ポレット

Last-modified: 2016-09-26 (月) 22:41:37

ポレット

ノイクローム率いるカルドゥウスの一人。カルドゥウスパープル
実装以前から言及されていたアリアーヌの妹。姉のキャラクターカードのL2とL4でちらっと登場していた。同様に妹のL2とL4でも姉がちらっと出ている。ただ、同じ場面のイラストを分けて使っているのではなく、まったく違うものにそれぞれが描かれているだけである。
ちっちゃなサイドポニーにあどけない表情の少女。セリフも一生懸命さや姉への健気な想いが伝わってくるものばかりで愛らしい。
しかしポレットもまた物騒な得物持ちで知られるカルドゥウス。なんと両手にサブマシンガンを持っている。しかもトリガーハッピーの気があり、各カットインでは文字通りに目の色を変えて銃を乱射する。邪気たっぷりの哄笑もサービスで付いて来る。挙句の果てには急に無表情になってガトリングガンを持ち出す始末。アンライトの少女勢のネジがどこかしらぶっ飛んでいるのは最早お約束である。

 

性能は完全攻撃特化型。メレンパルモでおなじみの追加ダメージの使い手。近距離と中・遠距離それぞれに追加ダメージ系のスキル、中距離に1ダメージばら撒き系型の直接攻撃系のスキルを持つ。そのためどの距離でも優れている与ダメージ能力が最大の特長と言えるだろう。
L5からは中・遠でダメージを軽減する防御技を使えるようになる。補正こそないものの必ず2ダメージはカットしてくれるためかなりの固さを実感できるだろう。
得意なシーンは全距離先攻、遠距離後攻。中距離後攻も強いが、中距離ならなるべく先攻を取りたい。
コストはL4で16、L5で22。L5時のコストが他のカルドゥウスよりも1低い。

 

余談。サルガドコンラッドに続く三人目の『スキルに特殊を必要としないキャラクター』である。

 

スクラッチファイア

ATK/近/銃1↑移1↑剣6↓
ATK+剣数値、この戦闘で与えるダメージに0~3を加算する
後方に1マス移動

  • サブウェポン。近距離で唯一使える技。だがこれ一本でもなんとかなるくらいに優秀なスキルである。
  • とうとう出てしまった『ATK+剣数値』の近距離攻撃スキル。『剣6↓』というキャップ(最高火力22)は掛かっているものの、元のATKが高いことも手伝って20くらい簡単に出せる。しかも第二効果で追加ダメージが発生するので、実質的な攻撃数値は+4~6くらいされていると見て良い。
  • 上記の時点で十分に強力なのだが、さらに1マス後退するというオマケが付いている。DEFスキルが使えるようになるのはもちろん、翌ターンで中遠距離を取りやすくなる点がとても良い。
  • 欠点は3種のカードタイプを必要とすること。しかも移動が含まれているのが辛いところ。ポレットは近距離だと脆いため先手を取りたいが、このスキルを視野に入れると全力移動しにくい。

パープルランページ

ATK/中・遠/銃4↑盾2↑
この戦闘で与えるダメージに-1~5を加算する
「操想」時、さらにダメージ+4

  • メインウェポン。幅が広すぎて不安定なものの、最大で6ダメージ追加される可能性が魅力的。相手からすると脅威的。
    • 効果の『-1』とはそのまま、ダメージが1減ってしまうかもしれないということ。
  • ATK補正が無いため素のダメージも低くなりがち。ランダム性を嫌う人は確実性の高いスクラッチファイアを主力にするのも有りだろう。
    • ただしイニシアチブ負けで近距離を迎えると死を見ることになる。L4までなら「まあ仕方無い」で済むがファナティックステップを使えるL5以降は非常にもったいない。
  • 条件の盾2が地味に重いかもしれない。ファナティックステップとの兼ね合いを考えて使おう。

ブレイクバレット

ATK/中/銃5↓
対戦パーティの誰かに1ダメージ、この効果を(1~銃数値)回の範囲でランダムに発動する
ヒットした相手に「断絶」(4ターン)

  • 特殊兵装。最低で1、最高で5ダメージを相手パーティにばら撒く直接ダメージスキル。『銃5↓』というキャップが掛かっているため攻撃数値は低くなるが、これはパープルランページの追加ダメージで補える。
  • 状態異常「断絶」の恩恵が大きい。「断絶」とは効果中HPが回復しなくなる状態異常なのだが、これが意外と多くのキャラクター・戦術に刺さるのである。そうでなくてもステイ不可というだけでかなりの圧迫感を強いることができるだろう。
  • 中距離限定なので上手く状況を整えよう。チェンジや移動勝負で中距離にするのが基本だが、ポレットL5なら遠距離後攻からファナティックステップで無理矢理中距離にできる。

ファナティックステップ

DEF/中・遠/盾2↑
受けるダメージを(2~盾数値)の範囲でランダムに軽減する
「操想」時、さらにダメージ-3
前方に1マス移動する

  • 受けるダメージそのものを軽減する防御技。最低値でも2軽減し、盾がある限り天井知らず。近距離では使えないとはいえかなり高性能な部類。特にブレイズR2以降の「光の移し身」を、一つ前に追加されたエプシロン共々完全に喰ってしまっている。
  • 前方に1マス移動する性質がある。遠距離維持はできないがブレイクバレットやスクラッチファイアを狙っている分には美味しい効果だ。ただし翌ターンの移動勝負が少し辛くなるのは覚悟しなければならない。あと、こちらの性質はレタの「宵闇への引導」を喰いかけである。
     

イベントカード

手広い。
攻撃のために銃、イニシアチブのために移動、防御のために盾という選択肢がある。
スクラッチファイアを主軸にする近接型なら移動を、それ以外なら銃か盾にするといいだろう。個人的には不足しがちな盾をチョイスするのがオススメである。
近接戦をする場合でも剣3は薦められない。何故ならスクラッチファイアは剣がたくさんあればいいというわけではない技だからだ。
特殊は選んではいけないイベントカードである。ポレットは特殊を一切使わない。

 

組み合わせキャラクター

与ダメージを得意とし、中距離なら回復を阻害しつつばら撒きもできるポレット。この特徴は『火力が不足している直接ダメージ系デッキ』と『火力十分だが直接ダメージの無いデッキ』に補うように入れるのがとても向いている。上に挙げた二つのデッキタイプはシェリやらカレンベルクやらウォーケンやらにとても弱いのである。そこで大きいのが「断絶」の存在なのだ。
なので、例えばであるが、ブロウニングフロレンスコッブC.C.アベルシェリリュカシャーロット等の間に入れてあげるといい仕事をするだろう。
上記の二種からは外れるがメレンヴィルヘルムと組ませるのも中々嫌らしい合わせ技だ。

 

運営が意図した組み合わせももちろん良好である。ずばりお姉ちゃんことアリアーヌとカルドゥウス一人。
アリアーヌ&ポレット姉妹は鬼のような与ダメージ能力でデッキとして半ば完成しており、そこに加えるもう一人で色付けをするのである。
ノイクロームだと継続した戦闘力がある。姉妹が暴れ尽くした後は、ノイクロームが二人を蘇らせてから大暴れし、ノイクロームが倒れたらまた姉妹で大暴れする。
シラーリーだと攻撃・防御・ダイス・直接とバランスが良い。
アリステリアだとひたすら相手の思惑を妨害・制限していくデッキとなる。
もちろんアリアーヌを抜いたカルドゥウスデッキでも、『直接ダメージ』という長所が弱まるだけで、他の要素が強まってくれるのでオススメだ。