Tier 2 イギリス 軽戦車
スペック
HP | 140 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 38/25/25 |
最高速度(km/h) | 58 |
重量/最大積載量(t) | 11.58/11.7 |
本体価格(シルバー) | 3,800 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Stuart I-IV (--/43,500) | |||||
M2 (--/3,800) | ━ | M2A1 (--/1,270) | ┳ | M2A4 (--/8,970) | ┛ | |
┗ | M2A1E3 (--/6,870) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
M2 | Guiberson T-1020-4 | Browning MG caliber .50 HB, M2 | M2A1 | M2A1 | 140 | 350 | |||||||
245 | AP | 27 | 8 | 1800 | 1 | 109.77 1.70 0.57 | 48 | 16/16/16 | 41 | 260 | |||
M2A1 | Guiberson T-1020-4 | Browning MG caliber .50 HB, M2 | M2A4 | M2A4 | 165 | ||||||||
245 | AP | 27 | 8 | 1800 | 1 | 112.34 1.70 0.57 | 51 | 38/25/25 | 42 | 320 | |||
M2A4 | Continental W-670-9A | 37 mm Gun M5 | M2A4 | M2A4 | |||||||||
262 | AP APCR HE | 48 70 19 | 40 40 50 | 103 | 18 2G 10 | 23.08 2.10 0.47 | 51 | 38/25/25 | 42 | 320 | |||
M2A1E3 | Continental W-670-9A | Browning MG caliber .50 HB, M2 | M2A4 | M2A4 | |||||||||
262 | AP | 27 | 8 | 1800 | 1 | 112.34 1.70 0.57 | 51 | 38/25/25 | 42 | 320 |
解説
Tier2イギリス軽戦車。
アメリカからレンドリースされたM2 LTのイギリス仕様。
この後Stuart,M3,Sherman,Fireflyと続くレンドリースシリーズの第一弾である。
- 主砲
- Browning MG caliber .50 HB, M2
初期装備。
俗にいうM2重機関銃。砲どころか「銃」の範疇である。大事なことなので二回言いました
ただ、肝心の貫通力そのものはTier2の機関砲系としては悪くなく、発射弾数が多い分ダメージも大きくなるため、相手を選べばかなり戦える。 - 37mm Gun M5
最終砲。
瞬間ダメージこそM2に劣るが貫通力に優れ、このTier帯なら大抵の相手にダメージを与えることができる。
- Browning MG caliber .50 HB, M2
- 装甲
全周25mmと、Tier2としてはそこそこ厚い。
車高が少々高いため、被弾しやすい点には注意。
- 機動性
足はそこそこ速いが少々曲がりにくい。
- 総評
レンドリースシリーズの中では、英国独自改修が珍しくあまり目立たず、ほぼM2そのままといえる戦車。
使い勝手は悪くないので、そのまま次のスチュアートまで問題なくいけるだろう。
史実
M2軽戦車は、1935年に正式化されたアメリカ陸軍初の軽戦車シリーズで、1930年から開発が進められた騎兵戦車コンバットカーシリーズの1つ、T5コンバットカーがベースとなっています。
M2A1~A4までサブタイプがあり、1936年に10~19両(改修アップデート含む)だけ生産されたA1は最大16mmの装甲厚に、武装は銃塔の12.7mm機銃M2と7.62mm機銃M1919A4、車体右前部ボールマウントの7.62mm機銃M1919A4を装備したものです。
戦闘重量7.067t、エンジンはコンチネンタル社製W670空冷星型7気筒ガソリンエンジン(250馬力)、トランスミッションはスライディング・ギア式(前進5段・後進1段)で、最大速度74.8km/h、燃料搭載量204リットル、航続距離209km。
レンドリース法によりイギリスに供与された初の戦車でもあり、太平洋戦争で一部が実戦参加しました。
A2はA1を小砲塔2つに分けて、砲塔別にそれぞれ機銃を搭載、A3はさらに装甲を最大22mmまで強化した上に、転輪のボギー幅を拡張して接地長を長くした車体に変更されました。 それぞれ237両と73両が生産されました。
A4はシリーズ最終型で、それまでのM2軽戦車シリーズやM1コンバットカーの運用実績から、単一砲塔が優れているということで、M2A3の車体に、M3軽戦車初期型と殆ど同じ37mm砲M3(103発。俯仰角マイナス10度からプラス20度)搭載砲塔を装備したもの。駐退機がM20砲架から飛び出しており、この部分が弱点となったそうです。
車体左右のスポンソン前部にも7.62mmM1919A4機銃を装備しており、車長用キューポラ後部に7.62mm対空機銃を装備できました。
ただし、不整地踏破性が悪いという欠点を持っていました。
全長14フィート6インチ(4.42m)、全幅8フィート1.25インチ(2.47m)、全高8フィート2インチ(2.49m)、戦闘重量23,000ポンド(10.43トン)。エンジンはW-670ガソリンエンジン(250馬力)、最大速度路上25-30マイル(40.2~48.3km/h)/路外18マイル(29km/h)、路上航続距離130マイル(209.2km/h)。装甲厚は車体前面上部25mm、中部16mm、下部25mm、側後面25mm、上面6mm、底面前部13mm、後部6mm、砲塔全周25mm、防楯25mm、砲塔上部6mm。乗員4名。
1939年からロックアイランド工廠で開発し、第2次大戦勃発を受けて量産は民間のアメリカン・カー&ファウンドリーに依頼、1940年4月から1941年3月までに365両(375両?)が生産され、少数の後期型はギバーソンT1020ディーゼルエンジンを搭載していました。
1941年に少数がイギリスに送られ、訓練に使用されました。
太平洋戦線では、米海兵隊戦車大隊の一部で使用され、ガダルカナル攻防戦に投入されました。
A4は1940年5月から1942年4月まで、合計375両が生産されました。