ロングゲイト

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0013 【ロングゲイト】 ◆殺◆
コウ・タイ・シュメイ社のエージェントとして世界を飛び回るニンジャ。カゼニンジャ・クランのソウル憑依者であり、ソニック・カラテの鍛錬を積んでいるほか、サツガイから短距離テレポート能力「マバタキ・ジツ」を与えられている。

◆ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0013【ロングゲイト】◆（プラス記事）

登場エピソード

• 「ヨグヤカルタ・ナイトレイド」

「お前達にカネをやったとしても……」「大人のお小遣いになってしまうだろう？違うかね」
「だから、お前達が楽しいものをやる」

人物

• コウ・タイ・シュメイ社のエージェントにしてサンズ・オブ・ケオスに所属するニンジャ。カゼ・ニンジャクランのソウル憑依者である。
  • ニンジャスレイヤー名鑑カードにて、グレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
• ボロブドゥール王シャン・ロアが支配する海域におけるコウ・タイ・シュメイ社の輸送船の安全保障を取り付けるために、ヨグヤカルタを訪れている。
  • 社内で彼に逆らえる者はいないとのことで、交渉の権限もロングゲイトに一任されている。
• ストリートチルドレンや浮浪者に気前よく施しをする一方で、目的のためなら悪逆極まりない手段を選ぶことも厭わない酷薄さも併せ持つ。
  • 相手の望むものを与えるという点では一貫しているともいえるが、そこに倫理観の介在する余地がない所に邪悪なニンジャ性が垣間見える。
  • 上記の台詞を言いつつストリートチルドレンに屋台の氷果物を与える良い人ムーブにヘッズは一時騒然となり実際彼の身も案じられたが、直後の邪悪な取引を見て一斉に安堵（？）し心置きなくニンジャスレイヤーの来襲を待ち望む姿が見られた。まさしくマッポーである。
• サンズ・オブ・ケオスについてはプライヴェートの互助組合と認識しており、メイレインのようなサツガイの狂信者ではない模様。
  • サツガイとの接触について「ゾッとするような、冷たく苦しい体験」と、メイレインとは真逆の感想を抱いていることも関係しているか。
• ビジネスマンとしては極めて優秀な人物だがセキュリティ意識はやや低かったようで、タキに居場所を割り出されたことからニンジャスレイヤーの標的となってしまった。
  • もっとも、サツガイに連なるニンジャを片っ端から殺害して回る狂人の存在を想像するのも土台無理な話であり、一概にインガオホーと断じられるものではないだろう。

外見

• ニンジャスレイヤー名鑑カードによると身長180cm。薄水色の装束。
• コウ・タイ・シュメイ社の透かしの入ったオフホワイトの名刺を持ち歩いている。

元ネタ・考察

• ロングゲイト（long gate）は、そのままの意味では横幅の広い門扉を指す。小学校などの校門や、大邸宅の正門を想定すると分かりやすいだろう。
• また、日本の旧国名、及びそれに由来する人名・艦船名である「長門（ながと）」の逐字訳という説もある。
  • 漢字の逐字訳と思われるネーミングにはロングシップ＝「長船」説という前例があり、また艦船名に関してはメイレインを始めとして直近のエピソードで同様の関連付けが可能なニンジャネームが登場している。
  • ニンジャスレイヤー名鑑カードより上記の逐字訳説・人名説が証明された。

ワザ・ジツ

• カラテのワザマエは高く、ジュー・ジツの禁じ手であるアラバマオトシを使うことも出来る。
• ソウル由来のカラテとサツガイに授けられたジツも合わせて、生半可なカラテでは到底太刀打ち出来ない強敵である。

ソニックカラテ

• ワザを繰り出すと共に衝撃波を放ち、離れた相手に衝撃波のダメージを与えるカラテ。中距離のイクサでその効果を最大限に発揮する。
• 逆にワン・インチ距離では衝撃波のダメージが自分にも来るため分が悪いが、ロングゲイトは後述のジツによってその弱点を補っている。

マバタキ・ジツ

• ごく短距離を瞬間移動するジツ。サツガイに授けられた力である。
  • ジツの性能はかつての使い手であるカーバンクルのそれと概ね同じで、ジツの行使者に接触している者も同時に瞬間移動し、また縄抜けの類は出来ない。
• 中距離間合いを制するソニックカラテと間合いを自在に調節出来るマバタキ・ジツは絶大なシナジー効果を生む。マバタキ・ジツの弱点である拘束にもソニックカラテ衝撃波の連打によって対抗出来る。
• 作中では空中の相手にマバタキ・ジツで接近し、羽交い締めにしてアラバマオトシを仕掛けるという大技も披露している。ナラク・ニンジャも狼狽するコンボはまさに彼のヒサツ・ワザといえるだろう。

ストーリー中での活躍

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