アキラ

Last-modified: 2019-06-30 (日) 01:09:13

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【アキラ】◆殺◆

登場エピソード

 

「……マシンガン・カラテドージョーを愚弄するな!」


人物

  • デソレイションが経営する暗黒コッポ・ドージョーの門下生。元はデソレイションのドージョー・ヤブリで潰されたカラテドージョーの一つ、マシンガン・カラテドージョーの出身である。
  • ドージョー・ヤブリされたドージョーの門下生は新たな師範に忠誠を誓わなければならないため、デソレイションから理不尽な暴力やゲコクジョ・デュエルを誘わされて殺されるといった奴隷状態にあった。
     
  • 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」に登場したタダシイと同じく非ニンジャのカラテカだが、その性格は正反対であり、ワザマエは決して高くない半人前でありながら、カラテに対する頑固な求道心を持ち合わせる人物。
  • そうした彼に待ち受けていた運命は、まさしく、このエピソードの「サップーケイ」ぶりを象徴するものだと言えよう。

外見

  • 暗黒コッポ・ドージョーでは門下生の黒いハカマ・ウェアを着用。ネオサイタマ第七総合病院では破壊された両膝を簡易サイバネ化していた。

ワザ

  • マシンガン・カラテの修練者。ピストル・カラテのようにマシンガンとカラテを組み合わせた武術というわけではなく、マシンガンのようにとても速い連続パンチが印象的なカラテである。

ストーリー中での活躍

「ゲコクジョ! マグロの目になる前に俺はリージョンにネタバレ開示を挑む!」
  • 才能があったアキラは暗黒コッポ・ドージョーにおいてツキビト位階としてオイランの世話をする立場に甘んじていたが、ひそかに都市伝説を信じて暗黒非合法探偵にデソレイションの討伐を依頼。しかしトバツとデソレイションのやり取りを目前にして怒りが爆発し、勝てぬと知りながらゲコクジョ・デュエルを挑む。
  • ニンジャかつタツジンであるデソレイションに歴然とした力量差を見せつけられながらも、挑発めいて使用をそそのかされたスラッシュ・ナックルダスターを拒み、処刑されそうになったその時遂に探偵が現れた……。
     
  • ニンジャスレイヤーの介入でデソレイションから解放された後は、破壊された膝を治療するためにネオサイタマ第七総合病院へ入院。そこで再会したニンジャスレイヤーにカラテの指導を乞うがすげなくはねつけられ、自らの甘えを自省する奥ゆかしさを見せた。
  • だがその後、トバツから情報を聞き出したデソレイションにニンジャスレイヤーをおびき出す餌として利用され、無残に殺害される。第3部予告編における「テメエを誘き出して殺すためにな、ニンジャスレイヤー=サン。コイツにゃ、死んでもらった」の一文の、「コイツ」こそがアキラであった。
     
  • その死に様は直接描写されていないが、カラテカとして最期まで抵抗したのか、デソレイションのサップーケイに映し出された彼の死に顔は誇り高く虚空を見つめていた。
  • ワモがデソレイションの心を空っ風吹く色のない荒野に変えた、乱れに乱れたマッポーの世の中の象徴なら、アキラが少なからず持っていた高潔さは暗黒非合法探偵としてフジキドが守っていくものの象徴だといえよう。コトダマに包まれてあれ……。

一言コメント

ヘッズはリージョンの中で自省した。コメントとは何だったのか。
  • マシンガン・カラテはカトゥーンの主役が多用することの多いワザだが、彼のような人物がヒーローになれないこのマッポーの世はショッギョ・ムッジョ。せめて、コトダマに包まれてあれ。 -- 2014-12-03 (水) 19:24:37
  • まっことマッポーは生きにくいことであるなあ… -- 2014-12-03 (水) 19:33:37
  • どうしても某サイキック漫画を連想する名前。同原作映画が忍殺に与えた影響は計り知れないが、ボンモーはよりサイキック色の濃い原作を読んだのだろうか。 -- 2015-04-07 (火) 01:08:46
  • 俺はジュネンハヤインダヨ!の方を想像したな。 -- 2015-08-10 (月) 13:34:21
  • ワモ=サンの汚なさを中和する奥ゆかしいカラテカだった。 -- 2015-12-01 (火) 12:41:20
  • ↑2 実際彼には2の初期バージョンでバグを用いた連続パンチ永久がそんざいしていたのだ。…外部出演で再現ナンデ!? -- 2015-12-01 (火) 15:44:14
  • 主人公以外が使うマシンガン・カラテは大抵敗北ノボリであることだなあ……当エピソードンにおける数少ない善人なだけに生き残って欲しかったものだ -- 2016-02-21 (日) 23:50:19
  • 彼自身の結末はああだったが他の逃げのびた門下生とか、侮蔑と堕落の信念とも言うべきデソレイションのサップーケイに彼が打ち込んだクサビとかの形でドージョーヤブリにも意味があったと思いたい。コッポ・ドーへの勝利を目にしないままでは、死んでも、門下生のままでも、仮に自由になってたとしても誇りを取り戻せず,彼にもサップーケイが吹いたままだったろうから -- 2016-10-02 (日) 08:50:38
  • 結局のところ、マシンガン・カラテドージョーは再興できるのか、それとも教える人間はもうオタッシャして失伝したのだろうか。ドージョーのその後も気になる。 -- 2017-10-09 (月) 17:03:07