コマリン

真ん中の突出した部分を挟んで対岸と向かい合う地形は全体的に平坦であり、中央部分の左右に広がる川越しに対岸に対して広範囲に射界を確保できる。

マップ東側や西側に広がる村落も破壊可能な建物が殆どを占める。
中でも、マップ東側の工場の様な破壊不能な建物（E9付近）や、工場脇の川に面した小高い丘（D8からF8付近）が敵に対する防御壁を提供してくれる。
同様に、マップ西側にある小高い丘（E3からF3付近）や、建物（G1付近）も敵に対する防御壁として活用できるだろう。

対戦車障害物で封鎖された中央部分には、外部からの砲撃に防壁になる破壊不可能な倉庫数棟と工場のような建物が南北に抜ける道路脇に点在し、多くの樹木が茂り起伏に富んでいる。

なお、フラッグは北側がB3からB4付近に、南側がJ7からJ8付近に配置される。
初期配置も、フラッグ周辺に配置される。

進攻ルートは、マップ中央、北東の橋、南西の橋の3ルートが考えられる。
橋を渡る際には、敵からの狙撃にも注意が必要である。
また、マップ北東の橋と南西の橋のそばには浅瀬があり、敵からは狙撃されにくくなるので、そこを通過することも検討して欲しい。

マップ上の川は、川幅が狭いところがあり、一見すると、渡り切れるように思えるが、実際には渡り切れず、水没してしまうことが多いだろう。

また、マップ中央を通り抜けるルートが、お互いに敵陣への最短ルートであるが、マップ中央は、周囲から包囲されて攻撃を受けやすいことに注意が必要である。
しかし、周囲から攻撃を受けやすいということは、逆にマップ上の各方向への攻撃が可能であることを意味する。
中央を抑えることで、東西の戦線が膠着した場合には、有効な援護攻撃が可能である。

アップデート 1.9 で強襲戦が追加された。
守備側は中央の丘と川に隔てられた地形が防衛線の主軸となり、南側は森からのアウトレンジ狙撃を主とした固い守りが可能となっている。
この為、攻撃側は不利を押して抵抗をするか、自走砲の援護を頼りに突破口を作る必要がある。