッダ……!」
  • 記事作成したドスエ。何回ブラックメタリストと書いたかわからないけどこいつを説明する上でブラックメタリストは欠かせないのでな すまんな、本当にすまん -- 2015-10-11 (日) 12:35:46
  • 「「「「エスドマサレカツオ」」」」(註:オツカレサマドスエの逆読み) -- 2015-10-11 (日) 12:48:27
  • ブラックメタリストに包まれてあれ。 -- 2015-10-11 (日) 12:49:50
  • ピュアな反ブッダ精神、と言うと反ブッダ精神がまるで尊いもののように感じますネー -- 2015-10-11 (日) 12:56:27
  • 冷静さを失うほど義兄弟の死に衝撃を受けてた長兄と比べれば独り残って皮算用していたホワイトパイソン=サンがいかにピュアな精神を失っていたのかが解る -- 2015-10-11 (日) 13:08:55
  • ハシリ・モノの時もそうだけど、ブラックメタリストの生息範囲と生態って一体、どうなってんの?ネオサイタマいい加減にしろよ…… -- 2015-10-11 (日) 13:10:36
  • どんな恐ろしい復讐が…と思ったら爆発オチでヘッズの腹筋に致命的な一撃が…最期にブッダ…と呟いたのはまさにインガオホー -- 2015-10-11 (日) 13:26:33
  • わけのわからんところでヘルトリイやアーマゲドンの株が上が……る……? -- 2015-10-11 (日) 13:56:59
  • ↑×3 「生息範囲」だとか「生態」だとかブラックメタリストを人間扱いしてないヘッズの言葉もニューロンに悪い -- 2015-10-11 (日) 15:13:06
  • 途中送信してしまったので編集。ブラックメタリスト見てるとブッダへの呪詛は多くても暗黒神への祈りはほとんどしないし、ジーザスとか他の宗教への言及もないし、ブッダの実在を強くに信じる屈折したブッダ信仰に見える。実にピュア。 -- 2015-10-11 (日) 15:54:25
  • 「ラオモトさんはほとんどブッダ、ゆえに反ブッダなのです」の理論で言うと、アンタイブディズムを極めると純度の高いブディズムになるってことか。その関係性がなんか実際仏教的でもあるように感じる。 -- 2015-10-11 (日) 16:34:24
  • 地の文で爆発四散したと書かれていても本当に死んでるとは限らないという悪い前例を作ってしまった気がする -- 2015-10-11 (日) 16:57:02
  • ディスポイラー以外はニンジャスレイヤーですら彼の脱皮に気づかなかったのに、いち早く駆けつけたブラックメタリストたちは実際侮れませんね(インプラントかなんかでリーダーの居場所をわかるようにしてたのか、あるいは単にビルをぶっ壊したかっただけかも) -- 2015-10-11 (日) 17:00:06
  • ↑2 シルバーキーも爆発四散した事があるし大丈夫だ。 -- 2015-10-11 (日) 17:01:46
  • ブラックメタルの扱いがもうホントにねwww -- 2015-10-11 (日) 18:16:22
  • チバへの報告が「実はネオサイタマの死神がブッダ!」というわけのわからんもんになるわ、ブラックメタリストに襲撃されるわで散々な彼だったが、死に場所を誤るともっとひどいことになるという教訓を我々に身をもって教えてくれたのかもしれない(彼真書) -- 2015-10-11 (日) 18:46:10
  • 多分バンディットさんと同じくらいのカラテ -- 2015-10-11 (日) 19:41:48
  • ↑2つまり、こうだ。フジキドは実際ブッダ。 -- 2015-10-11 (日) 19:54:08
  • よく考えたら目にスリケンを受けたのはバンディット=サン以来か?他にもいたかな? -- 2015-10-11 (日) 20:37:41
  • アニメイシヨン限定ですが、ロブスター=サンが目にスリケン喰らってましたな。 -- 2015-10-11 (日) 22:56:09
  • >前例 実際に爆発四散まではしてると思う。「脱皮」が擬似爆破からソウル移動・再構築できる特殊スキル(モラックスのあれみたいの)なだけで、個人レベルの例外っていう。槍は外皮でなく中身までイく致命傷だった筈だけど、脱皮後に治ってるし -- 2015-10-12 (月) 06:21:03
  • コッカトリス=サンのヘビと比べると彼のヘンゲヨーカイ・ジツの優秀さがわかる -- 2015-10-12 (月) 11:25:15
  • ダイジャ・バイトは腕だけ、それもバイオ移植品だがこちらはニンジャまるまる一人分なので強いのも道理な ヘビ以外の行動はできなくなるが兄者たちとの連携でカバーだ -- 2015-10-13 (火) 19:12:20
  • よくわからんけど、音楽活動を一切やってないならブラックメタリストというよりただのアンタイブディストなんじゃないだろうか。 -- 2015-10-13 (火) 23:27:57
  • インガオホー、インガオッホー! -- 2015-10-14 (水) 09:18:00
  • ↑2 もとより演奏テクは2の次以下でアトモスフィアを演出することだけが重視されるような業界なんだからステージに上がってブッダを冒涜すればだれだってブラックメタリストになれる。きみも聖徳太子を殺そう! -- 2015-10-14 (水) 13:13:49
  • モータルがニンジャを斃すには、気迫と意外性で動きを止めて範囲攻撃。やはりテング・タクティクスに帰結する。天狗だ。天狗あるのみ。 -- 2015-10-15 (木) 22:53:17
  • 最後にブッダと呟いたのも籠手に侵食されたニンジャボンズのようにブッダに救いを求めたかもな。 -- 2015-10-18 (日) 22:29:44
  • コッカトリス=サンめいて巻き付いたところでWasshoiされてそのままちぎれたりしないだろうかと不安になったがさすがにサンシタでもそれはあんまりだと思い直した -- 2015-10-19 (月) 01:05:29
  • ブラッククレイン=サンの例もあるしアンタイ・ブディズム精神を保ち続けたアーマゲドン=サンが特別だったのかなぁ -- 2015-12-07 (月) 11:32:30
  • なんかこの人のせいでフジキドはブッダという風評被害が生まれそうなのだが -- 2021-02-16 (火) 12:27:15