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Maus

Last-modified: 2017-10-18 (水) 22:34:58

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Tier 10 ドイツ 重戦車 Edit

Maus-1.jpg
公式紹介ページ

スペック Edit

車体

HP3,000
車体装甲厚(mm)200/185/160
最高速度(km/h)20
重量/最大積載量(t)188.82/192.9
実用出力重量比(hp/t)
本体価格(シルバー)6100000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ Edit

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
Maus
(196,470/6,100,000)

詳細 Edit

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
MausDB 603 A212.8 cm KwK 44 L/55MausMaus3,000720
1,750AP
APCR
HE
246
311
65
490
490
630
684.03
2.1
0.36
15260/210/21014400

解説 Edit

史実 Edit

1941年6月22日。独ソ不可侵条約を一方的に破棄したドイツによるソ連侵攻作戦「バルバロッサ作戦」が開始された。
3個軍集団300万の兵力でソ連へ侵攻。当時の主戦力はPz.Kpfw.35 (t)、Pz.Kpfw.38 (t)、Pz.Kpfw.III。
当時からドイツは自国の戦車こそが世界最強であると自負していたが、7月8日に遭遇したたった1両のソ連戦車T-34の前にPz.Kpfw.IIIの砲撃はおろか対戦車砲である3.7cm PaK 36も通用せず多大な犠牲を払いようやくカノン砲である10.5cm sK 18で仕留める有様であった。
報告を受けたヒトラーはこれらを凌駕するソ連が新型戦車を実戦投入させてくる事を危惧し、11月29日の総統官邸で行われた会議でフェルディナンド・ポルシェ博士に超重戦車開発の可能性について打診した。
翌年、1942年3月5〜6日に行われた会議でヒトラーはクルップ社に100t級の超重戦車の開発を打診した。
以前よりヒトラーは二重開発を行っており(45t級重突破戦車の「Tiger program」が特に顕著である)両社が開発競争を行えば、より良い超重戦車が開発される事を目論んでの事だが、当時の軍需大臣であるアルベルト・シュペーアは再三ヒトラーに二重開発の禁止を提言していたとされる。
なおこの超重戦車については車体はポルシェとクルップ社の競作ではあるが、砲塔に関してはクルップ社のみの開発となった。
同年6月8日の会議においてポルシェ博士は100t級超重戦車にガソリン=電気駆動式ではなくディーゼル=電気駆動式を提案。ディーゼルエンジンの新規開発を求めたが、兵器局は貴重な銅を大量消費する事に反対し、アルベルト・シュペーア軍需大臣も新規開発に対して中止を求めた。
6月23日にポルシェより社内呼称Porsche Typ 205の図面及び基本仕様書がヒトラーに提出された。この時の車体と砲塔デザインは後にMausと呼ばれる事になる同車両に良く似ており、この時点で基本コンセプトが変わっていない事がうかがえたと言う。

この時の仕様として
1.武装は、砲塔防盾に15cm戦車砲と7.5cm戦車砲を左右並列に同軸装備する。
2.パワープラントはディーゼル=電気モーターを用いたハイブリッド機関を採用する。
3.サスペンションは縦置きの外装式トーションバーを用いる。

これらの仕様はヒトラーに高く評価されたが、幾つかの仕様変更を与える。
1.地雷対策として車体下面の装甲厚を100mmに増加。
2.主砲を37口径15cm砲もしくは70口径10.5cm砲とする事。

この時点で100t級超重戦車はポルシェに事実上の内定を与える事になり、ポルシェ博士は1943年3月12日までにはPorsche Typ 205のモックアップ又はプロトタイプを完成させると約束した。
この頃から100t級超重戦車は「モイスヒェン」(Mauschen:ドイツ語で子ネズミの意味)という名称で呼ばれ始めた。

基本仕様書のパワープラントはディーゼル=電気モーターを用いたハイブリッド機関である為、ポルシェはダイムラー・ベンツ社にPorsche Typ 205に搭載するディーゼルエンジンの選定を打診するがポルシェの要求案を満たせるエンジンが無かった為、代わりに航空機用ガソリンエンジンであるDB603(水冷V型12気筒)を車載用に改修して搭載する事を逆に提案した。
この案は思いのほか功を奏し低オクタン化(元々航空機のエンジンのオクタン価は高い)する事が出来た上に出力も悪くない為にMB509の名称が与えられた。

1943年1月の会議でポルシェ博士はヒトラーにPorsche Typ 205の縮小模型を提示しヒトラーはその出来に満足したと言う。この会議の中でポルシェとクルップ社の100t級超重戦車の採用を巡って詳細に比較検討された結果、クルップ社案は退けられ、ポルシェ案が採用される事になった。
同年2月13日に制式採用されたPorsche Typ 205は「執羸鐚 (Panzerkampfwagen )」の制式名称及び「Sd.Kfz 205」の制式番号が与えられ、「Maus」(ドイツ語でネズミの意味)の名称が与えられた。
100t級超重戦車に何故小さなネズミの名称が与えられるのは少々不思議な感じがあるが、当時はPanther(豹)、Lowe(ライオン)、Elefant(象)と言った最新鋭戦車や製作されなかった戦車は如何にもといった名前から情報が敵に漏れた場合、容易に大型の車両と推測されるのを嫌った対策とも考えられている。
同じく名前とミスマッチしているのは全長1.5mの遠隔操作式の軽爆薬運搬車Sd.Kfz.302(電気モータータイプ)Sd.Kfz.303(ガソリンエンジンタイプ)には非公式であるが「Goliath」(旧約聖書に登場するダビデに石で殺される巨人)と名付けている。

試作車体の試験はまずまずの結果が出ていたが、その頃になると超重戦車計画が中止され、1号車は試験状態で砲塔が外れたまま放置、1944年夏頃に完成していると思われる2号車は、艦艇用のディーゼルエンジンを車載用に改造して搭載予定だったが、結局断念している。
主砲は当初の予定通り12.8cm KwK44 L/55(左、32発)と7.5cm KwK44 L/36.5(右、200発)を同軸として並列に配置、砲架は独立して片方ずつ操作できるようにしており、砲塔に架装した後で車体に搭載されて完成としている。
引き続きテストを行い、その結果は課題もあるが、とりあえずの及第点を得ていたらしい。
1号車の砲塔も搭載して試験をしたらしいが、なんらかの不具合かトラブルがあった為に、砲塔が外されたと思われる。
その後、ドイツへ迫り来るソ連軍を迎撃する為に出動した2号車は、試験場を出て14kmの所で機関トラブルとガス欠になり、侵攻してくるソ連軍の手に渡るのを避ける為に爆破処理されたが、ソ連軍はこれを持ち帰り1号車の車体に2号車の砲塔を合わせて修復を行っている。 現在は博物館展示として唯一現存するマウスは、クビンカ戦車博物館でその姿を拝むことができる。(試験内容や完成度等に諸説があり、資料によっては、車体と砲塔の組み合わせや爆破処理されたのが1号車と2号車が入れ違っているものもある)
カタログデータは戦闘重量188t、全長10.09m、全幅3.67m、全高3.66m、最大装甲厚240mm、最大速度20km/h、行動距離186km、乗員5名となっている。
Maus_01.jpg
ダミー砲搭を搭載しての走行試験の様子

マウスの性能と期待は大きなものであったのは確かだったが、巨大故に目立つ為、格好の標的とされかねず、大きく開口した通気弁は手榴弾や火炎瓶による脅威も見逃せない点となっていた。
運用面では橋の破壊を防ぐ為、シュノーケルによる渡渉で水深13.75mまで運行可能とされていたが、実証実験ではその半分も無理だったようである。
また、鉄道輸送も線路インフラを一から強化して橋を避けなければならない為、費用対効果の点で馬鹿げていると言われていた。
この事に、ハインツ・グデーリアン上級大将は回顧録にこう示している、
「密な論議が交わされ、参加者たちの間に「マウス」を賞賛する声が拡がっていった――――私を除いて。」

コメント Edit

最新の5件を表示しています。 コメントページを参照

  • 車体を斜めに構えて昼飯の体勢になれば  -- 2015-09-05 (土) 18:41:45
  • みんな大好き経験値ボックス🎵 -- 2016-06-21 (火) 00:15:55
    • 上手い人が乗ると怪物級の強さになるけどね。 -- 2016-06-21 (火) 11:11:11
  • プロクホロフカとか観測マップに当たると少し落ち込む。 -- 2016-06-21 (火) 20:41:40
  • 費用対効果やろ -- 2017-01-22 (日) 19:47:18
  • 最初期からある車両なのに情報殆ど載ってないのな、分かる範囲で追加した -- 2017-10-18 (水) 22:38:04
    • お疲れ様です。 -- 2017-10-19 (木) 00:09:13
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