◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ロンドン・アイ】 ◆殺◆
登場エピソード
- 「シャード・オブ・マッポーカリプス:磁気嵐の晴れた世界で」:#2(プラス記事)
- 「ロンドン・コーリング」
「SHHHHYAHHH!」
人物
- ロンドンのテムズ川沿いの大観覧車に形成されている死肉の単眼。その正体はケイムショの化身の一つである。
- その眼でロンドンの市街全域を監視すると共に、ケイムショの中継塔という役割も担っている。
- 中継するのは音声や映像だけでなく、ケイムショの力をも中継することでロンドン中の死者を操っている。
- マット・マナガミ曰く、監視の精度のほどは大したことはないらしいが、後述の通りロンドン・アイに直視されることは死に繋がりかねないため、地上で活動する者からは常に警戒されている。
- ケイムショとの接続が切れた後も独立して行動し、ダメージを食らうと悲鳴を上げ、爆発四散の際には『サヨ……ナラ……!』と声を発していることから、ロンドン・アイ自身もズンビーニンジャであるとも考えられるが、本編中では詳細な説明は行われなかった。
- マットは「死体やら何やらをカラテで捏ね合わせて、クソッタレのニンジャパワーを注いで作られたらしい」と発言している。
- ちなみにサツバツナイトはロンドン・アイのことを「=サン」付けで呼んでいる。
- 後にニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(59)にて、ケイムショとは別の独立したズンビーニンジャであることが明かされた。
外見
- 腐った筋繊維から成る触手を持つ巨大な単眼。
- 実際『ゲゲゲの鬼太郎』等で有名なアメリカの妖怪「バックベアード」めいている。
- その暗黒の瞳には、ロンドン塔の御座にあるケイムショの姿が浮かんでいる。
元ネタ・考察
- 元ネタはロンドンのテムズ川沿いに実在する観覧車「ロンドン・アイ(London Eye)」で間違いないだろう。
- ロンドン・アイは高さ135mという開業当時では世界一の大きさの観覧車であり、ギネス世界記録にも登録されていた(現在はロンドン・アイを凌ぐ規模の観覧車も複数存在する)。
ワザ・ジツ
- 前述の通り触手を有しており、これを用いて移動や攻撃が可能。触手による拘束はニンジャであっても容易に脱することは出来ない。
- ロンドン・アイの瞳にはケイムショの狂気的な姿が映っており、直視することもされることも極めて危険である。不幸にもモータルが見てしまった場合、狂気に呑まれ卒倒することは避けられない。
- リマスター版では、収縮した瞳孔からケイムショの鏡像をホログラムめいて送り込み、ホロ映像に重なったモータルを呪いによって狂死させるという邪悪極まる戦法を披露した。
- ケイムショの力を中継することで、瞳から暗黒の稲妻を放つ。これを浴びたゴダ・ニンジャは深刻なダメージを受け、ムテキ・フィールドを解除させられてしまった。
- スレイト版ではケイムショとの接続が切れた後も暗黒の光を放っているが、リマスター版では最後まで接続が切れず、暗黒の光ではなくケイムショのホロ映像を放とうとするという描写に変更された。
- その圧倒的質量故に、サツバツナイトのスリケン連続投擲も意に介さない耐久力を誇るが、反面動きは鈍重であり、巨体も相まって回避能力には乏しい。
ストーリー中での活躍
- ニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(7):磁気嵐の晴れた世界で(2)にて初登場。ここではマットがロンドンに派遣されたブラックヘイズに説明する形で、ロンドン・アイについての解説が行われている。
- 「ロンドン・コーリング」では、力尽きかけたゴダ・ニンジャを滅ぼすべく、触手をスリングショットめいて引き絞って発射し、大英博物館に着弾するというド迫力のエントリーを披露。ヘルシェパードらと共に生者の勢力を追い詰めるも、スマイターの参戦とゴダ・ニンジャの復活により形勢は逆転。ゴダ・ニンジャとサツバツナイトの猛反撃を食らい、最期は戦場に舞い戻ったアンブレラとサツバツナイトの合体攻撃によって眼球内部を掘削され、オモチめいて急激膨張した直後に壮絶なる爆発四散を遂げた。
- このことにより、ロンドンの死者達はケイムショの呪いから一時的に解放された。
- リマスター版では、マットとメイ・フルオートを除くカタナ・オブ・リバプール社の生き残りを全滅させるなど凶悪さが重点されているが、天井に退避しようとした所にサツバツナイトのタイコを打つようにリズミカルな打撃を食らって地上に引きずり降ろされるなど、ややコミカルな描写も増した。
一言コメント
- ロンドン・アイって実在する観覧車だったのか…ロンドンを一望できるナイス観光地を死都と化したロンドンを睥睨するイモータルのネームにするとは恐ろしい発想だ! -- 2022-02-09 (水) 19:19:54
- ケイムショの一部ではなく独立したゾンビーニンジャであることが判明したが、ニンジャソウル憑依者の一種なのか…?あるいは、神話級リアルニンジャが力を分け与えたことにより誕生した、リアルニンジャかつ生まれながらのゾンビーニンジャなのか…?そしてもしアイサツしたら返してくるのか…?めっちゃ存在が気になるニンジャである -- 2023-04-07 (金) 18:35:42
- こちらは死肉製ではあるがどこかコーナラー=サンに似た印象がある -- 2023-04-10 (月) 12:22:51