オブイェークト279

Last-modified: 2018-03-09 (金) 20:35:49


ソビエト連邦試作重戦車 オブイェークト279

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こんなユニークな形をしているがれっきとした重戦車である

概要

冷戦時、ソビエト連邦では、以下の複数の戦車開発計画が進行していた。

 
  • T-10の改良型(オブイェークト266)
  • IS-7とT-10の長所を掛け合わせた重戦車(オブイェークト277)
  • 130mm砲とハイドロマティック自動変速機を備えた高速重戦車(オブイェークト770)
  • 核戦争下での活動を考慮した重戦車
     
    このうち、一番下の計画案がオブイェークト279、本項で取り上げた車両である。

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写真を見ればわかるが、この車両の特徴は2対4本の履帯と、流線形正面からだとまるでUFOの形状である。
この形状は、核爆発による爆風と衝撃波を受け流すためのものである。
また4本の履帯により、接地圧が分散し、その数値は軽戦車並みである。そのため悪路での機動性は高い。史実では、この4本の履帯と、1000馬力超のエンジンにより、重戦車とは思えぬ機動性を発揮したという。ただし残念ながらコストが高すぎ、制式採用、量産は行われず、試作車一両がクビンカ戦車博物館に現存するのみである。

欠点

  • 高い
    本ゲーム内でもコストの高さは反映されている。ツリーから外れた車両であり、購入には56999シルバー必要となる。たっか!

前バージョンまでは今のSU152Taranの四分の一程度の値段であり、安い割にバランスの良いマルチロール戦車として、戦場でもちょくちょく見かける車両であった。

  • ステータスが低い
    バランスの良いステータスの車両であるが、装甲以外の数値は全てT54に劣る。正直わざわざ購入する意味はない

長所

  • 機動
    機動性は、史実を反映してか、重戦車としてはかなり良好。T54に速度は劣るが、全般的な機動性としては十分である。

総論

形がキワモノの割には、運用しやすい戦車である。
ただし、性能面では装甲値を除き、すべてT-54に劣るので、課金してまで買う必要はない。どうしても暇を持て余し、時間もシルバーもあるよ、といった場合にコレクションとして購入を検討する程度だろう。

 
  • ビグザム -- 2017-08-17 (木) 17:16:37
  • 核の爆風に耐えるためだからね しょうがないね -- 2018-03-09 (金) 20:35:49