12巻/3. ニャル子さん＠這いよらない

Last-modified: 2015-02-18 (水) 15:12:47

ニャル子さん＠這いよらない

  • 日日日『ささみさん＠がんばらない(小学館/ガガガ文庫)』から。主人公・月読鎖々美の声はニャル子の中の人。
  • 登場人物（神仏？）の一人であるミッちゃん（仮）こと布津野 弥火は、
    7巻口絵にて「いつもニコニコあなたの隣に這いよる謎の後輩キャラ」を名乗っていた。
  • さらに、ニトロプラスのエイプリルフール企画「混沌大殱」にも別キャラが参戦した。
    黒い結晶体をもってしても出版社の壁は越えられなかったのか、残念ながら宇宙CQC零零零式の挿絵には登場していない。

何が何だか分からないといった表情(164p9行目)

  • たぶんこんな顔↓。　大場つぐみ&小畑健『DEATH NOTE』page35「白紙｣より。 
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  • ただし、この時記憶を失っていたのは夜神月と弥海砂の二人。

「く、クトゥグア星人！　～宇宙警察(SPD)を呼びますよ！」(165p6行目)

  • 『特捜戦隊デカレンジャー』より。ルビの「SPD」はSpecial Police Dekarangerの略。
  • 同作第40話には、肉体が燃え盛る炎そのものである「パイロウ星人コラチェク(声は島田敏氏)」が登場した。
  • SPDはSpace police departmentとSpecial Police Dekarangerをかけてるんじゃないかな

終いには～ガタガタ震えだした。(165p8-9行目)

  • 「HELLSING」の登場人物ヤン・バレンタインの台詞、「小便は済ませたか？　神様にお祈りは？　部屋の隅でガタガタ震えながら命乞いする心の準備はＯＫ？」から。

絶望にひび割れて新たな邪神を生み出しかねない。（167P5・6行目）

  • 『仮面ライダーウィザード』における怪人ファントムの誕生方法。

「ニャル子ちゃん……酸素けつぼうしょうに……？」(169P14行目）

  • 「機動戦士ガンダム」の登場人物、テム・レイの事。
    • アムロの父親であり、ガンダムの開発責任者を務める優秀な技術者だったのだが、ガンダムの初戦闘の際にザクの爆発に巻き込まれ行方不明となった。後に再登場するのだが、この頃にはただの変なおっさんとなってしまっており、同時に酸素欠乏症に陥っていたことが明かされた。
      • アムロが機械いじりを趣味とし、後に自機となるνガンダムの基礎設計を行えたのも、間違いなくこの親父の血を受け継いでいたからだろう。

デンジャラスドリアン、ファイトオブマンゴー（171P14・15行目）

  • 31P～34Pと同じく『仮面ライダー鎧武』のネタ。
    • 「ドリアンアームズ！ミスターデンジャラス！」
    • 「マンゴーアームズ！ファイトオブハンマー！」

計画通り。　クトゥグアは～（175P15・16行目）

  • 『DEATH NOTE』の月の台詞。「吐き気を催すような邪悪な～」はジョジョ５部のブチャラティの台詞から。

いとも容易くえげつない行為を行えるのだ。（176P7行目）

  • ジョジョ７部『STEEL BALL RUN』における敵スタンドD4Cの正式名称。
    • 「Dirty Deeds Done Dirt Cheap（いともたやすく行われるえげつない行為）」

この黄色、あざとすぎる。(177p17行目)

  • 『スマイルプリキュア！』のキュアピース＝黄瀬やよいの、ニコニコ動画における通称「アザトス・ギル」。
    宇宙帝国ザンギャック皇帝アクドス・ギルにちなんでのネーミングであり、魔王アザトースは残念ながら関係ない。

「それでいいっ、それがベストっ」（178P4行目）

  • ジョジョ２部でのリサリサの台詞。

まるでキャベツ畑やコウノトリ～を想像するような下卑た快感に酔っている様子だ。(180p15～16行目）

  • 『幽☆遊☆白書』魔界の扉編に登場する妖怪「“闇撫”の樹(やみなでのいつき)」が、
    潔癖すぎる程に正義感の強かった仙水忍が「ある事」を境に人間に絶望、
    それまでの価値観を180度転換させ暴走するのを、止めもしないで静観していた理由。
    • 「オレは彼が傷つき汚れ堕ちていく様をただ見ていたかった
      『キャベツ畑』や『コウノトリ』を信じている可愛い女のコに
      無修正のポルノをつきつける時を想像する様な下卑た快感さ」

「・・・・生きるという事はおいしいという事」（183P10行目）

  • 『仮面ライダーアギト』の主人公・翔一の映画「Project G4」での台詞。

「S2CAペンタバーストに入ってない。」(190p11行目)
「Superb Sex Combination Anmin.」(190p13行目)

  • アニメ『戦姫絶唱シンフォギアG』より、響のコンビネーションアーツ「S2CA」とその正式名称「Superb Song Combination Arts」。
    • 三人分の絶唱で「トライバースト」、二人で「ツインブレイク」(劇中未使用)となる。
      ペンタはたぶん「五」感から。

「あと何だそのS2機関だかいうのは」(190p12行目)

  • 『新世紀エヴァンゲリオン』より、使徒の動力源「S2機関」(Super Solenoid Engine)。

祈ってもらって～消失してしまったらどうしよう。（192P15・16行目）

  • ゲーム「ウィザードリィ」におけるカント寺院の死者復活の呪文。失敗すれば灰化。もう一度失敗したら消失。
    • 「ささやき・・・いのり・・・えいしょう・・・ねんじろ！」

『這いニャル幻想記戦術』と『ほのめきメモリアル食屍鬼(グール)ズサイド』(193p7行目)

  • それぞれ『ファイナルファンタジータクティクス』と『ときめきメモリアルGirl'sサイド』の事。

『ただいま、防波堤テトラブロックの～』(195p7行目)

  • 限定特装版付録のドラマCDにて新たにアト子の中の人となった山本希望さんは、
    『じょしらく』TVアニメ版にて防波亭 手寅の声をアテてらした。

『銀河中心へ殴り込みに行っております』(195p7行目)

  • 『第3次スーパーロボット大戦α -終焉の銀河へ-』で結成された部隊「銀河中心殴り込み艦隊」から。
  • 大元は、ＯＶＡ『トップをねらえ』最終話「果てし無き、流れのはてに…」にて編成された「銀河中心殴り込み艦隊」。

《スパイダー！》（195p9行目）
なぜかいきなり渋い中年の声で～（同11行目）

  • 映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』に登場したスパイダードーパント。ガイアメモリの音声はいつも通り立木文彦氏。

駄目だ、こいつは吐瀉物以下の～変態だ。(200p3～6行目)

  • 『ジョジョの奇妙な冒険』第1部「ファントムブラッド」より。
    生まれも育ちも暗黒街であるが故に、人の善悪は「におい」で区別がつくと言う
    ロバート・E・O・スピードワゴンによる、ディオ・ブランドーに対する人物評。
    同ネタは以前もあったが、今回はそのフルバージョン。
    • 「こいつはくせえッー！　ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッ―――――――――ッ!!
      こんな悪(ワル)には出会ったことがねえほどなァ――――ッ
      環境で悪人になっただと？
      ち　が　う　ね　ッ　!!
      こいつは生まれついての悪(ワル)だッ！」

「やっちゃいけない…そんな事もわからないから少年は、フラグだって平気でへし折る…」(202p5～6行目)

  • 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』より、ハサウェイ・ノアの台詞。
    • 「やっちゃいけなかったんだよ！そんな事もわからないから、大人は地球だって平気で消せるんだ！」

いい国作ろう鎌倉幕府、いい子にしてろ騒ぐと殺す。(203p11行目)

  • 嘉門達夫「んなアホな！」から。
  • ちなみに1152年には、のちに碇を担いで壇ノ浦に身を投げた平知盛が生まれたのだトカ何トカ。

炎髪が普段の見慣れたツインテールではなくストレートに～(204p2行目～)

  • ここから約1ページ分の流れが『スーパーニャル子ちゃんタイム』第３５話
    「わりとヒマな旧支配者の一日(4巻141～143pあたり)」とそっくり。気に入ったエピソードだったのだろうか。

コネクト、ナウ（210P9行目）

  • 『仮面ライダーウィザード』におけるコネクトリングの魔法音声。
    • ニャル滝が結晶体を盗む描写はコネクトの魔法そのまま。

「お前が～なのだ。おのれ八坂家」
「何ですって、それは本当ですか！」（214P15・16行目）

  • 『仮面ライダー555』で草加が木場を騙したやりとりと『仮面ライダーディケイド』の鳴滝の毎度の台詞。

人の背丈より大きい、棺桶のような形をした時計だ。(217p2行目)

  • 『銀の鍵の門を越えて』を初出とするこのアーティファクトの名は
    「ド・マリニーの掛け時計(De Marigny's Clock)」。
  • タイタス・クロウ・サーガ第三弾『幻夢の時計』巻末の解説にて
    『ニャル子さん』2巻3章の一節が引用されたことに対する返礼だろうか。

何やかんやを中に放り込んでいく。何やかんやは、何やかんやだ。(221p17行目)

  • フジテレビ系列のテレビドラマ『33分探偵』の主人公、鞍馬六郎の台詞。
    • 推理の肝心な部分を「なんやかんや」とごまかし、そこを突かれると「なんやかんやは、なんやかんやです！」と開き直るのが常。

ならば、ウダウダやってる暇はない。(223p12行目)

  • 米原秀幸の漫画『ウダウダやってるヒマはねェ！』。

何という、何という事を聞いてくるのだろう。
たまらぬ母親であった。(223p14･15行目)

  • 作家・夢枕獏――
    その文体であった。

核戦争後の世界ではコーラにもストロンチウムが含有されて綺麗に光るというが(227p11行目)

  • RPG『FALLOUT』シリーズに登場する「ヌカコーラクアンタム」。

「……原初の地球にはこの輝く泥があって～
無限連環永久機関(グラブ･ル･ガブル)、ウボ＝サスラ」(228p7行目)

  • ゲーム『ワイルドアームズ』シリーズに登場するダンジョン「無限連環永久機関」及び泥のガーディアン「グラブ･ル･ガブル」。

「行こう」
「…行こう」
「いこっ」
みー！
そういう事になった。（226P15行目～227P2行目）

  • 12巻登場二回目。夢枕貘「陰陽師」シリーズのお決まりのセリフ。

「思わせぶりな紋章の描かれたパネル」(229p4行目)

  • WILDARMS 2nd IGNITION、ラストダンジョン「背塔螺旋」より。
  • ちなみに231pまでのギミックは、全部WA2のラストダンジョンにある仕掛けだトカ

「あの扉、レベルを上げて物理で壊せ」（229p14行目）

  • クソゲーオブザイヤー2010の大賞に輝いてしまったゲーム「ラストリベリオン」の攻略の極意。
    • 斬新なゲームシステムがことごとくスベったため、「スベリオン」の通称で呼ばれてもいる。
    • 転じて、本来なら知恵や技術でクリアすべき事柄を力技で解決することを意味するネットスラングになった。
      例「学力（物理）」。

「そう、関係ないね」
頼む通してくれ、などとは言わない。
――壊してでも突き進む。（230p5-7行目）

  • 「ロマンシングサ・ガ１」に出てくるいわゆる「アイスソードイベント」の選択肢から。

しょうもないオチを用意する世界が相手ならば、真尋もしょうもない方法で打破せざるを得ない。(230p12･13行目)