Tier 10 ソビエト連邦 軽戦車
スペック
HP | 1,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 90/40/40 |
最高速度(km/h) | 72 |
重量/最大積載量(t) | 15/18 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
修理費(シルバー) |
パッケージ
戦車パッケージ
戦車パッケージ
T-100 LT (279,800/6,100,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
LTTB | UTD-20 | 100 mm T-100 | T-100 LT (Article 64992) | T-100 LT (Article 64992) | 1,500 | R-123 | |||||||
720 | APCR AP HE | 230 248 50 | 300 300 360 | 43 | 175 8G 139 | 7.69 2 0.46 | 56 | 180/40/40 | 53 | 390 | 850 |
解説
史実
LTG開発から集中乗員砲塔による停車高戦車の開発を続けていたゴーリキー工場で1962年に開発した試作ロケット戦車オブイェークト775から発展したと言われるのが本車という事らしいのですが資料が少ない為、詳細には明確な所が無いそうです。
ベースになったオブイェークト775は極端に平べったい車体にこれまた平べったい砲塔を載せ、125mm低圧砲を搭載していました。
使用弾はルービン対戦車ミサイル(14発)とブル・ロケット榴弾(17発)で、7発入りの自動装填装置を砲塔底部に装備、車体前部には弾薬庫があり、砲塔を正面に向けると自動装填装置に自動給弾ができたそうです。
車高は1.1mしかなく、乗員は戦車長兼操縦手と砲手の2名で、どちらもというか砲塔旋回軸内の車体中央戦闘室内に位置する様になっていて、戦車長兼操縦手の席はスタビライズされており、砲塔がどこを向いても常に前方を向くようになっていました。
車体を平低にするため、サスペンションは油気圧式にしたものの、構造が複雑で配管漏れに悩まされて採用はされませんでした。
車体長6m、重量30t、最大装甲厚は砲塔90mm・車体120mm。エンジンは5TDFディーゼルエンジン(700馬力)で、最大速度65km/h、航続距離500km。
どうやら、このオブイェークト775を利用ないし、参考にしてT-100兵装を用いた15t規模の高速軽戦車の計画案がT-100LTであり、1964年頃に第100研究所とGSKB-47 (国立特殊設計局)によって共同開発されたのが本車だそうです。
本案には素晴らしい装甲が施されており、正面に被弾した場合であれば、距離を問わず90mm砲弾に耐え得るレベルでした。
再装填に所定位置にしないといけない不便な自動装填装置を排して2.3~2.4mと全高が増え、乗員も3名になったのは装填手を追加した為と居住性が多少改善されたものと思われます。
オブイェークト775から主砲などが変更されて、HEAT/HE/ATGM(砲から発射するルービン対戦車ミサイル)の100mm滑腔砲を備え、720馬力のUTD-20エンジンの搭載を目論んだ…、のですがやはり採用には至らなかったそうです。
コメント
- Tier10LTの中でも出力重量比に優れて高速で、助走をつければウィンドストームのB3の斜面から山に登れるほど。視認範囲こそやや劣るが押し潰したような超低車高で隠蔽も高いためスカウトとしては優秀。他のTier10LT同様に神出鬼没の奇襲が非常に厄介なため、終盤戦では鈍足なHTやTDは合流して孤立を避け、場合によっては壁やマップ端や水源に密着して相手のNDKを封じることを意識しておくべき。またMTやLTは可能な限り迎撃に努めなければならない。 -- 2018-08-26 (日) 09:15:10