メロ・ファンシャン

「メロは授業サボってもいいの。天才なんだし！勉強？いやそれはしないけど」

Melo Fanxiang

外見

[添付]
黒い全身タイツの上に前垂れやスカートを着用したいささか露出度の高い服装。鮮やかな緑の髪は少しくせっ毛で、ファンシャン家の人間は全員似たような髪質。ファッションは母親にいつも厚い服を着せられていた反動でかなり派手めになった。WSDMで一番目立つが一番まともそうに見える謎の立ち位置。

人物

シェイドに進学する前年度に両親から「アトラスに進学しろ」と告げられ、最愛の姉たちと離れ離れになる口惜しさに苛立ちながら入学。アトラスに似つかわしくない派手好きで質実剛健のかけらもない人格は教師にも生徒にも不評だが、生まれついての天才であるメロは誰からの苦情も僻みとしか捉えなかった。姉妹の中で三番目に強化の度合いが弱いとはいえ扱いの難しい変身能力を子供の頃から完全に制御しており、直感やとっさの判断能力にも優れる。成績に関しては座学は最悪だが知能テストや戦闘訓練では好成績を残しているが、やはりシロと外で遊びまわるせいで進級するには単位が足りない事が多い。

性格

先述の天才肌をプレッシャーだとも思っておらず、自身で「自分は天才だ」と臆さず公言する。その自信満々な姿勢は人によっては好評を得るが、大半の人間からは気味悪がられる。しかし末っ子だからか人付き合いには長けていて、年上に取り入るのが特に上手い。姉妹三人を心から愛しており、特にアイに対しては「天才の妹を持つゆえの重圧に苦しむ姿」がかわいいという歪んだ愛情を持つ。好きなものはアイの作った料理で、趣味はシロとのボードゲーム。

能力

センブランスの亀化は文字通り亀のファウナスの特徴を強化する能力。メロの場合は全身の肌が硬質化し、何故か甲羅は腕に生える(本人は「人間なんだから盾を腕で持つのは当然」というスタンス)。そのままでも十分強力だが、メロはラブリードラゴンという二つのロケットランチャーを抱えて先陣を切り、重要な敵もしくは雑魚を狙って撹乱してから、撃ち終わった重火器を変換、再構築して盾の材料にする。ちなみにこの変換と再構築の手順は姉のアイを参考にしている。自分の体を覆い尽くせるほどの頑丈な甲羅を振り回しながら一歩も退かず戦うスタイルは、打たれ弱いWSDMの面々の強い盾となる。本人の弱点は特にないが、暴れたがりの性格とあまり噛み合っていない能力。