公式紹介では「AMX AC mle. 48」となっていますが、ゲーム画面では「AMX AC Mle. 1948」と表示されています。
Tier 8 フランス 駆逐戦車
スペック
HP | 1,000 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 150/40/40 |
最高速度(km/h) | 50 |
重量/最大積載量(t) | 49.62/56.9 |
本体価格(シルバー) | 2,570,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | AMX50Foch (178,250/3,670,000) | |||||||
AC Mle48 (70,000/2,570,000) | ━ | AMX AC 48 (100) (53,300/182,550) | ━ | AMX AC 48 (100) late (76,700/235,050) | ━ | AMX AC 48 (120) (105,400/446,500) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
AC Mle48 | Maybach HL 230 | 90 mm AC DCA 45 | AMX AC mle.48 | AMX AC mle.48 | 1,000 | 400 | |||||||
575 | * * * | * * * | * * * | 80 | * *G * | 9.52 * * | 26 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
AMX AC 48 (100) | Maybach HL 230 P 45F | 100 mm AC SA47 | AMX AC mle.48 | AMX AC mle.48 | - | - | |||||||
750 | * * * | 232 263 50 | 300 300 400 | * | * *G * | 7.50 2.29 0.34 | 26 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
AMX AC 48 (100) late | Maybach HL 295 | 100 mm AC SA47 | AMX AC mle.49 | AMX AC mle.48 | - | - | |||||||
850 | * * * | 232 263 50 | 300 300 400 | * | * *G * | 7.50 2.29 0.34 | 28 | --/--/-- | 26 | 370 | |||
AMX AC 48 (120) | Maybach HL 295 | 120 mm AC SA46 | AMX AC mle.49 | AMX AC mle.48 | - | - | |||||||
850 | * * * | 257 325 65 | 400 400 515 | * | * *G * | 5.77 2.90 0.33 | 28 | --/--/-- | 26 | 370 |
解説
史実
AMX M4 mle. 45の開発が1945年に始まると、それとほぼ同時期に同じ車体を利用した120mm砲を搭載する、近代的な傾斜装甲を採用した軽装甲の34t級駆逐戦車の設計がAMX(イシー・レ・ムリノー設計工廠)内で開始されていました。
1946年から作成され始めた設計案は、「前面装甲および側面装甲を上方へ延長して車体前面に形成された戦闘室」「傾斜した前面装甲」「比較的垂直に近い角度で車体後部との段差を形成する戦闘室後部」と、かなりヤークトパンターに影響された形状であったそうです。
もっとも、本車独自の要素として戦闘室上面に7mm機銃用の機銃塔と観測用の測距儀が並列に配置されており、これによって外見は特徴的なものになっています。
足回りは最初の設計案から一貫して千鳥足式転輪およびトーションバー・サスペンションの組み合わせとなっており、代的なトーションバーサスペンションの研究の意味合いも含まれていて、AMX M4 mle. 45のサスペンションがこの時点で既にトーションバー式で一本化されていることが見て取れます。
この車両の研究は1947年まで続いたのですが、1947年の終わりごろに車体レイアウトが大きく変更され、IV号駆逐戦車のような段差のない平坦な車体形状へと改められていました。
また、それと前後してベースとなる車両がAMX M4 mle. 45からAMX50へと変更されています。
本設計案の最大の特徴は、車体後部エンジンルーム後上方に連装式の回転銃塔が設置されていることで、前の設計案から引き続き設置されている車体前面の単装銃塔と合わせて、計3門も15~20mm機銃を装備するという重武装ぶりであり、設計案が幾度か改定される中でも(もう一つの特徴である車体上面の測距儀でさえ一度は搭載されない案が出たにもかかわらず)一貫してこの重武装は維持され続けました。
本設計案は1948年から1950年ごろにかけて研究が続けられ、この研究結果を基にAMX50フォッシュ自走砲が製造されました。