Tier 9 アメリカ 自走砲
スペック
車体
HP | 450 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/13/13 |
最高速度(km/h) | 56 |
重量/最大積載量(t) | 44.6/44.7 |
本体価格(シルバー) | 3,550,000 |
修理費(シルバー) |
ツリー
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | T92 HMC (271,000/6,100,000) | |||||
M53/M55 (200,000/3,550,000) | ━ | M53A1 (55,000/164,000) | ━ | M55 (119,000/404,000) | ┛ |
パッケージ
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 弾代 | 総弾数 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
M53/M55 | Ford GAC | 155 mm Gun M46 | T97/T108 | M53/M55 | 450 | 500 | |||||||
770 | HE HE | 88 90 | 1,250 1,250 | 40 | 1,120 13G | 2.73 6 0.68 | 22 | --/--/-- | 10 | 350 | |||
M53A1 | Continental AV-1790-7B | 155 mm Gun M46 | M53/M55 | M53/M55 | 450 | 750 | |||||||
810 | HE HE | 88 90 | 1,250 1,250 | 40 | 1,250 13G | 2.73 6 0.68 | 24 | --/--/-- | 10 | 350 | |||
M55 | Continental AV-1790-7B | 8-inch Howitzer M47 | M53/M55 | M53/M55 | 450 | 750 | |||||||
810 | HE AP HE | 102 241 102 | 1,850 1,450 1,850 | 20 | 1,870 1,765 20G | 1.88 7 0.83 | 24 | --/--/-- | 10 | 350 |
解説
史実
M53自走155mmカノン砲は、M26中戦車の車体前部にエンジンとトランスミッション、後部に砲塔プラットフォームを置き、操向装置はM46/47のものを流用。起動輪は前部に配置され、後部の誘導輪は接地式として射撃時の安定を増しています。
車体前面にガントラベルロックが装備され、その下にトランスミッション用点検孔が3つあり、側面前・後部にはエアエグゾーストダクトが配置されました。
車体装甲厚は前面25mm、側面・後面・上面・下面13mmで、車体側面前半部のみを覆うスカートを持ち、車体後面にスペードアーマーを装着しています
砲塔は左右30度の限定旋回式で、砲塔装甲厚は全周13mm、砲塔左前部に4個のペリスコープ付き操縦手用ハッチ、右に車長用キューポラを持ち、砲塔両側面に乗降用ドア、後面に上下2枚に分かれた大型ドアがある密閉式ですがNBC(核・生体化学兵器)防護能力は無く、操縦手含め乗員6名全員が収容されます。
主砲は隔螺式閉鎖機を持つ155mm榴弾砲M46で、マズルブレーキは無く、M86砲架に取り付けられ、仰角65度、俯角5度、最大チャージでHEの初速853m、最大射程23.46mで、砲弾の装填は人力及び動力ラマーで行われます。
照準装置はM100パノラミックテレスコープ、方位角指示器、砲手用象限儀などで、直接照準用にM99テレスコープを砲身右上に装着することもできます。
砲塔最後部に弾薬ラックが置かれ、20発の砲弾を収納しますが、弾数が少ないので砲塔後部ドアを上下に開いて随伴の弾薬輸送車から給弾しつつ射撃を行います。
車長用キューポラに12.7mm機銃を装備し、個人携行用としてM3A1サブマシンガン1挺、M2カービン5挺を装備しています。
エンジンはAV-1790-7Bガソリンエンジンで、CD-850-4トランスミッションと組み合わされましたが、後にCD-850-4Bに変更され、操向装置がレバー式からハンドル式に変更されました。
1952年8月から1955年4月まで生産されましたが、陸軍では制式化後の不具合を改修した際に、主砲をマズルブレーキ無しの203mm榴弾砲M47に換え、搭載弾数が10発に減っている他はほぼ同じ構造のM55にされました。 海兵隊ではそのままM53が使用され、1969年からM107に更新されています。
1951年4月にM55の試作が発注され、1952年8月から引き渡されました、砲弾重量が91kgに増えたため、砲塔内にはホイストが設置されました。
生産途中でトランスミッションと操向装置が変更されたのもM53と同じです。
エンジンは12気筒空冷ガソリンエンジン(810馬力)で、2両が燃料直噴式エンジン搭載車に改造されました。
西ドイツにも引き渡され、1958~66年に使用されていました。
コメント
- アメリカ自走砲の中で、M44と同じく、最も射界が広い車輌。自走砲では珍しく密閉式戦闘室なため、拡張パーツに換気扇を搭載できるが大きなポイント。パーシングベースの車体のため、機動性も高い。初期砲の155 mm Gun M46では、ティア9や10の車輌相手には、致命傷を与えることが難しいが、8-inch Howitzer M47になれば、それなりのダメージを与える事が可能になる。 -- 2014-12-02 (火) 00:54:58