Tier 9 ソビエト連邦 軽戦車
スペック
車体
HP | 534 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 45/45/40 |
最高速度(km/h) | 50 |
重量/最大積載量(t) | 16.43/35 |
本体価格(シルバー) | 0 |
修理費(シルバー) | 0 |
注)価格は公式ページから参照
パッケージ
スペクター (-) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
スペクター | Spectral Drive | Ectoplasm Blaster | Spectral Chassis | Spectral Turret | 534 | 9R | |||||||
1,000 | HE | 125 | 100 | 90 | 0 | 40 2.60 0.36 | 75 | 90/75/52 | 50 | 500 | 325 |
解説
2016年のハロウィンモードでは車両名が「Spectre」から「スペクター」に、車種が中戦車から軽戦車に変更された。
エンジン出力も1500馬力から1000馬力に引き下げられ、前年よりコントロールしやすくなっている。
前年度のスペクターのみの戦闘から、カイジュー・オイなどとの戦闘になったため、ダメージ75~125という榴弾の火力が低いのがネックになり苦戦を強いられることが多くなる。
山なり弾道だった榴弾はかなり直線的かつ射速も並クラスとなったが、装填速度は前年の鬼のような速い装填速度から常識的な並の装填速度に落ちている。
また前年には明言されていなかったが、「イベント後、この幽霊たちは生身のソ連搭乗員として再び戦場に蘇る」(予備搭乗員になる)
2017年のハロウィンモードではTierが9になり、性能が所々ナーフされた。
史実
この永遠の戦いに封印されし戦車は「スペクター(幽霊の意)」と呼ばれ、世にも奇妙な幻想的な姿をしています。「スペクター」は地面を滑るように素早く動き回れます。弾薬庫誘爆に遭ったかつての搭乗員たちがこの幽霊戦車を動かしているというと言われています。なぜ 「スペクター」が現れるのか、詳しいことを知るものはいませんが、ハロウィンが近づくこの時期、その姿を現し、彼らはヒメルズドルフの時空を捻じ曲げて墓場に変えてしまいました。また、一部の報告では「スペクター」はありえない連射速度でエクトプラズムを発射するそうですが、なぜそのようなことを行うのかは不明です。
(公式サイトより抜粋)
ハロウィーンについて
ハロウィーンは毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭りのことで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でしたが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっています、日本では更に仮装パーティー的な意味合いでしか捉えられない一面が多くなっています。
ケルト時代のハロウィーンでは、悪霊払いを気取られないようにする為に、仮面などを被り怪物や幽霊に扮したことが、後世でのオバケや怪物のコスプレに繋がったと言われています。
この時期に、ウィル・オー・ウィスプ(Will-o-the Wisp)が出るとされ、死後の国へ向かわずに現世を彷徨い続ける、ウィリアム(ウィル)という名の男の魂だという、「松明持ちのウィリアム」の意の鬼火現象を指します。
夜の湖畔や沼地や墓場などに現れるとされていて、近くを通る旅人の前に現れ、道に迷わせたり、底なし沼に誘い込ませるなど危険な道へと誘うとされます。
その下には死体が埋まっている事を示すためとも言われていますが、拠り所を求めてさ迷う幽霊であるとも言われています。 ハロウィーンの時期はかぼちゃ畑(後述参照)にも現れるとされています。
球電(自然現象)と言う稲妻の一種で、あるいは湖沼や地中から噴き出すリン化合物やメタンガスなどに引火したものであるとされるのですが、この現象を分り易く例え得たものがウィル・オー・ウィスプであるとして顕現したものと記されています。
また、似た存在でジャック・オー・ランタン(Jack-o-Lantern、提灯男の意)があり、かぼちゃ畑に現れる鬼火の王と呼ばれることもあります、こちらも地中に埋もれている死者の存在を知らせるという伝承を持っています。
元々のケルト伝承では、しなびたカブでしたが、アメリカ移民の間で伝わった際に豊作祈願と言う設定が加わったために、かぼちゃに置き換わっており、以降、様々な後付設定が付加されています。
ウィル・オー・ウィスプと共に天国と地獄の両方からの立ち入りを拒否された存在ですが、ジャック・オー・ランタンは旅人や死者を正しい場所へ導く存在とも言われています。
また、双方から拒否された際に、悪魔からもらった石炭を火種にし、萎びて転がっていたカブをくりぬき、それを入れたランタンを片手に持って彷徨っている姿がアメリカでかぼちゃに置き換わり、毎年10月31日のハロウィンの日に作るカボチャのロウソク立てをジャック・オー・ランタンと呼び、善霊を引き寄せ、悪霊達を遠ざける効果があるといわれています。
色々な変遷を経て、いつしかジャック・オー・ランタン自身もくりぬいたかぼちゃを被り、手にはランタンを下げ、黒マントを羽織ったお化けと言う存在となり、かぼちゃ畑に現れるなどが付加されています、一時期、この姿が日本ではかぼちゃ大王と翻訳されることもありました(今でも言われていることがあります。)。