◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ヤチタ】 ◆殺◆
登場エピソード
「まだ元気だった頃の親父が、俺のことをリョウゴク・コロシアムに連れてったんだ。ホンバショに!そこで、畜生……アンタが、坊主強くなれよッて!言ったんだぞ!アンタが!ド畜生!!」
人物
- 12、3歳の薄汚れた子供。
- 両親はおらず、父親の死亡保険金と配達仕事で暮らしている。
- かつて父にリョウゴク・コロシアムに連れていってもらった際に、現役ヨコヅナだったゴッドハンドより激励され、手形をもらっている。
- その後、オスモウの破壊者であるゴッドハンドを好きだと言ったせいで、周囲から心無い言葉を浴びた苦い経験がある。
- 落ちぶれた後のゴッドハンドと顔見知りになっていたが、ある日そでん屋台で酒浸りになっていたゴッドハンドを見たヤチタは、彼から酒瓶を奪い自宅まで逃走する。
ストーリー中での活躍
- 後を追ってきたゴッドハンドとそでん屋台店主にヤチタはかつてもらった手形を見せ、落ちぶれたゴッドハンドに怒りをぶつける。
- ヤチタに心を動かされ、現在のリキシ・リーグの有り様を見たゴッドハンドは復帰を決意する。そして、ヤチタと店主は彼の復帰に向けた危険なトレーニングを手伝う。
- 10日後、ヤチタは店主と共に「最強横綱戦争」に乱入するゴッドハンドの観戦に行き、苦い記憶を振り切って必死にゴッドハンドを応援する。他の観客もゴッドハンドの激闘ぶりに大歓声を送り、ヤチタは胸を熱くして涙をこぼす。
- ゴッドハンドはついに最後の相手であるスモトリニンジャマサカリファングを倒して爆発四散させる。衝撃的な光景に観客が静まり返る中、血を流しながら去るゴッドハンドの後を追うヤチタだったが彼の姿はどこにもなかった。
- やがて彼は何かに気づいたように夜空を見上げて足を止め、感謝の言葉を絞り出す。人々がゴッドハンドを見たのは、この日が最後だった。
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