Tier 3 フランス 駆逐戦車
スペック
HP | 150 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 9/6/6 |
最高速度(km/h) | 40 |
重量/最大積載量(t) | 2.19/7.8 |
本体価格(シルバー) | 42,500 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | SAu-40 (3,100/110,000) | |||
Ren.UE57 (1,750/42,500) | ━ | UE 57(6-pdr)early (3,500/25,000) | ┻ | UE 57(6-pdr)late (4,120/31,800) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Ren.UE57 | Renault 85 | 47 mm SA-L mle. 1937 | Renault UE | UE 57 | 150 | 300 | |||||||
38 | AP APCR HE | 66 98 24 | 55 55 70 | 110 | 20 3G 13 | 27.27 1.70 0.37 | 28 | --/--/-- | 44 | 330 | |||
UE 57 (6-pdr) early | Renault 85 | 6-pdr AT Gun Mk.IV | Renault UE | UE 57 | 150 | 360 | |||||||
38 | AP APCR | 110 180 | 75 75 | 70 | 45 6G | 21.43 2 0.38 | 28 | --/--/-- | 44 | 330 | |||
UE 57 (6-pdr) late | Renault ACL | 6-pdr AT Gun Mk.IV | Renault UE bis | UE 57 | 150 | 455 | |||||||
48 | AP APCR | 110 180 | 75 75 | 70 | 45 6G | 21.43 2 0.38 | 30 | --/--/-- | 44 | 330 |
解説
とにかく小さい。 どれくらいかというと、同じ駆逐戦車のアレクトのほうがでかく感じるほどで、米重戦車M6の砲塔がほぼ同サイズというコンパクトさ。
これだけ小さいならさぞや快速だろうと思うかもしれないが、隠蔽率は軽戦車と同じで移動中も殆ど低下しないが、装甲が皆無に等しく、旋回性能と機動性がよろしくないため、格闘戦には向かない。
アップデート1.10で手に入れた最大40km/hの足は、逃げ足として取っておくのが賢明だろう。
引き換えに隠蔽が少し落ちたので、移動の際は見つかり難いとは言え、慎重を期すことが必要だ。
とにかく57mm6ポンド砲を手に入れることが先決で、初期砲だとそのままでは同格はおろか格下の軽戦車にすら弾かれかねないので、できればフリー経験値を投入したいところである。
立ち回りは、とにかく高隠蔽率を生かして、茂みなどからの弱点射撃。 移動中も見つかりにくいものの、一度見つかれば蜂の巣になること請け合いなので、小ささを生かしたフェイント走行で当てにくさを倍増することが第一になる。
初期砲47mm砲は、精度とリロード・収束の早さが良いので、課金弾をばら撒けば何とかなるが、台所事情と相談になってしまうので、余りお勧めは出来ない。
57mm6ポンド砲は、照準収束と精度が落ちるため違和感を覚えるが、課金弾をなるべく積んでおくとKV-1を180の高貫通で燃料タンクやエンジンを炎上させることも可能になる、視界は330mと平均的なものなので、カニカモとカモスキル・カモ塗装で忍びに徹することが大前提だが・・・。
ただし、俯角が2度しか取れないため、ハルダウンなどの地形を生かす戦術は諦めざるを得ない。
また、体当たりはぶつけても、ぶつけられてもこちらがタダでは済まないので、要注意である。
市街戦では、小さな車体を利用して、建物のアーチの下など小柄な戦車しか入れないところに入り込むのも楽しみ方の1つであるが、下手すると車体が引っかかって動けなくなると言う、自縄自縛になるので開幕や有利な時などに限っておこう。
大型の重戦車の後ろから、ペチペチと撃つのもいいが、流れ弾にやられるリスクもあると覚えておかないと、狙っている間に盾役の重戦車が移動してしまい、残骸になっていることもあるので、敵味方の動向に注意しておくこと。
史実
ルノーFT AC計画で軌装式牽引車等の方が有用であると言う結論が出された結果、ルノーUEを使用して改造されたのが、ルノーUE57です。
ベースとなったUEはフランスのルノー社が1931年に開発した装軌式牽引車両で、車体中央に並列2名用乗員室があり、半球状のハッチ(前半分が後ろに開く)が用意されていて、乗員席の間が機関室で前方にはトランスミッションがあり、更に前にはディファレンシャルギアが搭載されています。
ルノーUEはイギリスのカーデンロイド・キャリアー系列に属する、装軌式牽引車両の影響を受けて開発されました。 基本的に非武装ですが、中には機銃を搭載したものもあり、1939年からはサスペンションを強化したタイプが生産されています。
1932年から1940年までに5,200両が配備され、輸出もされた他、フランス降伏後はドイツ軍にもUE630(f)の名称で使用されました。
その中でも、1941年にフランスの工場で改造された3.7cmPaK36搭載型UE630(f)があり、操縦室直後の荷台に架台を設け、防楯を搭載したままのPaK36を砲架ごと搭載しているというものでした。中には無改造で砲自身を車輪ごと搭載したものもあったそうです。
主砲は3.7cmPaK35/36で、旋回角は左右30度ずつ、俯仰角はマイナス8度からプラス25度、主に歩兵支援用に使用されたと記録されています。
ルノーUE57は、ルノーUEの改良型であるUE2をベースに、ドイツのフランス占領後抵抗を続けていた自由フランス軍がイギリスから供与を受けていた6ポンド対戦車砲を搭載した対戦車自走砲として、3.7cmPaK36搭載型UE630(f)に似た手法で開発されましたが、1943年に試作車が一両作られただけで、開発は中止となり量産には至りませんでした。
T-34登場後、ドイツ軍はUEシリーズ装軌式牽引車に張りぼてのT-34を載せて、訓練などに使う偽装T-34(木製!)なんかも作ったりして有効(?)活用していた様でした。
コメント
- 次戦車のSAu-40を開発するのに必要な経験値より、こいつの2つ目のパッケージの開発に必要な経験値の方が多い。 -- 2014-12-16 (火) 02:23:34
- アップデート1.10で移動速度が40km/hになりました、かわりに隠蔽率が少し下がった印象です。 -- 2015-05-23 (土) 22:51:36