「…《ごめん、人と関わるのは得意じゃないんだ…》」
Traum・von・Legierung
カラー | 鉄色 |
プロフィール | |
シンボル | 膝と目玉を模した二つの三日月に刺さった槍 [添付] |
種族 | 人 |
武器 | Vortigern |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
外見 | |
服の色 | 深緑色 |
アクセサリー | 真鍮でできたドッグタグ |
肌の色 | やや色白 |
身長 | 226cm |
体重 | 129kg |
髪の色 | 鉄を連想させる灰色 |
瞳の色 | 金に近い碧眼 |
モチーフ | 「キルッフとオルウェン」巨人王イスバザデン |
センブランス | 物質変換 |
ステータス | |
所属 | ビーコンアカデミー |
元所属 | レギールング家 |
職業 | 生徒 |
チーム | PNTM -フィー・アストラペ -ノーチェ・ルアル -マティース・グラソン |
パートナー | ノーチェ・ルアル |
関連人物 | コーディア・レギールング 姉 ルチル・レギールング 妹 |
外見
生徒の中で果てなく目立つ筋骨隆々とした巨躯の持ち主。長く伸びた髪を後ろでまとめ、深い森を連想させるジャケットに左肩から腕に掛けて装着されたアームが良く映える。
鎧は森で暮らす中で自作したもので、人里にはほとんど降りて来なかったため私服は全く持ち合わせていない。
インナーの下の首には爪で裂かれた様な大きな傷跡がある。
腰に巻かれた獣の皮は初めて仕留めた猪のもの。
人物
ミストラルに拠点を置く武器製造企業の大手、レギールング家に生まれた長男。
幼い頃は姉コーディア、そして妹ルチルに囲まれ穏やかな日々を送っていたが、ある日家督だった父が急死したことで苛烈な遺産相続争いに巻き込まれる。
長男であるトラオムに会社及び全財産の相続が記されていたせいで、親族の陰謀により偶然に見せかけグリムに襲われ重傷を負う。なんとか命は取り留めたものの、首を切り裂かれ声帯の殆どを喪失。二度と声が出ない体になってしまう。
人の醜さ、残酷さを痛感したトラオムは僅か12歳で家を出奔。父の武器ウォーティガーンと書物を持って閉鎖的な森の中で人から隔離された生活を送る。
動物を狩りグリムを屠る自給自足の生活を五年間続けていた中、森の近くの村民から「人の形をしたグリムがいる」と勘違いされ通報を受けたハンターに攻撃を受ける。
寸でのところで筆談で誤解を解き警察に保護され、その時に出会った「気のいいおじさん?」の勧めでビーコンアカデミーに入学する。
座右の銘は「勤倹力行」。
初めてのハンター任務の為に二手にチームが分かれた時、傍にノーチェが居ない状況に飢餓感を覚えたことによって彼女への恋心を自覚。
戸惑いと純朴さのあまりに思いを打ち明けられず悶々とした日々を過ごすが、Vol.3でのビーコン陥落時にアイギス構成員の男?によって殺される寸前のノーチェを発見し激しく憤慨、我を忘れ禁忌としてきた「生身の物質変換」で右手を鋼鉄化しそのまま男の顔面を粉砕し、ノーチェを救助する。その後は右手の治療の為に彼女や別件で負傷したマティースの三人で同じ病院に入院。
無事ノーチェは一命を取り留めたが、「もっと早く彼女を助けられれば」という後悔の念を抱え、更にはこの一件によって人間不信が加速してしまう。友人たちの見舞いにも無気力にスクロールの画面上の言葉を返すだけだったが、ノーチェが意識を取り戻した際には喜びと安堵の涙を流していた。
しかしその後、入院を嗅ぎつけたコーディアによって半強制的にミストラルの実家へと送還されてしまう。純粋な保護目的とはいえ、仲間と引き離されたことに大きく消沈してしまうトラオムだったが、残りのチームPNTMが彼を取り戻す為決死で城塞に突撃した事で元気を取り戻す。『大切な人と共にいたい』意思を姉に伝え、正式にレギールングの継承権を破棄する。また、同時にノーチェと両想いになり、千切れた髪紐の代わりにノーチェのマフラーについていたお揃いのリボンで髪をまとめるようになった。
性格
屈強な見た目に反した誠実で純朴、そして繊細な性格。チームでは唯一の男性だが、その純粋さからアクの強い少女3人に慌てることしか出来ていない。
過去の出来事によって人間不信を抱えている上に、発声によるコミュニケーションが出来ないため人付き合いは苦手な方。厳つい見た目も相まって、入学当時は周りの生徒から怖がられていたこともあった。
チームPNTMに加入してからは少し改善されたらしく、僅かながら友人も出来てきた、らしい。
声が出ない為右腕のバンドに埋め込んだスクロールにより、文章をスクリーン投影する事でその場での筆談を可能としている。話せない分リアクションもなかなか多彩で微笑ましく、チーム内ではノーチェと同じ癒し要因。
ノーチェとはエメラルド・フォレストで出会ってからの親しい仲。穏やかな性質が相性いい他、ややコミュ障なトラオムが積極的に人と関わろうとするノーチェに引っ張られる形となっている。
彼から見たノーチェは「一緒に居ると落ち着く、引っ込み思案な自分を導いてくれる良きパートナー」。
あと余談だが、チーム内では一番胸(筋)が大きい。たわわチャレンジも成功する。
能力
センブランスは「物質変換」。自身のオーラを対象物に流し込むことで構造を変え、その性質を別のものに変えることが出来る。同じ固形でダスト以外なら幅広く変換でき、転がっている枝を鋼鉄に変えて即席の武器にしたり、障害物を脆い石に変えて突破する。
他に氷や木材などにも変えられるが、彼が一番得意なのは「鋼鉄」「石」への変換。
レギールング家の人間は「物質」に関するセンブランスを覚醒させる傾向にあり、彼も出奔する前からその能力を持ち合わせていた。
戦闘ではランス、ウォーティガーンを用いた遠距離戦闘。グリムの手足を石化させた後に投擲させ頭を粉砕するというスタイル。繊細な性格だが森での経験もあって戦闘時には非常に勇猛な戦いぶりを見せる。ウォーティガーンは刃渡り2m近くの両刃剣にも変形でき、巨大な刀身と怪力で繰り出される斬撃はまさに圧倒の一言。
実は身体にオーラを逆流させることで自身の体も物質変換できるが、想像を絶する激痛と欠損の危険性がある為使用していない。