ヒマリア・トーチリリー

「みんななら、きっと大丈夫だよ」

Himalia Torchlily

外見

[添付]
特別背が低いわけではないが、周囲との対比やイメージから小柄に思われやすい。
明るいオレンジ色のボブヘアーに小さな彼岸花の髪飾りをつけ、モカにオレンジ色の刺繍が入ったポンチョを羽織っている。靴は綿のブーツ。

人物

円満な家庭に育つ。1人っ子で、家族同士大きな喧嘩をしたこともなく仲が良い。
「誰かの役に立ちたい」という思いを幼い頃から抱いており、いつしかハンターを将来の目標として据えるようになる。
訓練を始めた当初センブランスは未発現だったが、ある時以降たびたび身体が突然発火する現象に見舞われる。
原因不明の炎に脅かされる日々が続いたが、後に発火はセンブランスの発現だと分かり、命懸けの練習の末に炎を制御できるようになった。
親友のコーディリアが諸事情でともに暮らすようになってからは、彼女の助けもあってハンターの訓練自体も軌道に乗り、16歳でビーコンアカデミーに入学した。
誰にでも親切だからか、学内ではチームの内外を問わず妙に人気がある。裏方に徹したい本人としては複雑な心情。

性格

人懐っこく、誰かと過ごしている時はいつも笑顔を絶やさない。
のんきで、人の失敗も自分が結果を被るぶんには簡単に許してしまえる。ただし悪意には敏感で、気づいたら諭そうとする。性格柄ものを強く言えないのでよく跳ね返されるが、逆に効果的な場合も。
周囲の人の幸福が自分の幸福であり、人の幸せのためなら身を呈すこともいとわない。健気さゆえに1人で背負いすぎて無理をすること、他人に歩み寄ろうとしすぎて空回りすることがしばしばあり、その危うさを周囲からは心配されている。

能力

短剣から狙撃銃まで、多種多様な武器を備えたバックパックから臨機応変に武器を選び取って戦う。
どの武器も一通り扱えるが、専ら得意な短剣を使う。
センブランスは自身の周りを炎に包み、そこから発生する火の玉を操るもの。火のエネルギー源がオーラで、自身を火の熱から守るためにもオーラを消費するため、センブランスを使うだけでオーラの消費が著しい諸刃の剣。
火の燃え広がり方を操るので、武器に火を這わせることもできる。
どんな局面にも対応できる万能だが、武器もセンブランスも本人がまだ扱いきれていない部分があり、やや不完全。堅実なコーディリアに助けられることが多い。