レーヴェンウイングス

Last-modified: 2017-01-17 (火) 02:31:46
Raven Wings
所有者イカルガ・ヘリオドール(現所有者)
リック・ヘリオドール(右手用元所有者)
ショウコ・アサギ(左手用元所有者)
分類BCUH(Blade Connected Under grip Hand gun:グリップ下部刃接続拳銃)
武器タイプ中距離以近攻守両用武器
武器形態リボルバー拳銃接続型トンファーブレード

概要

[添付]
リボルバー拳銃とトンファーがグリップで一体化した見た目の武器。右手用の『レーヴェンクロー』と左手用の『レーヴェンビーク』を合わせた総称。トンファーは片刃の剣になっている(故にトンファーブレード)。全体的に黒一色で、刃部分は光沢がある。
自動拳銃のマガジンのようにトンファーが接続されているような構造で、内部は回転軸になっている。マガジンリリーススイッチのような部分を押すとロックが外れて自由に回転させられるようになり、ボタンを離せば決まった位置まで来た時に固定される。定期的に油を差す等のメンテナンスが必要。
拳銃部分の構造は至って普通のスイングアウト式6連リボルバーであり、右手用と左手用で対称の構造になっている。ただし、両手が塞がっているため、全弾発射後の排莢と再装填がしづらく、スピードローダーを用いたとしても時間が掛かる。
通常はダブル/シングルアクションだが、セーフティ代わりにもなるシングルアクションオンリーにすることも可能。この場合、撃鉄を起こさずに引き金を引くとシリンダーが弾1つ分回るが、撃鉄を起こす際にはシリンダーが回らない。これは、戦闘中にシリンダー内の弾を『1発だけ』ダストと入れ替えることがあるためで、入れ替え後に引き金でシリンダーを回してダストを発射位置まで移動させ、シングルアクションで発射、または炸裂させる。複数種類のダストをシリンダーに装填した場合も、この方法が使われることがある。
引き金を引いて射撃、振るって斬撃、突き出して刺突、回転させて打撃、構えて近接防御、振り回して盾代わりと、遠距離戦以外はこれだけで賄える。反面、特殊な形状故に扱いにくい。
変形機能はなく、普段は銃のホルスターと剣の鞘を一体化させたような専用ホルダーにそのまま収納し、腰から提げている。

名前の由来は『ワタリガラスの翼』。
本来はイカルガの両親の武器であり、レーヴェンクローは父親が、レーヴェンビークは母親が使っていた。カラスではなくワタリガラスである理由は、2人揃って黒一色の同じ(正確には対称の)武器を使い黒基調の服装を纏い、世界中を旅して回りながらグリム討伐を行うフリーのハンターコンビであったから。
イカルガにとって両親は大好きな存在であると同時に尊敬する相手であり目標で、いずれハンターとなってこの武器を使うこともまたイカルガの憧れであり、時が来れば受け継がせると約束もされていた。だが、あまりにも早く、望まぬ形で受け継ぐことになってしまったことが、今もイカルガの心に影を落としている。

補足

拳銃部分の外見はS&W M19(4インチモデル)をイメージ