【式典に迫る無数の影！天災ネズミの逆襲！】

ISEC

特殊モンスター

メインボス

概要

1話

【シノンの開拓民】であった【ユリアン】、【トーマス】、【サラ】、【エレン】は、ディミルヘイムに移住した後に【ロアーヌ】から独立し、新たな【シノン】の村を開拓する事になり、【産業開発】によって村は発展していき、鉄道事業を創業するまでに至った。
この鉄道事業は科学技術が発展した【リージョン諸島】の力を借りず、【フィニー王国】の【ギュスターヴ13世】を中心に、【オーレンシア大陸】の各国と共同で開発が進められた。
しかしギュスターヴ13世は、公務のために試運転を行う創業の式典には出席できないようで今回は名代役が式典に出席する運びになった。
その試運転を行う式典に出席する名代の護衛役を【ウィリアム・ナイツ】が担当するはずであったが、旅行も兼ねて【ニーナ・コクラン】に護衛の代理役を頼み、夫の【ポール・コクラン】?と共にやってくると、屋台で【ポール・ヘジン】のチュロスを購入していた。
ポール・ヘジンのチュロスは【ディスノミア】で【ナイツ一族】の家族・親類分を購入してからの縁でありチュロスを持ち帰ってくるが、ポール・コクランはどこかへ姿を消し、捜索中にトーマスと出会う。
トーマスとの会話を終えた後にポール・コクランの居場所を【アニマ】を感知して捜索するが、異質なアニマを感知して発生源である洞窟へ向かう。

2話

鉄道事業のスポンサーを担当していたベント商会の助力によりシノンの村に駅を建造する運びとなったが、シノンの村の発展に伴い身びいき扱いされる事も無く式典を開催するに至った。
トーマスはユリアン達と合流し、ユリアンとエレンは式典用に用意された衣装を着て警備を行っていたが、貿易商を担当するトーマスは式典の裏方役を担当するために目立った装いはしていなかったが、サラにも用意された衣装の着用にためらいがあったようで、事情を察したトーマスがユリアンとエレンを先に式典会場へと戻す。
トーマスが【ブハンギ砂漠】のツヴァイキングダムに訪れた際に、サラが【ファティーマ】に着せられた【ナジュ】の踊り子衣装の一件も思い出すと、考慮が足りなかった事を謝罪し、改めて服を贈る事を約束する。
先に式典会場に戻ったユリアンとエレンは、産業開発により流通した独特の味わいのするチーズを食していた。
そのチーズは【サイゴ族】の【エイリーク】が用意したもので、【ムー】?の乳から作られたものであるようで、ムーにもゴーダ・カマンベール・モッツァレッラなどの独特な名前が付けられていた。
チーズを食べながらエイリークと会話をしている最中に女性の悲鳴が聞こえると魔物が式典会場に現れ、戻ってきたトーマスとサラが来客の避難誘導を行い、ユリアン、エレン、エイリークが魔物の討伐を行う事になる。

3話

3人で魔物を撃退するもやけに連携が取れていたこと気にする中で、トーマスから避難したポール・コクランから妻のニーナ・コクランの行方がわからないという報告を受ける。
ユリアン、エレン、エイリークがニーナ・コクランの捜索を行おうとするが、先手を打つように新手の魔物が襲来する。

4話

ニーナ・コクランの行方を追って【ねずみの群れ】が潜伏する洞窟にやってきユリアン、エレン、エイリークは、【教授】によって高い知能を与えられた【ネズミ】?の【アルジャーノン】がいる事を察するも、ねずみが群がる場所にはニーナ・コクランの杖と骨らしきものが散らばっていた。

5話

大量のねずみの群れの中に潜伏するアルジャーノンの居場所を察知するためには【ねこいらず】が必要であったが、ねずみの群れと対峙した経験のあるユリアンとエレンは、アルジャーノンを巻き込んでねずみの群れごと広範囲の攻撃でダメージを与える。
アルジャーノンが怯み鳴き声が聞こえたところに一気に倒そうとするが、アルジャーノンの鳴き声を聞いたエイリークは双方の攻撃を静止する。
エイリークはアルジャーノンの要求を通訳する事を条件に停戦を申し出るとアルジャーノンはねずみの群れを下がらせ、本人が抱えている事情を説明する。
アルジャーノンも元々は普通のネズミであったが、教授によって高い知能を与えられてしまったようで、ネズミからかけ離れた存在になってしまったが故の孤独も知ってしまうことになった。
教授と共にディミルヘイムに移住した際に姿を消したアルジャーノンは、魔物やねずみの群れを従えて人間への復讐を目論んでいたが、事情を知ったエイリークは停戦を持ちかけるも、ユリアンとエレンはニーナ・コクランを襲った一件については見過ごす事はできなかった。
しかし、骨らしき残骸の正体は、ポール・ヘジンから購入したチュロスであり、ニーナ・コクランが杖を手放して逃げた際に投げたものであったようだ。
そのニーナ・コクランがトーマスとサラに連れられてやって来ると、今回の護衛対象であった【ギュスターヴ14世】もニーナ・コクランと合流した後にねずみの群れを討伐するべく現場へとやって来る。
今回の事情を聞いた14世はディスノミアで反乱を起こし、【アルタメノス帝国】に連行された後に教授の助手になったことを振り返り、アルジャーノンに同情する。
教授の助手になった事で更生した14世であったが、ディミルヘイムでは2度に渡って誘拐され、フィニー王家の者達がナイツ一族を招待した祝祭を開催した際に用意した仕掛けの協力を行った見返りで、教授が作ったチョコレートを食するも、産地偽装鱗・惑乱チョコ混入騒動を起こした代物であり、幻覚・自白作用を出した影響で、【リベル】の幻覚を見てしまい、リベルを讃える言葉を教授に聞かれてしまったようだ。
アルジャーノンに同情される一方で、兄のギュスターヴ13世への復讐のためにディスノミアで反乱を起こし、本来なら処刑されていたはずが、兄の裁量によって命を救われ和解した事で、ディミルヘイムで第2の人生を送れたことを語り、アルジャーノンを説得する。
人間不信となっていたアルジャーノンが迷う中で、ユリアンが協業関係を結ぶところから始める事を提案すると、アルジャーノンが産業物を食い荒らすネズミを支配下に置く事になり、その見返りとしてチーズではなくポール・ヘジンのチュロスを要求し、14世がその要求を受け入れると、ベント商会の書面に契約を印す事になった。
性悪ネズミと称されたアルジャーノンを受け入れた14世であったが、性悪ネズミの肩書き自体教授から出回ったものであり、その教授は密かに新たな研究を続けていた。

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