ティエン・ランシン

「まぁまぁ、みんな落ち着いて。ね？」

Tian･Langxing

外見

狼の耳を持つファウナス。目が細く、たれ気味。中肉中背で少々童顔。

人物

出身はヴェイルだが、先祖はミストラルから流れてきた傭兵集団の末裔。
人里離れた山奥で戦闘技術を叩き込まれて育つ
両親の死後、身に着けた技術の使い方を委ねられたティエンが選んだのは、人のために尽くすことだった。

性格

温和で心優しく、諍いがあれば体を張ってでも仲裁する好青年。
しかし同年代との関りがほとんどない生活であったため、女性に対して免疫がない。
女性に近づかれると挙動不審になり、露出の多い格好を見ると目に見えて狼狽する。

一方で殺人に対する忌避感がない特殊な精神性の持ち主。
殺人が社会的に負の側面を持つことも、それが周囲に及ぼす影響も理解しているため軽々に人を斬ることはない。
だが、逆に言えば「殺しても問題ない」「必要性がある」と判断すれば躊躇なく切り捨てる。

扱いを誤ると危険な抜身の刃のような存在。

能力

剣を用いた白兵戦を得意とする。
剣術のみならず打撃も含めた戦闘技術を身に着けており、その目的はグリム相手よりも人間の殺傷に重きを置いている。
狼のファウナスゆえに嗅覚に優れ、また並外れた持久力の持ち主。パワー・スピード共に際立って高くはないが相手の体力が尽きるまで追い回すさまは狼の狩りさながらである。

センブランス「レーダー」
オーラを球場に展開し、内部にある物体を立体的に感覚する能力。
最大で半径100mまで展開が可能であるが、そこまで広げると流れ込む情報量の多さに頭がパンクしてしまい、まともに動けなくなる。
戦闘に支障がない程度であれば半径10mが限界。
また、探知範囲にあったものが外に出た場合、オーラを付着させることでおおよその位置や方角を知ることができるなど追跡にも非常に有用である