Tier 3 日本 重戦車
スペック
車体
HP | 290 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/25/25 |
最高速度(km/h) | 25 |
重量/最大積載量(t) | 19.96/20.3 |
本体価格(シルバー) | 46,500 |
修理費(シルバー) |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | Type 95 (3,850/166,000) | |||
Type 91 (1,240/46,500) | ━ | Type 91 Prototype (660/10,000) | ┻ | Type 91 Prototype(47mm) (660/31,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Type 91 | BMW IV | 7 cm Gun Type 94 | Dai-chi Osaka Sensha | Type 91 Heavy | 290 | 300 | |||||||
224 | AP HEAT HE | 30 95 35 | 100 100 160 | 100 | 25 7G 45 | 15 2.60 0.48 | 30 | 35/30/30 | 30 | 330 | |||
Type 91 Prototype | BMW IV Kai | 7 cm Gun Type 94 | Type 91 Heavy | Type 91 Heavy | 290 | 350 | |||||||
250 | AP HEAT HE | 30 95 35 | 100 100 160 | 100 | 25 7G 45 | 15 2.60 0.48 | 32 | 35/30/30 | 30 | 330 | |||
Type 91 Prototype(47mm) | BMW IV Kai | 47 mm Gun Type 1 | Type 91 Heavy | Type 91 Heavy | 290 | 425 | |||||||
290 | AP AP HE | 81 122 25 | 70 70 90 | 150 | 20 4G 20 | 28.57 2.10 0.40 | 32 | 35/30/30 | 30 | 330 |
解説
- 概要
2016/10/06に追加された、日本Tier3重戦車。
重戦車イメージを(様々な意味で)真っ向から覆す性能を持つ。
- 火力
WoTの日本戦車らしく優秀な仰俯角を持つが、車体前部左に搭載された副銃塔が災いし干渉する範囲だとソ連戦車以上に俯角が減る*1。
敵にはできるだけ右側を向けたい所。- 7 cm Gun Type 94(九四式七糎戦車砲)
7cmとこのTierでは比較的大口径の砲だが、性能的には榴弾砲。
弾速に劣り弾道も山なりで精度も低く、遠距離では当てにくい。
IV号A型?の24口径7.5cm砲の劣化版のようなもので使えないこともないが、早目に47mm砲に移行したい。
APとの貫通力の差が5mmしかないので、HEでの運用を勧める。 - 47 mm Gun Type 1(一式四十七粍戦車砲)
九七式中戦車や一式中戦車の砲としてもおなじみの47mm砲。
非常に優れた貫通力を持ち、扱いやすい。
発射速度や標準時間、精度等の性能は九七式や一式よりも高く、高貫通力とDPMを兼ね揃えた優秀な最終砲。
貫通性能が優秀なので基本APで何とかなるが、MatildaやKV-1用に強化APを何発か持っておくといい。
- 7 cm Gun Type 94(九四式七糎戦車砲)
- 装甲
重戦車のイメージに反して、装甲は至って凡庸。
車体前面30mm、側背面25mmとtier3としては中の中。同格内には、本車より堅い軽戦車も少なくない。
砲塔も前面35mm程度しかなく、戦車砲を防ぐには心許ない。
特にこのあたりから出始める105mm榴弾砲は天敵で、直撃すれば一撃であの世行きとなる。
I号戦車C型の7.92mm半自動対戦車銃も脅威。
図体が大きく、被弾しやすいのも厳しい。
HPは290とチハより70高い部類だが、上記の通りそのくらいなら一撃必殺出来る砲があるため油断はできない。 - 機動性
こちらは見た目通り鈍重。旋回速度はそこそこなのでNDKにはなんとか対応出来る。 - 偵察
視認範囲や通信距離は決して悪くない。
ただ図体の大きさから敵に発見されやすいのは難点。 - 総論
重戦車らしい火力を持つが、装甲が微妙というなんともミスマッチな性能をしている。それでいて機動力は重戦車相応。
アップデートで紙装甲ではなくなったものの、相変わらず最前線の戦闘は控えるべきである。
史実
試製九一式重戦車は結果的に不採用になった試製第一号戦車を改修して支援用戦車としたもので、昭和5年4月に完成し、昭和6年に仮制式化されました、試製二号戦車とも呼ばれていました。
試製一号戦車はルノー甲/乙型やビッカースMk.Cなどの輸入戦車の性能に満足できなかった日本陸軍が、「例え安くても旧式で未来性のない輸入戦車よりも、万難を排して国産化をするべき」として、日本初の戦車国産化に取り組む事んだもので、試製の通り試作一号として作られました。
計画は大正14年(1925年)に開始、同時期に購入を検討していたイギリス・ヴィッカース社のMk.C戦車や当時流行の多砲塔戦車であるインディペンデント戦車を参考に試製1号戦車の開発をスタート、当初大正12年に装軌式牽引車を国産化した経験を活かして陸軍技術本部車両班が開発に取り掛かりました、年号が昭和になった昭和2年(1927年)に大阪陸軍工廠にて完成させています。
試験の結果は良好で、登坂などは輸入していたホイペットやルノー甲/乙型を上回る性能を陸軍首脳部に見せ付け度肝を抜かせました、その他、後続力約10時間という記録も残していました。 しかし、履帯の耐久性やコストなどの問題で実戦には耐え得ないとして、量産化は破棄されました。
九一式戦車に改修する要点は火力と出力の増強で、主砲を70mm砲と強化し、各部の無駄を省いて2t以上軽量化、車長・操縦手用にストロボスコープ(回転式のスリット)を搭載していました。
試製一号戦車からエンジン出力も強化されています。
全長6.3m、全幅2.4m、全高2.78m、自重18t。副武装は機銃3丁。装甲厚は最大20mm。
エンジンはBMW製航空用エンジンを改造した液冷ガソリンエンジンで、最大出力224馬力(資料により150馬力とも)、最大速度25km/hを発揮しました。乗員5名。
一両が試作されたのみで生産は見送られたものの、九五式重戦車開発の礎となりました。
コメント
- 差し戻した人にはすまないけど、アップデート前の性能を載せるのはCGCでもやっているので -- 2018-05-13 (日) 10:54:52