Tier 2 イギリス 自走砲
スペック
車体
HP | 80 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 7/7/7 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 4.46/4.5 |
本体価格(シルバー) | 3,900 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Sexton II (1,350/49,000) | |||
Loyd GC (150/3,900) | ━ | Loyd GC Mk IIA (120/650) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Loyd GC | Ford V8-220 | Q.F. 13-Pr. Mk. III | Loyd Carrier Mk. I | Loyd Gun Carriage | 80 | 250 | |||||||
65 | HE | 42 | 165 | * | * | 8.57 5 0.80 | 22 | --/--/-- | 10 | 320 | |||
Loyd GC Mk IIA | Ford V8-221 | Q.F. 13-Pr. Mk. III | Loyd Carrier Mk. II | Loyd Gun Carriage | 80 | - | |||||||
85 | HE | 42 | 165 | * | * | 8.57 5 0.80 | 24 | --/--/-- | 10 | 320 |
解説
上どころか前後もオープンな思い切った車体で、殆どが最低限という英国面最初の自走砲である。
主砲はHE一択、最初から最終砲という最低限振り、俯角がまったく取れないどころか気持ち仰角気味で止まっているため、起伏の激しい地形では大変不利である、 直接射撃でも、多少の凹凸が足を引っ張ることもあるので、慎重に平坦な場所を選ぶべし、仰角と射界は広いので物陰からの砲撃を生かせると光るものがチラ見する。
幸い逃げ足だけは他の旧式戦車ベースの他国自走砲より優れているので、危険を感じたら即逃げることをお勧めする。
とはいえ、他の紅茶戦士であるバレンタインを経由するか、フリーで即刻飛ばすほうが賢明といえば賢明である。
史実
イギリス軍は履帯の付いた軽便なトラックというべき、軽装軌道車両をキャリアと呼んで、運搬・輸送などに最も広く、長く使用しました。
資材や弾薬はもちろん、野砲(歩兵砲など)の牽引から戦車回収車、重機関銃を装備した豆戦車というような物まで、第二次大戦期を通じてワークホースとして使い倒してきました。
ロイドキャリアもそのうちの1つで、ジョン・カーデンとヴィヴィアン・ロイドのコンビが生み出した、カーデン・ロイド豆戦車から、武装を分離しながら発展したもので、フォード製V8エンジンとイギリスの伝統というべきホルストマン式サスペンションを備えて、時速48km/hで走行できるものでした。
後に、他にも類似した他社製キャリアが多種多様に存在したために、これらを1種に統一したユニバーサルキャリアと共に、イギリス軍のあるところに必ず、ロイドキャリアの姿があると言われるほどでした。
それもそのはずで、26,000両という生産数が生産されたことからも、いかに頼りにされていたのかが量れるでしょう。
ロイド・ガンキャリアは、牽引する76.2mm砲を殆どそのままの形で搭載する、自走砲化計画で1940年から41年にかけて開発されましたが、計画のみで終わりました。
同じようなコンセプトで、オーストラリア軍がユニバーサルキャリアに2ポンド砲を搭載した、2ポンド対戦車砲キャリアを完成・少数を運用しています。
ガンキャリアの類はオープントップ故に、シンガポール戦やマレー半島の戦いにおいて、手榴弾や重機関銃で日本軍に襲われたほか、馬に乗った古参将校が刀を持って乗り込んできて、キャリアに乗っていた指揮官を切り倒した、という逸話もあります。
また、鹵獲されたものは、架橋作業や運搬に重宝されたほか、ブレンガンキャリアとして使用されたそうです。