HLSS導入方(TF2版)

Last-modified: 2013-01-27 (日) 18:42:38

HLSSとは何か

ゲーム中、ボイスチャット機能を利用してwavファイルを流す切り替え機能ツールです。
外部ツールとなりますが、チートにはあたりません。
また、爆音を流したり、しつこく長く流していると周りから怒られるので多様は禁物

詳細な変更日付は不明ですが、2009~2012年のいつかのSteamアップデートにより、
サーバ設置時のデフォルト設定が
sv_use_steam_voice "1" (ON状態)
になった為、これを意図的に "0"(OFF状態) にしているサーバでないとwavを流すことが出来なくなりました。
対象のサーバにてHLSSが使用可能かどうかの確認方法は、サーバに接続しconsole画面にて
「sv_use_steam_voice」と打った時に確認出来ます。("0"と出れば使用可能)

導入方

1.Half-Life Sound Selectorを拾ってくる(インストール場所はどこでもいい)→立ち上げる

2.File→Options...→Browseを押しこれを指定する【C:\Program Files\Steam\steamapps\アカ名\team fortress 2\】

3.HLSSは置いといて【C:\Program Files\Steam\steamapps\アカ名\team fortress 2\tf\cfg】 この配下にautoexec.cfgという拡張子/名前でテキストファイルを作成する

4.作成したautoexec.cfgに以下をコピーして記述/保存する
alias +PlayWAV "voice_inputfromfile 1; voice_loopback 1; +voicerecord"
alias -PlayWAV "voice_inputfromfile 0; voice_loopback 0; -voicerecord"

alias StartWAV "voice_inputfromfile 1; voice_loopback 1; +voicerecord; alias ToggleWAV StopWAV"
alias StopWAV "voice_inputfromfile 0; voice_loopback 0; -voicerecord; alias ToggleWAV StartWAV"

alias ToggleWAV "StartWAV"

5.【C:\Program Files\Steam\steamapps\アカ名\team fortress 2\tf\cfg\config.cfg】を開き
ボタンを押した時にVCを再生するボタンを割り当て設定する。
例:bind "ins" "StartWAV"bind "DEL" "+playwav"
(意味:insertを1回押した時wavが終わるまで流す。 Deleteを押している間のみwavを流す。)
注意:config.cfgは変な記述(間違えた記述)をすると勝手に初期化されてしまいます。

Wavの用意の仕方

wavを加工せずにそのままでは流す事が出来ません。(厳密には流れるが流す際音程が合わない)
なのでフォーマットが決まっています。(TF2,CS:Sどちらも一緒)
SCMPX等を使って素材wavをリサンプルしましょう。(当然,元より音質が劣化します。)
音声ファイルにはなるべく全角文字は使わない方がいいです。
━━━━━━━━━━━━━━━
サンプルレート:11025 Hz
量子化ビット:16bit
チャンネル:mono
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素材が出来上がったら、HLSSを起動しメニューバーにある マークを押して
ファイルを指定します。(音声ファイルはどこか1つのフォルダに纏めるといい。)
Shortcut:の欄で音声切り替えに利用する該当キーを割り当てます。 (F1~F12辺りがいいかな)
これで準備はOK
HLSSのメニューバーにある「親指を立てているマーク」を押すことで最小化し音声切り替えが有効化されます。
【この時点でゲーム内で実際ゲーム内で音声が流れるか確認が行えます】
この親指マークを押したら音声ファイルの追加・削除が行えないので「ブーイングマーク?」を押せば解除/編集できます。

因みにTeamFortressClassic や CounterStrikeで使用する際はWavのフォーマットは
━━━━━━━━━━━━━━━
サンプルレート:9000 Hz
量子化ビット:16bit
チャンネル:mono
━━━━━━━━━━━━━━━
となっているのでリサンプルしないと使用できません。