【雲上の緊急事態！魔龍公降臨！】

ISEC

メインボス

メインボス(新編)

概要

1話

【ディミルヘイム】の【オーレンシア大陸】に創造された【ロアーヌ】にて新たに【シノン】の村が開拓されてから1年、【シノンの開拓民】である【ユリアン】と共にロアーヌを離れた【エレン】は斧で木を伐採し、【サラ】もまた同じ【宿命の子】である【少年】に故郷となる場所を作るべく協力を続けていた。
一方で【トーマス】はシノンを開拓するだけでなく、独自産業を築くべく【フルブライト23世】と共に交易に同行していた。
しかし、樹木を伐採する最中にサラが倒れ家へと運ぶと、サラは山の方から【アビス】の力を感じた事を告げる。
サラの容態を安否して留守を任せることにすると、サラは勝手に宿命の子としての使命を行わない事を約束し、ユリアンとサラはアビスの気配のする山中へと向かった。

2話

道中には【カークリノラース】を始めとする魔物が出現するが、余り強く無い魔物もアビスの影響を受けて凶暴化を起こしていた。
ユリアンは【アビスゲート】が出現し【四魔貴族】と戦う事も懸念する中で、山頂から滑り落ちてくる人物が現れる。
その人物は【格闘家】の【カール】であり、ディミルヘイムに移住してからは修行の旅を続けていたが、山頂付近まで登頂している最中に邪悪な気配の魔力に巻き込まれ、体勢を崩したところを魔物の体当たりを受けて滑落してしまったようだ。

3話

カールも同行し山頂を目指して登頂すると雲の中へと入り込んでしまい視界不良となってしまう中で人影を目撃しカールが飛び込むが、静止する声にカールが引き下がると、【ナイトハルト】と【ディアナ】が姿を現す。
【ディスノミア】において婚礼を儀を行った2人は、ディミルヘイムにおいても行動を共にし、ロアーヌの隣国に位置する【ローザリア】の間にある山中へ登山にやって来たという。
その道中でナイトハルトは邪悪な気配を察知してこの場所にやって来ると、ユリアンからアビスゲートの所在を知り同行することになる。
かつて【マルディアス】において【スカーブ山】から【タイニィフェザーの羽根】を持ち帰った武勇伝を持つナイトハルト、その経験を生かしての登山であるとするユリアンであったが、エレンは何らかの事情を隠している事を察していた。

4話

山頂にてアビスゲートを発見したユリアン達であったが、既にアビスゲートからは幻影ではあるが四魔貴族の一人【ビューネイ】が姿を現していた。
ユリアン達はビューネイをアビスへと押し返すべく、ビューネイの幻影と戦う事になる。

5話

ビューネイの攻撃に対してナイトハルトとディアナが盾となり、カールが一撃を与えると、エレンとユリアンが続いて行く。
劣勢の状況の中でビューネイはアビスの地にて自身に加えて【アウナス】、【アラケス】、【フォルネウス】の本体が集まり、今後の方針を決めていた際の事を振り返る。
ディスノミアが解放された後に根本の地である【ステラ】へ侵略を行おうにもアビスゲートが開かず、元の世界にも【聖王】もしくは人類と干渉する神が妨害しているためか侵略することができなかった。
ビューネイは【魔王】の所在を頼りにディミルヘイムに幻影を送り込んできたが、アビスゲートの出現を見破られて失敗に終わり、エレンとユリアンの連携により幻影は打ち破られ、今度は本体を出現させ再びディミルヘイムにやって来る事を宣言し消え去った。
ナイトハルトは本体と戦う事になろうとも幾度と追い返すつもりでいたが、ディアナは四魔貴族の出現が、ディミルヘイムの平和を脅かす事に不安に感じていた。
下山後、ローザリアへ帰還するナイトハルトとディアナに別れを告げるユリアン達、ナイトハルトは去り際にロアーヌを離れたユリアンに自身の親衛隊への勧誘を行い、強要することなく立ち去った。
ディミルヘイムに移住したナイトハルトは未来を見据えて国を強大にする事を考えていたが、ユリアンの中では【カヤキス レビタ】と称されたナイトハルトが国を強大にする過程でロアーヌを始めとする他国を侵略する可能性を踏まえ、今回の登山を行っていた事を察する。
カールもまたナイトハルトが野心を起こした際には、出会い頭に吹き飛ばされた借りを返すべく戦う事を決意する。
シノンへ帰宅するユリアンとエレン、その道中をサラが迎えに来るが、サラから伝えられたのはシノンに使者が訪問し、ロアーヌが襲撃された報告であった。
ユリアン達の知らない所で、新たな脅威との戦いは既に始まっていた。

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