【潜月編】/【2章 戒厳の世界】/【レヴァナント】

Last-modified: 2024-04-07 (日) 02:46:13

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イベントディミルヘイム編第2幕 潜月編 2章 第3話

概要

【フィニー王国】の首都【テルム】に襲来する【三凶神】の一柱、白骨の君の【ネブルザグ】は、空間支配により死と消滅を体現する神とされているが、【三相一体の神】となった経緯は無く、仮に三相一体となっていた場合は、突出した広域殲滅能力に圧倒されていた可能性もあった。
【ディスノミア】においてネブルザグは、【ヴァダガラ】に空間支配の力を取り込まれる事を恐れて、その力を異次元に隠蔽していた事で、戦う機会はほとんど無く、その力が自我を持った際には【聖王】の手によって討ち取られ、【アデル・ベリアス】ヴァダガラを討ち倒した世界においては、【エッグ】を利用してその異次元に送り込んだ力を集めて実体化を行っていた。
出現したネブルザグは、【アン・ルー】と同じくして自我を失った傀儡体であるようで、空間を断裂させる放射斬撃を即座に使えないようであるが、それでも【ドラゴンルーラー】をサイコロステーキにするような恐るべき殺傷能力を持っていた。
まずはネブルザグに放射斬撃を使用させるべく日輪の皇女である【イリス】が注意を向けさせると、ネブルザグはイリスに向かって放射斬撃を放つが、瞬時に【麒麟】が空間転移を行い、イリスをリベルの居場所に転送する。
【麒麟の空間】に逃げ込み回避することに成功したものの、麒麟の空間が【タンザー】の体内と一体化した経緯もあり、空術が不安定のようで、幾度と使用することはできず、麒麟はこのまま自身の空間へと逃げ去る。
【ミルリク・ベリアス】は姪であるイリスの無謀な行動に注意喚起しようとするが、まずは【リベル】【ヴァージニア・ナイツ】【アルベルト】と共にネブルザグを打倒することになる。
【ギュスターヴ13世】【ウィリアム・ナイツ】【リチャード・ナイツ】も駆けつけ、黒いローブを纏った少年の姿をしていたネブルザグとは別物である事を察しながらも、空間支配は顕在であり、【徹骨徹髄】による空間制御によって攻撃を防ぐ防壁を張る。
放射斬撃が再度放たれる事で、兵士達がまとめて殲滅される事態が迫る中で、【オルガ】が兵士達を捨て石にする事を懸念するが、イリスはオルガに対する不安を振り切りネブルザグに向かって行く。
空間制御による無敵の防壁を剥がせない状況の中でアルベルトが負傷し、ヴァージニア・ナイツと【メカドッグ】が救護に当たるが、現状の戦力ではネブルザグの実体を維持している核を破壊するには至らなかった。
その時、【ブハンギ砂漠】でのアン・ルーとの戦いに現れた謎の少女が現れると、魔属性のネブルザグと相性の悪い火属性であるために、もう1人のローブの人物を説得した上で連れてきたようで、その人物がネブルザグのバリアを取り払う事になる。
その人物こそ【ローザリア】において【ナイトハルト】【ディアナ】を救った人物であり、ヴァージニア・ナイツが覚えのある【アニマ】を感じ取ると、【T260G】もローブを脱ぎ去った白き人物ともう1人の謎の少女の人物があるデータと一致する事を確認する。
白き人物が謎の少女に【ヴァルム】と呼びかけると、謎の少女もまた【シーク】と呼びかけ、ネブルザグはヴァルムの火術で胸部から顎部にかけて炎上し、シークの光術によって空間制御によるバリアは破壊された。
これを機にミルリク、リベルが先陣を切り、ヴァージニア・ナイツのアシストを受けたアルベルトが続き、ウィリアム・ナイツ、リチャード・ナイツ、ギュスターヴ13世、イリスの一斉攻撃によってネブルザグが崩れ落ちると、最後にオルガが用意した一手を発動するべく、【フリーレ】が封印物の凍結を解除する。
封印物の正体は【七大脅威】【神のテーブル】から回収した【テトラフォース】であり、【混沌】の力によってネブルザグはテトラフォースごと消滅した。
しかし、オルガがテトラフォースを密かに秘匿していた一件についてイリスはアルタメノス帝国に帰還次第、問答することになった。
リベルはこの戦いに駆けつけたヴァルムとシークを引き止めると、リベルと共に【クレマール亜大陸】【ドルマード氷原】での戦いに同行していたT260Gが、その戦いのデータを参照した上で、その人物がかつて【亡星獣】【フランマ】【リュクス】である事を報告し、ヴァージニア・ナイツもアニマが一致する事を語る。
ヴァルムとしては火属性・昆虫系の亡星獣になっていた事が好ましくなかったようだが、大亡星獣の【ズィガエナ】が消滅した事で、その魂が【冥府】へと送られた後に、千年前の姿となって蘇生したようだ。
ディスノミアやディミルヘイムの根源の世界である【ステラ】を始め、ディミルヘイムが創生される以前の世界にも冥府のシステムは存在していなかったが、ディミルヘイムに【三邪神】【デス】が出現したことで、クレマール亜大陸の火山帯の地の底に冥府は築かれ、【八逆徒】はデスの審判を受けていた。
デスはディスノミアにおいて、【アルドラ】の裁量を検分した上で、千年の間に亡星獣に囚われていた経緯が、【煉獄】において千年耐え抜いた魂に相当するものであると判断し、蘇生する判断を取ったようだ。
アルドラを蘇生した際には、自らの責として【エロール】が神の権能を用いる事になったが、今回はデス自身が神の権能を用いる事になり、その対象になったのが最年少のヴァルムと新たな脅威を予測していたシークが推挙され、蘇っていた。
シークとしてはディミルヘイムの安否よりも、自身が亡星獣になってまで存続させようとしたディミルヘイムと化した星の行く末のためであり、今度はアルタメノス帝国にジュードロップが襲来する事を告げると同時に、もう1人が冥府から蘇生して現れる事を告げると立ち去って行くが、ヴァージニア・ナイツは同じ10代くらいのヴァルムに声をかけるも、相手にせずに立ち去ってしまった。

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