Tier 6 チェコスロバキア 中戦車
スペック
HP | 690 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 50/35/35 |
最高速度(km/h) | 60 |
重量/最大積載量(t) | 22.81/23 |
実用出力重量比(hp/t) | |
本体価格(シルバー) | 930,000 |
パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Konštrukta T-34/100 (57,950/1,430,000) | |||||
Škoda T 25 (27,040/930,000) | ━ | T 25 první model (11,000/40,900) | ━ | T 25 druhý model (21,550/115,500) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Škoda T 25 | Škoda V12 19.8 liter (450) | 75 mm Škoda A18 | T 25 první model | T 25 první model | 690 | 345 | |||||||
450 | AP APCR HE | 132 185 38 | 110 110 175 | 60 | 94 7G 65 | 12 2.50 0.40 | 25 | 50/35/35 | 32 | 350 | |||
T 25 první model | Škoda V12 19.8 liter (500) | 75 mm Škoda A18 | T 25 druhý model | T 25 první model | 415 | ||||||||
500 | AP APCR HE | 132 185 38 | 110 110 175 | 60 | 94 7G 65 | 12 2.50 0.40 | 30 | 50/35/35 | 32 | 350 | |||
T 25 druhý model | Škoda V12 19.8 liter (500) | 75 mm Škoda A18 (s automatickým nabíjením) | T 25 druhý model | T 25 druhý model | 730 | 710 | |||||||
500 | AP APCR HE | 132 185 38 | 110 110 175 | 60 | 94 7G 65 | 15 2.10 0.38 | 30 | 50/35/35 | 36 | 360 |
解説
- 火力
- 75 mm Škoda A18
初期砲。
Tier5の同砲と比較すると、発射速度がわずかに上昇し、精度と照準時間がわずかに低下している。
前身のSkoda T 24からダメージ・貫通力とも据置であり、tier6中戦車としてはかなり心許ない性能。 - 75 mm Škoda A18 (s automatickým nabíjením)
最終砲。
オートローダー。1マガジン3発。
3発全て貫通させる事が出来ればそこそこのダメージになる。
貫通力は初期砲から変化しないため相変わらず貫通力不足に悩まされるが、
オートローダー砲にしては早めの10秒弱でリロードが完了するため、相手に応じて適宜金弾への切替をする事で対応していきたい。
一方で連射速度は若干遅めなので、3発撃つ事にこだわり過ぎるとその分長い時間車体を晒す羽目になる点に注意。
- 75 mm Škoda A18
- 装甲
従来通り軽戦車と同等の紙装甲。
中tier帯に跋扈する10榴が貫通する可能性があるほどの薄さなので、基本的には撃たれない立ち回りが求められる。
幸いにも俯角と機動性は優秀なので、ハルダウンと早めの後退を心がけて少しでも被弾する確率を減らしたいところ。
- 機動性
平地なら時速60kmほどのスピードで走り回る事ができ、軽戦車にも引けを取らない。
加速も良好で、坂道でもあまり速度を落とさずグイグイ登っていける。
また、後退速度も優秀であり、飛び出し撃ち~後退の一連の動作をスムーズに行える。
一方で履帯の性能は自身の俊足に全く見合っておらず、旋回性能が致命的に低いため、加速した状態ではコーナリングに一苦労する。
急なカーブでは大きく減速してしまうので、当然ながらNDKにも不向き。
なるべく直線的な軌道で攻撃・回避動作ができる位置取りを心がけよう。
- 総論
機動性を活かして回り込み、横合いから自動装填装置で削り取っていく戦車。
隠蔽率の低さと車体の大きさ(特に車高)から被弾しやすく、旋回性能も劣悪であるため、足が速いからといって軽戦車の真似事をするのはお勧めできない。
史実
T-25は設計図のみ現存するシュコダ社の戦車ですが、その設計思想はソ連のT-34に非常に影響を受けていました。
1941年、「III号、IV号の代わりになる新型中戦車プランを作れ」という指示を出していたドイツ戦車委員会に対し、シュコダ社はT-24を提出しますが要求に見合わないと棄却されてしまいます。
次に最高速度60kmの8気筒450馬力の大出力エンジンと、ベンチレーター駆動用50馬力補助エンジンを機関室に備え、主砲に高い連射性能を持つ7.5cm A18 KwKを搭載したモデルT-25を提出しましたがこれにも渋い顔をされてしまいます。
この後、乾坤一擲の案としてドラム型半自動装填装置付き7.5cm A18 KwKを搭載、銃管は圧縮空気での洗浄を行い、砲塔は油圧作動式する案を提出しました。
しかし、ドイツ軍は色々と理由を並べてT-25を拒否、後のドイツ主力戦車であるPz.Kpfw.V Pantherに近い傾斜装甲を持つデザインであったのですが、当時からドイツ軍は戦車に関しては保守的であり、古典的な形の集大成であるPz.Kpfw.VI Tigerを見れば大戦中期まで如何にドイツ軍が保守的であったかが伺えます。
軍部及び戦車委員会はT-25には目もくれず、計画案はモックアップに取り掛かる前に中止され、ペーパープランのまま廃案にされてしまい、シュコダはマルダーなどの自走砲・駆逐戦車などの製造に注力するようにと厳命が下されました。
ちなみに、欧米では「シュコダ・パンター」と呼ばれることもあります。
計画では、車体を流用して10.5cm leFH18榴弾砲を搭載する自走砲の開発もありましたが、途中で計画中止になりモックアップを仕上げる前にペーパープランのみとなったそうです。
ちなみに、圧搾空気洗浄装置は冬季はあまり動作が確実的でなかったそうです。