IT-1

Last-modified: 2019-12-06 (金) 08:35:50

IT-1

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3M7 対戦車ロケットが主武装、このランク帯のATMTD勢だ。
このミサイルはあくまで3Dモデルなので、飛んではいかない。

プレミアム車両It-1
購入可能ランク(ゴールド)Rank6.png(シルバー)Rank18.png
金額(ゴールド)2000(シルバー)51000


概要

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IT-1(ロシア語: ИТ-1 イーテー・アヂーン)は、ソビエト連邦軍の対戦車ミサイルを主武装とする駆逐戦車である。
1960年代、誘導式のロケット兵器(ミサイル)の発達に従い、西側諸国では対戦車ミサイルを搭載した戦車駆逐車や、戦車の主砲からミサイルを発射できるガンランチャーシステムが開発されたが、ソビエト連邦でも同様の兵器の開発が行われていた。
当初は第183工場によりT-54/55戦車の車体を用いたものとして進められたが、同年にはT-55の発展型である後継車輌の試作車(オブイェークト165)が完成し、実用化の目処が立ったため、翌1958年にはオブイェークト165(後のT-62)と同様の車体を用いるものとして修正された。
Объект 150(オブイェークト150)の名称が与えられた車両の開発は順調に進み、1964年4月には2種類の試作車が完成して各種テストが開始された。1964年の末までに94回の3M7の試射が行われている。テストの経過は軍を大いに満足させるもので、1965年、ИТ-1(IT-1)の制式名称が与えられて生産が開始された。
現在、装甲回収車に改造されなかった1輌のIT-1が、クビンカ戦車博物館に現存している。

ステータス

It-1ランクヘルス装甲装填速度砲塔旋回
改修前2722395896.04440
改修後30266951033.55350

ゲーム内でのミサイル運用車両

さて、ゲーム内のATMについて。
ミサイルとはまず、本ゲームでのATMを指す。
MRLSの「ロケット」とは別物である。これを搭載できる車種として、


  • MBT(主力戦車)
    一部を除き、低ランク帯のMBTはATMを装備できない。
    レオパルト2メルカバ辺りから装備可能。
    スポーン毎の装弾数は全車両1発(+使用後は時間経過で1発補充)。
  • IFV
    IFVの大事な副武装となる。機関砲を掃射し、ダメージの蓄積+ATM(トドメ)という流れだ。
    装甲を持たず、主砲性能もおざなりの車種である為、ATMに頼ってようやく勝てる戦闘も発生する。
    スポーン毎の装弾数は全車両2発。(時間経過で補充)
  • TD(ATM) ミサイル駆逐戦車
    ここにIT-1はくる。以前(~2.2)はかなり人気だったが、これは
    • ①リスポーン
    • ②高台の稜線に隠れる
    • ③ロックオン
    • ④発射

あとは③と④を繰り返すだけだったからだ。ロックオンは2秒だったし警告システムも未実装、あちらこちらにいるミサイル芋からバスバス抜かれる試合が多過ぎてATMは弱体化された(→2.3で多少のBUFF)。

性能

  • 防御力
    ヘルスは僅かに300程度。
    装甲も無く、傾斜も足りない本車は敵主砲によって致命的ダメージを受け、下手をすればワンパンされる。
    強化しても足りない為、無駄にランクを上げる事はしないのが得策。
  • 攻撃力
    トップマッチでは、このランクに溢れているT92軽戦車T-62、59式を2から3パンで葬る事が可能ではあるが、ボトムマッチ帯ではT-72やChallenger1にも遭遇しかねない。
    この場合には多数のヒットが必要で、並んで交戦距離も必要となる。
  • スモークが炊けない
    本車両はスモークが炊けなくなっている。せっかく待望のミサイル車両を購入したと思ったら、スモークが装備されていない。そしてアイツをみてスモークを炊かれた際にはあちらを購入しとけば良かったと後悔をするだろう。
  • 砲塔旋回が可能
    アイツと違って優位な点は砲塔旋回が出来ることである。これにより、常に敵にミサイルの弾頭部分(レティクル)を向けているので、敵に向かって一直線にミサイルが飛んでいく。つまりそこまで建物などの障害物の影響を受けにくく、敵に追いかけられて逃げる際にも非常に有効。地面の傾斜の影響もあまり受けにくい。
  • 改修後の機動性能
    そこらのMT、またはMBTよりも速い。
    最大で50近くまで上がるので、移動はかなり楽な方。

主な立ち回り

  • 注意!!!
    • 至近だと発射できない
      ATMを装填中の車両は常として、誘導不可能距離内(目安としてレーダー表示範囲/50m)の敵にロックオンしてボタンを押すと、敵が近すぎると警告が出る。発射は不可能。
      主砲を持たない本車にとっては自陣制圧時にはスポーンしない、
      等の対策が必要となる(ラケテンやストライカーは爆速後退で無理やり撃ち込んで来るが)。
       
    • タレットダウン

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発射機だけ出して(三人称視点でロックオン出来れば出てなくても発射可)、
相手が反撃できない状態でミサイルを撃ち込める。
ATM運用の上では「車両を射線に出さない」事も重要。
2.3で照準器も追加されたので、ぜひ活用していこう。

ラケーテンとの比較

まずこちらで優位な点は装甲・装填速度・砲塔旋回である。砲塔旋回が出来、敵に向かってミサイルが一直線に飛んでいくので、敵に追いかけられて敵から逃げる際や、障害物によってミサイルが消滅することが、あまり起こりにくい点で良い。

 

しかしあちらはヘルス・火力・機動力がこちらよりも優秀であり、何しろスモークも炊くことが可能だ。さらにヘルスもこちらの2倍程度あり、その割には機動力も高い。装甲については劣っているが、その分ヘルスが多いのでM60の高火力ATMにも耐えることが可能。しかしIT-1の場合だとヘルスの低さからワンパンされることも多い。砲塔旋回もミサイルの起動を意識した体勢・射線で立ち回ればそこまで必要な機能だと思わない。残念だが、以上の点からレベルも1しか違わないあちらの方が勝っている。

 

では何故それだけあちらが勝っているのにレベルが1しか違わないのか???
それはおそらく砲塔旋回の値が影響してくるだろう。こちらは砲塔旋回が40に対してあちらは0(固定砲台)である。アップグレードにおいても砲塔旋回はレベルの上がるモジュールであり、それが影響を受けていると考える。

長所

  • 機動力が良い
  • 砲塔旋回が可能
    • 障害物の影響を受けにくい、敵から逃げ撃ちする際にも有効
  • ラケーテンと比べると比較的装填速度は早い(3.5s)

短所

  • ヘルス・装甲共に低い
    • 高火力ATMにワンパンされやすい
  • 火力も貧弱
  • スモークが炊けない
    • 尚更敵のATMの影響を受けやすい

総評

火力と防御共に高くなく、特にスモークが炊けない点が痛い。砲塔旋回が可能な点ではミサイルを命中させやすいが、その砲塔旋回が原因で攻守走勝っているラケーテンとレベルがほぼ違わないなどという欠点がある。とにかく本車は被弾に気をつけなければならない。

ナカーマー

  • Raketenjagdpanzer2
    元祖(?)ミサイルTD。
    ダメージ面、機動面、耐久面で最強。つまり最強。高いけどね
  • FV102ストライカー
    5連装ミサイルTD。
    ミサイルストーム枠でもあるし、5連は普通に実用的。
  • IT-1
    ダメージ面、耐久面で最弱。つまり最弱。高いけどね
    ...あれ...買う車両を間違えたのかな...

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