オレン・ダンデライオン

「俺に惚れると火傷するぜ？」

Oran Dandelion

外見

肌の色はチョコレート色で、体型はがっしりしており、筋肉質。
髪はオレンジ色のドレッドヘアで、後頭部で一本に束ねている。スポーツタイプのサングラスをしており、見えにくいが、瞳の色は黄色。センブランス発動時は青色に光る。
服装は白色のタンクトップにその上にノースリーブの赤いダウンベストを着用。下は白いズボンの上に深い緑のチャップスパンツ。そして首からドックタグをさげ、手にはグローブをしている。
顔はイケメン風。タレ目で、チャラ男っぽいが、やっぱりチャラ男。

人物

山岳地帯に住む小さな村の出身。ある男により母を殺された。
母の死後、センブランスにより母を取り込み、一応家族三人で幸せに暮らしていたが、外の世界をみたいと思いアカデミーに入った。
学費は奨学金を借りている。

性格

だらしなく、いい加減で、無責任で自由主義。だが、チームのムードメーカーでありリーダー。
好奇心が強く、何かあったら積極的に参加する。常に明るいというか能天気で楽天的な性格で、その上何故か自信家で大抵のことはなんとかなると考えてる。あと馬鹿なので大抵のことは笑ってゆるす。ちゃめっけがあり、イタズラ好きで、少し手グセがわるいが、基本的にはいいやつ。
カリスマ性があり、だらしない面はあるものの、どこかほっておけないと人々は彼に続いていく。
ちなみに本人的には2枚目。

能力

身体能力が非常に高い。彼の戦闘スタイルはそれを活かした力押しの我流体術である。ボクシングのような拳による近接戦闘に、独特のリズムやブレイクダンスのような動きが組み合わされている。天才的な才能を生まれながらにして持っているため、彼はそれに甘え、基礎的な練習や鍛錬をしていない。そのため彼のモーションは荒削りで、無駄が多いと評される。
しかしながら、彼の武器、イーサカを組み合わせたクロスレンジの格闘戦はなかなか強い。
また、元々狩猟民族の出身であり、獲物を捕らえる為のトラップの知識があり、それらブービートラップを即席で作成・使用する事が可能。それらを使用した「悪戯」はディムを追い詰めるほどに効果的であり悪質。
ただし、チームプレーは不得手としており、戦闘では周りを見ずに孤立しがちになる。その為、リーダーとしての役割は果たしておらず、チームへの指示や行動の決断はほとんどグレイスが行なっている。

活躍

入学初日にラズリーに一目惚れし、強引な形で彼女とパートナーとなる。途中で遭遇した大型のケンタウロス型グリムと遭遇し、ややおされるが戦闘音を聞き助けに来たキールとグレイスと共にこれを撃破する。試験をクリアし、後に4人はチームOLNGを結成した。
学校ではディムの指導のもと課外活動を行う。責任感を伴うリーダーという立ち位置を嫌うため、実質的にはグレイスがチームをまとめる。あるきっけでディムの悪行を発見し、学園内でただ1人ディムの正体を知る人物となる。その後はなんとか証拠を探そうとするが証拠も見つからず、オレンの言葉も誰からも信用されなかった。だが、ディムがラズリーを狙った際にラズリーを助け、ディムの悪行を明るみに晒した。1度目の戦闘では本気の力を見せたディムに手も足もでず、逃してしまう。
ディムの失踪後は鍛錬に専念する傍らでディムの姿を追い、捕らえるために奔走する。また、ディムにより残された禍根により、険悪な雰囲気になっていたチームを再びまとめ上げた。そして再びOLNGのメンバーと共にディムと戦った際にはその成長ぶりにディムを驚かせたが、戦闘中に瀕死の重傷を負い、生死を彷徨う。センブランスにより体内に貯めていた母のオーラを使うが地面を這うのがやっとだったが、そこに召喚したグリムに襲われ死にゆくディムを発見し、これを取り込む。直後に肉体の主導権をディムに奪われるが、チームメイトを襲っていたグリムを討伐した後に意識を取り戻し、後に青髭事件?と呼ばれるこの一連の事件に幕をとじた。
その後、ディムのオーラを体内に貯めた為、彼のセンブランスであるグリムの召喚・グリム化ができるようになるが、上手く扱えない為ディムにより特訓を受けながらビーコンでの生活を享受する。
しかし、そんな折にオレンとラズリーの元にアビス?と名乗る少年が現れ、オレンに対しラズリーから離れるように警告される。それから様々な事故にあうようになるが、持ち前の悪運で大事には至らなかった。遂にラズリーが拐われてしまうが、単身で助けに向かう。アビスとその仲間を撃破し、アビスを改心させラズリーを助けるが、今度はグリム100を超えるグリムに囲まれてしまう。アビスに対してラズリーを連れて逃げる様に言うと、殿を務め1人残る。グリム化し数多のグリムを相手どるが、オーラを消費し、ディムもかつての母同様に体内からその姿を消し、やがて我を忘れグリムとなる。ラズリーに呼ばれたグレイスとキールがその場に駆けつけた時にはそこにあるのはグリムの屍の山だけだった。
7年後、ラズリーによって組織されたオレン捜索隊により発見される。その間ヴェイルを拠点にグリムを狩るグリムとして噂される存在になっており、人に襲われた際は命を奪わない程度に返り討ちにし、グリムを狩っていた。非常に力をつけており、火を操ることが可能。その為殺さないように加減していたとはいえ、ハントレスになったラズリーをはじめ、5人のハンツマンを終始圧倒した。しかし、意を決したラズリーが投与した薬により、姿が戻るかと思われたが、人ではなく犬の姿になってしまう。知能はオレンのままであり、人の言葉も話せる。その後は表向きはペットとして、2人の間では夫婦としてラズリーと共に暮らしている。将来は養子を取るらしい。