【亡星獣編】/【11章 黒幕】/【ギジェルミナ無惨】

Last-modified: 2022-05-07 (土) 14:54:38

ISEC

イベントディミルヘイム編第1幕 亡星獣編 11章 黒幕 第1話

概要

【真影帝国】の宮殿では、太上皇陛下である【ラモラール・カブラ】の生命活動が行われていない事が騒ぎとなり、瞬く間に数百年経過したかのように朽ち果ててしまっていた。
【ギヨーム・ド・アクィラ】【ギジェルミナ・カブラ】が出立した際、黒い瘴気の様な物がラモラールの身体から離れ、ラモラールの身体は器としての役目を終えていたのだ。
ギジェルミナが父の死を感じ取った瞬間、アクィラの笑い声と共に目を覚ますと、【テネブラエ】から受けた麻痺毒から回復していたが、アクィラの術により拘束されていた。
アクィラの目的は【ズィガエナ】を復活させて【アルタメノス帝国】を滅ぼすことであったが、その範疇には西アルタメノスの由来とする真影帝国も含まれていた。
何故なら200年前の内乱の際に東アルタメノス勢力が国境を破り襲いかかってきたのは他でもなく、国境の守りを任されていたアクィラが内通し、素通りさせていたからであった。
辺境の領主だったアクィラ家はカブラ皇家の血を受け入れることを望み、ギジェルミナの婚約者となったが、【シャビエル・バルガス】に対する思いを知ったラモラールにより、婚約は白紙となってしまっていた。
ラモラールは、バルガスを大貴族に地位を与えるべく手柄を立てさせようとしていた一方で、アクィラはアルタメノス帝国統一の功労者になるべく、東アルタメノス帝国に内通していたのであった。
アクィラは、自身がバルガスを討ち、ラモラールも既に死んでいる事を伝えると、怒りと絶望に落胆するギジェルミナをズィガエナを生贄に捧げ、大亡星獣を従え【ディミルヘイム】に君臨できる未来に高笑いを上げる。
ギジェルミナを救出するべく【揺籃の世界】へと向かう【リベル】【ミルリク・ベリアス】【ヴァージニア・ナイツ】【アモル】【メカドッグ】は、ミルリクの持つザルガ神族の力の一つである【ヴァダガラ】の重力操作を用いて、大空洞を落下速度を調整して落下していく。
リベルがアクィラの存在を危険視している中で、ミルリクもまたアクィラが過去視に存在していなかった事を伝えると、アクィラがどのようにしてディミルヘイムに現れたのか、魔物を使役する妖術をどこで手に入れたのかいくつかの謎を残していた。
その道中に【ゲリュオン】が従える魔物の群れが出現、並みの魔物以上の強さを持っていたゲリュオンに苦戦するもどうにか退ける。
その一方でメカドッグもある不安を抱え、【サルーイン】との戦いで【女神】の恩寵を受けていた際にリベルのスキャンを密かに行い、絶対安静の状態である事を確認していた。