Type60

陸自 60式自走無反動砲

陸上自衛隊で終戦後に開発され、61式?が制式採用される一年前に就役。見ての通りの豆戦車だ。
現在は退役し、朝霞駐屯地ほかで余生を送っている。

ステータス

にほん！

ぶっとい二連装砲、105mm無反動砲×2が主武装となる。いわば｢走り回り｣、｢2本撃ち込み｣、｢無砲塔なのでその場を維持せず回避する｣立ち回りが必要となる。
二連装砲は1門につきT-54の100mm砲と同程度の威力を有し、装填速度については上位互換と、火力に関しては何ら問題は無い。
だが貫通力が致命的に不足しており、APDS弾頭が搭載できないのも相成って重装甲車両相手には期待ダメージが小さく、コンカラーやM26、T-54といった車両に撃ち負ける上にM48 PattonをはじめとするHEAT持ちの車両が増えるランク帯にいる事で厳しい戦いを強いられる。

こちらの装甲はどこからどう見ても、例え複合装甲だとしてもこの薄さでは小銃弾を防げるレベルの装甲であり、知っての通りTTでの最小口径はZSU-23-4シルカの23mm対空機関砲である。つまり何も防げない常に全裸の変態という事になる(ならない)。

正面から撃ち合えば負けが見え、側面背面への奇襲をしようにも、HEダメージがフルで出もしない限り大抵返り討ちに逢う。せいぜい60式同士や61式中戦車、PT-76等の紙装甲車両とT-54の背面装甲を貫通出来る程度のHEである事を理解しておこう。
AP弾に関しては全く利用価値が無い。
多少は重装甲車両へのダメージが向上するも、固定砲塔ゆえに殆ど意味は無い。そんな撃ち合いに使うからと弾種を選定している様では本車を理解しているとは言い難いだろう...まぁ悪い弾ではないのだけれども...精度上がるし...

ここまで書いた通り、本車60式は、低ランク帯でズバ抜けた機動力と被弾面積の小ささが特徴のゴキブリでもある事から旗取り要員として運用するのが吉だろう。前バージョンでは初心者溢れる低ランクに颯爽と現れ、フラッグを奪い走り去り、クレジット取得条件のスコアまたはキルを2-3確保し、ランク15にして1500クレジット/一試合とふざけた戦果を上げられる優秀な車両であった。
現バージョンでは同格がバケモノで溢れ、機動力は新エンジンにより低下し、T92という完全上位互換が登場した。
全く無価値の車両とは言い過ぎだろうか？
答えは自らで確かめて頂きたい。

長所

• 二連装砲による瞬間火力(HE弾が貫通すれば200弱と破格のダメージを期待出来る)
• 優れた機動性、EODボット並に動く
• 小さな車体に大きな夢
  • 被弾面積の小ささ
• 日本ツリーのはじまり

短所

• あまりに貧弱な砲貫通力
• 傾斜が意味をなさないレベルの装甲厚
• 日本ツリーのはじまり

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