Tier 1 ドイツ 軽戦車
スペック
耐久値 | 110 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 14/12/12 |
最高速度(km/h) | 36 |
重量/最大積載量(t) | 7,5/9,2 |
本体価格(シルバー) | 0 |
修理費(シルバー) | 0 |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Leichttraktor II | ┳ | ━ | G.Pz. Mk. VI (140/3,500) | |||
┃ | ┃ | ┏ | PzJg I (130/3,200) | ||||
LTraktor (0) | ┳ | VK 31 (K) | ╋ | Lechttraktor III | ┛ | ┣ | Pz. 35 (t) (120/3,600) |
┃ | ┗ | ━ | ━ | ┻ | Pz. II (100/3,000) | ||
┗ | VK 31 (2cm) | ━ | ━ | ━ | ━ | Pz. I (120/3,600) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Leichttraktor | Krupp M301 | 3.7 cm KwK 36 L/46.5 | Leichttraktorketten | Turm Schwedisch Bofors | 110 | 90 | |||||||
90 | AP APCR HE | 40 74 18 | 36 36 42 | 150 | 0 2G 6 | 26.09 1.70 0.46 | 48 | 14/12/12 | 46 | 260 | |||
VK 31 (K) | Krupp M311 | 2 cm KwK 38 L/55 | Leichttraktorketten | L.K.A.2 | 130 | 90 | |||||||
95 | AP APCR | 23 46 | 11 11 | 420 | 3 1G | 120 1.70 0.56 | 48 | 14/13/13 | 43 | 310 | |||
VK 31 (2cm) | Krupp M301 | 2 cm Breda | Leichttraktorketten | Turm Schwedisch Bofors | 110 | 90 | |||||||
90 | AP APCR | 30 47 | 11 11 | 420 | 3 1G | 87.80 1.79 0.52 | 48 | 14/12/12 | 46 | 260 | |||
Leichttraktor II | Maybach HL 38 TR | 3.7 cm KwK 36 L/46.5 | Leichttraktorketten Ausf. B | L.K.A. 2 | 130 | 265 | |||||||
100 | AP APCR HE | 40 74 18 | 36 36 42 | 150 | 0 2G 6 | 26.09 1.70 0.46 | 50 | 14/13/13 | 43 | 310 | |||
Leichttraktor III | Maybach HL 38 TR | 2 cm KwK 38 L/55 | Leichttraktorketten Ausf. B | L.K.A. 2 | 130 | 265 | |||||||
100 | AP APCR | 23 46 | 11 11 | 420 | 3 1G | 120 1.70 0.56 | 50 | 14/13/13 | 43 | 310 |
外観
Leichttraktor - 3.7 cm KwK 36 L/46.5
VK 31 (K) - 2 cm KwK 38 L/55
VK 31 (2cm) - 2 cm Breda
Leichttraktor II - 3.7 cm KwK 36 L/46.5
Leichttraktor III - 2 cm KwK 38 L/55
解説
ドイツ戦車ツリーの起点となる戦車。
Leichttraktorの読みは、ライヒトラクトーア。
Tier1の戦車は、撃破されても修理代がかからないのがポイント。
装甲はあまりにも薄く、特に機関砲を搭載した戦車の近距離からの全弾命中で呆気なく破壊されてしまう。それを補うのがTier1で一番の視認範囲を持つ本車の強みを活かす事である。
ライバル達の最高視認範囲が280mの中、310mと30m範囲が高い。ドイツ戦車の特徴である砲精度と貫通力の高さを視認範囲と組み合わせれば手数で勝負でき、茂みに潜んでその高い視認範囲で味方に視認範囲の提供を行い敵を駆逐したりと意外に器用ではある。
特にTier1は戦車の基本である操縦、射撃を求める者も多いが、軽戦車の強みである隠蔽率の高さを利用した偵察や狙撃を学ぶのにも適しており、手放す気が無いのなら余分なクレジットで拡張パーツである迷彩ネット、双眼鏡を装備しての茂みからの偵察、狙撃をする技術を学ぶのもいいだろう。
また視認範囲や上位Tierへの攻撃を考え、バランスの取れたLeichttraktor IIパッケージを選択するのも一つの手である。
史実
第一次世界大戦で敗れたドイツはヴェルサイユ条約を強制的に結ばされ軍備に様々な制限を受けたものの「Traktor(トラクトーア):英読み(トラクター)」の名前のもとで秘匿された秘密の計画があり、これは装甲軍用車両と火砲の開発を行うものだった。
1925年にドイツ軍よりダイムラー・ベンツ社、ラインメタル社、クルップ社の三社が軍の要求にかなった試作戦車を開発・提示した。しかし、結果は全て不採用となってしまう。
1928年に本車両名であるLeichttraktor(独語で軽トラクター)と意味する試作戦車をラインメタル社、クルップ社の二社に発注され、正式採用を受けたのはラインメタル社の試作車であった。(文献によってはリヒターシュレッパーとも書かれている)
本年より本格的な試作車の開発が始められるが、1930年、ハインツ・グデーリアン上級大将(当時は中佐)が提案した対戦車用戦闘車と支援戦闘車の二種類の開発までの繋ぎとして訓練用・生産技術習得を兼ねるべく、軽戦車の開発が引き続き行われる事となった。
1931年にLeichttraktorはVK 31の名称を与えられ289両の量産が命じられたが、砲塔視界がかなり狭く、無線機を搭載する余裕すらないという近代戦車としては重大な欠点が露呈し、全車不採用となる。